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black frogのブログ一覧

2025年07月30日 イイね!

今更ながらボクスターについて考える

今更ながらボクスターについて考える私はボクスターが初代の頃から大好きですが、残念ながら所有したことがありません。たまたま乗るタイミングが無かったワケですが、そうこうしているウチにガソリン版ボクスターは終売となってしまいました。。多少のプレ値でも買うなら今しかない!!という悪魔のささやきが聞こえて来てここ数日カーセンサーを物色していますw。

実は現行の718ボクスターになってからはあまり詳しく無いので、良かったらボクスターに詳しい方にぜひ補足・訂正していただきたいのですが・・知っている限りのことを記しておきます。現行ボクスターは981と呼ばれる先代モデルから2016年にモデルチェンジ、当初は水平対向4気筒ターボエンジンを搭載するモデルだけ(素とS)でした。その後、6気筒の復活を望む声に答える形で2020年に水平対向6気筒4.0NAエンジンを搭載するスパイダーが登場、その翌年に同じエンジンをデチューンしたGTSが登場し、現在に至ります。トランスミッションはPDK、MTいいずれも選択可。PCMについては、携帯のワイアレス接続が可能となった第6世代はMY2022からで、それ以前は有線接続のPCM4.0。スパイダーの幌は、先代モデルよりも着脱が簡略化され、手動である点は変わらないもののそこまで難儀ではなくなった、と聞いています。価格は現在の相場で718スパイダーが1600~1700万円前後、GTSが1500万円前後、4気筒モデルが1000万円前後となっており、いずれもプレ値。タマ数が相対的に同世代の911よりも少ないのが特徴だと思います。

さて、そんな718ボクスターの中で、もし私が買うとしたらやはり6気筒4.0NAを積むスパイダーかGTSになると思います。軽いのが魅力の4気筒ボクスターTなんかもクルマのコンセプトを考えると捨てがたいところですが、YouTubeを観る限りかなり乗り味がマイルドなようで、音もちょっと??な感じですし、わざわざプレ値を出してまで買おうとまでは思いません。まあこの辺は価値観ですので、何が正解or不正解ではありませんね。スニーカー感覚で乗るならむしろ4気筒の方がメリットが大でしょうし。で、手動幌か電動幌か、エンジンのチューニングの違いがどうか、でスパイダーかGTSかというところですが、ここは難しいですね。実際に試乗し比べてみるのが一番ですが、気楽に中古車に試乗させてもらえるご時世でもないので、なかなかチャンスが無さそう。せめて現車を見て、幌の開閉方法くらいは比較確認した方が良い気がします。PCMについては最新のモノが良いに決まってますが、そもそも2022年以降は極端にタマ数が少ないので他の装備との兼ね合いもあり選択肢が少ないんですよね。これも本当は実際触って比べてみたい所です。

・・とまあ妄想は尽きないワケですが、現実問題として992カレラTもGR86も現時点では手放す気が無いので、そうなるとまた増車??ガレージに保管するスペースが無いから幌車にも関わらず青空駐車にするのか?など現実的に買うとなるとそれなりにハードルが高いですね~。いっそのことカレラTから乗り換える事も一瞬考えましたが、アレはアレで良いですからね~(今は下取り激安ですしorz)。やっぱり911とボクスターという組み合わせが良いのですよ!RRとMR!!あとは、実際にアクションを起こすにしても・・ロードスター12Rの抽選が終わってから、ですかね^^;。ここまでボクスター推しておきながらアレですが、当選したらさすがに12R優先なので(ボクスターは今でなくとも、向こう数年間はまだ買えるハズ)。とまあこんな感じでいつも購入意欲が芽生えては諸事情により消えていくボクスター。冒頭でも述べた通り、ずっと好きなクルマなんですけどね。911はこれまでに6台も買っているというのに、なかなかご縁がありませぬ。でもいつかは所有してみたいです。ボクスターについて現役オーナーさん、過去オーナーさんからアドバイスいただけると嬉しいです♪^^
Posted at 2025/07/30 14:17:39 | コメント(10) | ポルシェ全般 | クルマ
2025年07月18日 イイね!

