
中古車価格が上がっています。トヨタランドクルーザー、メルセデスベンツGクラスなど一部人気モデルでは、なんと中古車価格が新車価格を上回っているとか。まあこれは極端な例ですが、国産・輸入車を問わず、全体的に中古車の相場が上がっています。原因としては世界的な
半導体不足や、コロナ禍の長期化に伴う自動車メーカー生産ラインの
稼働率悪化などが挙げられています。
で、これは売る立場からすると
大変美味しいワケです。実は諸事情により、妻のCLAを
売却する事になりました。このクルマは2019年式で、昨年の夏に買ったばかり。走行距離も5000kmちょっと。人気のヘッドアップディスプレイ、レザーシート、サンルーフを装備。そして認定中古車ということもあってまだ保証期間が9か月も残っています。まあこうした
好条件が揃ったのもありますが、購入時の価格が
460万円、先日出た査定金額がなんと
455万円でした。半年間乗って、値下がりはわずかに5万円。
最新モデルのメルセデスベンツに5万円で半年間乗れたことになります。まあ実際には任意保険料などもあるため、もう少しかかってますが、それでも燃料代を除く実質持ち出し金額は10万円くらい、
驚異の残価率です。
少し前の中古車相場ではちょっと考えられない状況です。しかも、カラーが人気の黒や白ならいざ知らず、不人気の代名詞
(失礼!)、
黄色ですからねw。人気色だったら下手すれば
半年乗って儲かった可能性すらあります。まあ新車で買っていたらもちろんこういうことにはなりませんが、メルセデスベンツのような高年式車両のリセールが良いクルマは認定中古車で買って、保証期間内に手放すというのが金銭的な面に於いてはもっとも得かもしれません。これまでの人生で40台ほどクルマを売買してきましたが、未だかつてここまでリセールが良いというのは経験したことがなく、正直ちょっと驚いています。
しばらくは妻が家族車のレンジに乗る事になりますので、当面増車はありませんが、こうなると次期家族車も「認定中古のメルセデス」になる可能性が極めて濃厚ですね。というか、それ以外はあまり考えられません。まあ例外的に新車を検討するとすれば、新車より中古車の方が高いGクラス(あ、そう言えば注文中だったw)くらいですが・・レンジで満足しちゃってますからねw。何はともあれ、ポルシェでさえ、新車で買ってしばらく乗ると
ガツンと価値が落ちるので、日本の市場ではやはり
メルセデスベンツ=最強なのかもしれません(同じ御三家でも、Audi、BMWはかなりリセールの面では劣りますね)。
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四方山話 | クルマ
Posted at
2022/01/31 14:30:57