
先日SL43を試乗させていただいたディーラーの担当氏からこっそり連絡があり、本日を以てついに
G63の受注が停止になった、ということです。G400dはすでに数年前から限定モデルを除き、新規オーダーが出来ない状況が続いていましたが、ついにG63も新規発注が出来なくなりました。何でも、現在
800人がウェイティングリストに載っており、最後尾の方だと
6年待ちとか(汗)。
そもそも6年後にG63が作られているかどうか怪しいですよね。減産が決まっている上に、すでにEQG(EV版Gクラス)が2024年モデルから投入されることは決まっており、日本国内にも入って来るようですので、徐々にエンジンモデル(ディーゼルも、ガソリンも)は
フェードアウトする方向なのかもしれません(日本に於けるGクラスの割り当ては減るようです)。AMGモデルについては、レギュラーモデルと違って需要がある限りエンジン車を作る、と本国メルセデスベンツは表向きにはアナウンスしているようですが、比率で言えば
EVをどんどん増やして行きたいというのが
本音でしょう。2025年施行のEuro7排ガス規制もすでに決まっていますし、いつまでも今のような比率でガソリン車(ディーゼル車)を作り続けるワケにはいかない台所事情があります。
私は昨年G63を正式サインした時点で、
次のGの仮発注をしていますが、こうなると納期がいつになるか見当もつきません。4年後か、5年後か。いずれにしても唯一不満の種となっている旧態依然としたインフォテインメントシステムが今年の後半には刷新されるようなので、それ以降の割り当てになることは間違いありません。となると、最後のICE
(この文言に私はとても弱いw)版G63となる可能性も十分あります。とまあ新車の注文は出来なくなったG63ですが、中古車市場に目をやるとカーセンサー調べで現行G63が
221台も売りに出ています。一見在庫がダブついているようにも見えますが、受注停止の事実が広まるとあっという間に売れてしまう可能性もあります(要は、もうウェイティングに乗れないことが分かった方が
殺到する可能性があるワケですね)。
すでに高年式のG63はプレ値となっていますが、これから益々プレ値になる可能性もあり、欲しいと思っている方は
ちょっと急いだ方が良いかもしれません。個人的には現行G63を十分堪能したら、次はEV版にもちょっと乗ってみたい気もしますが、如何せん296が電源付きガレージを占拠する予定ですので、今の所縁は薄そうです。いずれにしましても、G63はファミリーカーではありますが、
唯一無二の存在感があり、今まで所有してきたクルマの中でも1、2を争う所有欲を満たしてくれる素晴らしいクルマなので、現行モデルを出来るだけ長く乗りたいと考えています。ただ、もし後期型に乗り換えるのであればマットブラックは選ばないかも^^;。見た目は抜群にカッコイイのですが、何せ塗装の維持管理が大変なんですよね(嘆)。
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G63AMG | クルマ
Posted at
2023/02/14 14:28:29