泡沫の996GT3

泡沫の996GT3昨日思うところあって、某中古ポルシェ専門店に996.1GT3を見に行って来ました。私はかつて996.2GT3CS、996GT3RSを所有していましたが、何となくずっと初期型の996GT3に対する憧れのようなモノがありました。伝説のGT1と同じフロントマスクもそうですし、トラクションコントロールさえ持たないヴィヴィッドで独特なRRのフィーリングはこの世代のGT3にしか無い唯一無二のモノだからです。

で、この度たまたま年式の割に低走行距離で、カラーも好みのGTシルバーメタリック、バケットシート付のストリート仕様というドンピシャの仕様がカーセンサーに出たのでさっそく見に行きました。新車並行ということでしたが、履歴を見るとかなりきっちり整備されており、サーキットは未走行。そのため、かなり状態は良かったです。まず注目すべきはそのコンパクトさ!空冷並みとは言いませんが、肥大化した992に目が慣れていると、非常にコンパクトに映りました。車内に乗り込んでも、「コクピット」と評するのがピッタリなタイトな空間です。ダッシュボードの位置も低く、視認性は抜群に良いです。バケットシートはゆとりがあるので、乗降性は極めて安楽、収まってみると予想よりもちょっとだけ目線が高いのは996世代の特徴ですね。この時代のポルシェにも、空冷とはまた違った独特の「匂い」があって、私は996系を3台所有していたので、非常に懐かしかったです。いや~、良いなあ、買っちゃうか?!と思いながらクラッチを踏んだ瞬間・・重っっ!!!えーっと、996GT3のクラッチってこんなに重かったっけ??一気に購買意欲が萎えてしまいましたw。

思い返せば、私がかつて996GT3に乗っていたのは30代前半の頃でしたので、筋力も今よりは相当あったのでしょう。重いことは重いと記憶していましたが、これほどという印象ではありませんでした。いや~歳を取るって残酷な事ですね。クラッチが重い上に、クラッチストロークが長いので、完全にクラッチを切る動作がまるでジムのレッグプレスマシーンのようです(;^_^A。普通に走る分には耐えられそうですが、これで渋滞にハマろうものなら絶対に左脚を攣る自信があります!いや~、、さすがにこの年齢でこの世代のGT3は厳しいと感じた次第です。まあでも、乗ろうと思ったら筋トレ必須なので、そういう意味では若さを維持出来るかも?!wあと、シフトが記憶にあったよりも大分ふにゃふにゃで節度感が希薄でした。まるで空冷911のG50ミッションみたいな感じ。こんな感じでしたっけ?もしかしたらこの個体はシフトリンケージの緩みがあるのかも?と思って、別のクラブスポーツの展示車も触らせてもらいましたが一緒でした。コレは「仕様」ですね。一方、991GT3の展示車もあったのでついでに触らせてもらいましたが、こちらは対照的にクラッチも軽いし、シフトのカチッと感も段違いでした。やっぱりクルマって進化するんですね~(しみじみ)。
Posted at 2025/07/18 08:48:39 | コメント(9) | ポルシェ全般 | クルマ
2025年07月15日 イイね!

今後どういう層がポルシェを買い支えるのか?

今後どういう層がポルシェを買い支えるのか?ポルシェは7月8日、2025年上半期(1~6月)の世界販売実績を発表しました。同期間中に世界で、前年同期比6%減の14万6391台を顧客に納車し、このうち電動車(フルEVとPHEV)の比率は36.1%でした。内訳はフル電動車が23.5%、PHEVが12.6%でした。前年下半期に続いての減収減益となりましたが、今年の下半期はトランプ関税の影響もあり、売り上げは更に減少すると見込まれています。

さて、ポルシェは初代911の登場から60年を超えるヒストリーを持つブランドですが、今は「スポーツカーだけ」を売るワケには行かず、むしろ経営的な屋台骨となっているのはSUVやEVであることは皆さんご存知の通りです。欧州のコロコロ変わる排ガス規制に翻弄されているという点に於いては同情の余地もありますが、VWグループ全体としてEVシフトを早く進め過ぎた感があり、EVの供給≠デマンドという需給の不一致が著しくなってきていると感じます。とりわけ中国市場の急速な冷え込み、トランプ関税(EUは30%)などの外的な要因もポルシェにとっては完全な逆風になっていると思います。そんな中、起死回生の策はあるのでしょうか?小手先の限定モデル販売や、中途半端なEV戦略では今後の競争には勝ち残って行けないのではないか、と懸念します。まず基本スタンスとして、何年かかってでも欲しい顧客の所に欲しい商品が届く生産体制の整備が急務と思われます。

