
予想通りカレラT&カレラTカブリオレが日本時間の昨日深夜11時頃に発表になりました!今回のカレラTは基本的に前期型のキープコンセプトですが、なんと
MT専用モデルとなりました。前期型はPDKの用意があったので、皮肉な事にカレラTに限っては991.2を含め
PDKの方が激レアモデルということになります。転売ヤーさん、残念でしたね!(冷)
・・そんな皮肉はさておき、件のマニュアルトランスミッション。ニュースが出た時は6速?!マジで?!買い換えるか?!!と私も色めき立ちました。しかし、その後情報を収集してみると、どうやら
既存のPDKベースMTの7速を取っ払っただけの6速ということが分かりました。これには正直ちょっと萎えました。個人的には7速は有っても無くても良いのですが、わざわざ取っ払う必要があったのか、という疑問が残ります。GPFなどの追加に伴う
車重増を相殺する目的でこのような措置がなされたのだと思いますが、それでも車重は前期型より約30kg重くなっています(前期1450kg、後期1478kg)。Lambda1適合エンジンになったことで、恐らくクルージングギアを設けなくても排ガス規制をクリア出来るようになったことも大きいのでしょうが、見方によればこの6速化は
デチューンと見ることが出来ます。せっかく6速化するならせめて
ギア比を変えることは出来なかったのか?
明るい材料としては、この新しい6MTを
わざわざ新型カレラTだけのために作るというのはコスト的に見合わないので、やはり先日ブログアップした通り、これから登場するカレラS或はターボRRにもこのトランスミッションが採用されるものと想像します。
内外装も刷新されています。私は少々子供っぽいと感じますが、6MTのシフトパターンをあしらったデカールがリアクォーターガラスに付いたり、ドアからの投射されるロゴも6MTのシフトパターンになっています。シフトレバーの手前には「MT」のプレート、助手席のダッシュにも専用ロゴが付きます。内装はカレラT専用のタータンチェックのパーシャルレザーが標準、ドアの内張りにも同様のクロス張りとなります。ブラックとゲンチアンブルーを基調としたカラーリングになっており、前期型とはガラッと印象が異なります。あとはクラシック調の木製シフトノブに変更になってますが、個人的にはモダンな992の内装にはミスマッチな気がします…。外装色、外装装備は概ねベースカレラに準じたモノになりますが、ホイールの選択肢は更に少なく、3つしかありません。個人的に992.2はホイールの選択肢が少ない上に、正直デザインがイマイチだと思っているので、ここも
マイナスポイントです。992.1カレラTのデカール、ミラーカバーはアゲートグレーというカラーでしたが、後期型はバナジウムグレーメタリックに変更となっています。ホイールも専用色というワケでは無さそうなので、
デザインの統一感は前期型の方が上という印象を受けます。
走行系装備に目を向けると、スポーツクロノ、スポーツPASMに加え、
リアアクスルステアリングも標準装備化されています。これはレスオプションには出来ないようで、強制的についてきてしまいます。個人的にはもし後期型に乗り換えるならRASは要らないと思っていたので、残念です。この辺の選択の自由は残しておいて欲しかった気がします。一方、前期型に搭載されていたPTV、機械式LSDについてはプレスリリース記事を見る限り記載がありません。もしかしたら無くなっているのかもしれませんが、続報を待つしかありません。日本国内販売価格は1865万円となっており、前期型の1757万円から
約6%のプライスアップ。昨今の値上がり幅を見ていると良心的と言えます。さて、それではこの内容で992.1から乗り換えたいか、というと・・
うーん。カブリオレはMTが選択出来る唯一無二のオープンモデルということでそれなりに価値はあると思いますが、車重が公表されていないことから、ベースモデル同様クーペ比
80kg前後の重量増と予想されます。…やっぱりカブリオレやタルガは、内装をゴージャスにして旦那仕様(PDK)で乗るのがキャラクターにマッチしていると思います。
フォトアルバム 新型カレラT(992.2)
フォトアルバム 新型カレラTカブリオレ(992.2)
追記 992.2カレラTのカーコンフィギュレーターが稼働したので、さっそく開いてみたらあまりのオプションの選択肢の少なさに愕然_(:3」z)_。欲しいオプションは選べず、要らないオプションは抱き合わせで付いてくる。クーペとカブリオレの差額もキッツイ😣
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992カレラT | クルマ
Posted at
2024/10/30 08:26:14