これまでポルシェを支えて来たのは古参のファン・・いわばポルシェ教の信者だと私は思っています。私もその信者の一人ですが、ポルシェ信者はポルシェのエンジニアリング、そして商品に対する信仰があるのでこのブランドを買い支えて来ました。しかしながら、私のような比較的新参者(日本で言うとミツワ時代のポルシェを知らない)でさえ、50歳を超えました。もっと上の年代層となると、60代、70代、失礼ながらいつ免許証を返納してもおかしくない年齢層に入っていく方たちです。現在の30代、40代の若い層はSUVのポルシェからブランドに入っている方も少なくないと思います。ポルシェ=モータースポーツというイメージではなく、漠然とした高級車ブランドのイメージで買われているような印象を強く持ちます。しかし、若い方はトレンドに敏感飽きっぽいという特徴があります。大谷翔平をブランドアンバサダーに指名したところで、それほど若い方の心に響くとも思えません。

オーナー体験という点ではポルシェとフェラーリには雲泥の差があります。ポルシェは所詮メルセデスやBMWの延長線上ですが、フェラーリは正にセレブの世界。また製品クオリティにしても、決して高いとは言えず、なかなかリコールにならない致命的なトラブルも散見されます。そもそも欲しくてもなかなか買えない上に価格は上昇の一途、これまでポルシェを買い支えて来た「上客」は老化の一途、製品qualityはトヨタ以下、顧客体験はメルセデス、BMWに毛の生えた程度。これでは今後どういう人たちがポルシェを買い支えて行くのか私にはよく分かりません。というか・・ポルシェの未来は大丈夫か?と危惧せざるを得ません。ポルシェにとって今必要なのは重くて、高くて、リセールが極悪なEVに注力することではなく、もっと若いクルマ好きが手軽に楽しめる、初代ボクスターのようなエントリー・スポーツカーだと思います。現在のポルシェのラインナップを見ると、一番安い素マカン吊るしで800万円もします。これでは若い層は取りこめないでしょう。

お布施をたくさんしてくれた「上客」が大事なのは分かりますが、上客ありきの商売、お布施ありきの商売では限界があります。その方たちが永久に生き続けるワケではありませんので。やはりグローバルな視点で、明確に戦略を打ち出していく必要があると思います。中途半端にフェラーリのようなゾーンを目指しても鼻で笑われてしまうだけです。私はそうは言ってもポルシェのファンなので、「もうこれ以上このブランドを追いかける価値は無い」と思うまではついていくつもりですが、「その時」はそう遠くないと感じています。少なくとも現状EVを買うつもりはありませんし、環境に良いとも思えない無駄なお布施をするつもりもサラサラありませんので。そのような商売しかしない、魅了されるような商品展開に期待が出来ないのであれば、もうそのブランドは私にとっては「オワコン」です。プレミアムセグメントのフェラーリの方が余程顧客心理を分かっている気がします。内装が使い勝手の良いように刷新・改良され、純ICEを搭載してきたアマルフィにそのことが見て取れます。フェラーリの高笑いが聞こえて来そうです。

Posted at 2025/07/15 08:25:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2025年04月22日 イイね!

やっぱり最新は最良でした!

やっぱり最新は最良でした!先日、突如YouTube上に992.2GT3によるニュルブルクリンク北コースのラップタイム更新動画がアップされました。ドライバーは、ポルシェのブランドアンバサダーであり、ポルシェワークスドライバーのJörg Bergmeister氏。992.2GT3発表時にはニュルブルクリンクのラップアイムが公開されなかったことから様々な憶測を呼びましたが、本動画では驚愕のタイムでニュルを攻略しています。

気になるタイムは、ポルシェ曰く「市販MT車最速」となる、6:56.294、驚異の7分切り達成です。ちなみにPDKはこのタイムより更に3秒ほど速いようなので、純粋にタイムで見るとPDKの方が速いのは予想通りです。それにしても、一般的なサーキットと違って、ターマックの路面μが低いニュルでこの速度、トラクション性能は驚異的という他ありません。Jörg Bergmeister氏の圧倒的なスキルがあってのタイムであることは言うまでもありませんが、それにしても凄い、凄い!992.1GT3と比べて、最高速度もトルクも落ちているにも関わらずこのタイムを叩き出したのは素直に称賛に値します。足回りのセッティング変更と、RAS、ギア比の変更が効いているようです。音だって、GPFが付いていますが、それでもかなり良い音しています!まあほぼ常時7000回転以上回しているので、一般道だともっと大人しく感じるのかもしれませんが^^;。



いずれにせよ、またもやポルシェは最新=最良であることを証明して見せました。ほぼ伸びしろが無いと思われたNAエンジン搭載車で記録を更新して来たことは、本当に凄いことだと思います。過去ブログでは、私も992.2GT3を.1のデチューン版などと書いておりましたが、お詫びをして訂正をさせていただきたいと思います。一ポルシェ乗り、一ポルシェファンとしては、やはりブランドに惚れ続けるためには、最新=最良であり続けて欲しい、という想いがあります。そういう意味で今回の記録更新は本当に良かったですし、心底嬉しく思います。ちなみに992.1GT3RSのラップタイムは6:49.328ですので、この絶妙にヒエルラキーを壊さない辺りも実にポルシェ的だと思いますw。いずれにしましても、992.2GT3の申し込みをされていて、枠がもらえる方は幸せですね。歴代最高のGT3を手にする事が出来るのですから!PDKしか来ないと思いますが、いずれPECに登場したら改めて試乗してみたいと思いました♪
Posted at 2025/04/22 13:49:56 | コメント(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2025年04月14日 イイね!

崩れ落ちる中古ポルシェ相場

崩れ落ちる中古ポルシェ相場ポルシェの中古車市場価格が下がり止まりません。私が見に行った某PCの991GT3TPですが、3月上旬には乗り出し3240万円という値を付けていましたが、先日見てみたら3040万円まで値下がりしており、2か月足らずで200万円も下落したことになります。認定中古車で超低走行距離の役物でさえ、この状況ですから、レギュラーモデルに至っては推して知るべしという状況になっています。

何故こんなに急速に需要が減っているのか?いくつかの要因が重なっているように思います。まずはコロナのゼロゼロ融資の元金返済期限が迫っているという状況。私には俄かに信じられませんが、コロナ融資を受けた中小企業の社長さんが融資金でポルシェを買っていたようなんですね。で、とにかく融資返済開始前に資産の現金化が必要になってきて、売却が非常に増えている、と。ガレージクレヨンのがんこ親父さんもそのように分析しています。そして二つ目の要因は、中国の景気後退と、トランプ関税により急に日本への割り当てが増えている、という説。これもネットで得た情報ですので、何とも言えませんが、納期が急に早まっている人がここ1か月ほどで増えているようなんです。国毎の割り当てがそんなに簡単に変動するということがあるのか不明ですが、どうなんでしょう?普通はどんな企業でも国毎の年産数というのは決まっているように思うのですが、ポルシェのような比較的コンパクトな企業だとこの辺多少融通が利くのかもしれません。まあ内部事情についてはなかなか情報が表に出て来ませんので、推察するしかありませんが、急に割当てが増えたとなると、可能性は否定できないと思います。

そして三つ目の要因、プロ転売ヤーが撤退しているようです。要は、これまである程度転売益が見込まれていたので、とりあえずオーダーを入れていた人たちがこのままでは商売にならない事に気付き、一斉に撤退している、という説ですね。一部役物を除き、こうなって来ると欲しい人の手に新車割り当てが来る可能性はグンと上がるように思います。EVとの抱き合わせ商法が現在どうなっているのか、現状は把握していないのですが、もしかしたら今後は数年ぶりに一見さんでもレギュラーモデルならオーダーを入れられるようになるかもしれません。役物についても、現在大量のプレ値在庫車が溢れている状況ですので、以前のように買った瞬間に儲かるという状況ではなくなりつつあります。中古車市場がダブつく状況が続くようであれば、当然買取もどんどん渋くなるので、本当に役物に乗りたいと思って買う方以外は、あまり美味しい買い物ではなくなってきます。これから世界全体がリセッションに入りそうな状況ですので、普通の人でも財布の紐が硬くなるのは想像に難しくありません。ようやく、普通に欲しい人が常識的な価格で欲しいポルシェを買えるようになるかもしれません。
Posted at 2025/04/14 08:55:13 | コメント(6) | ポルシェ全般 | クルマ

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「当選しました👍。参加される方いらっしゃいますか?🤩」
何シテル?   08/05 20:31
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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