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black frogのブログ一覧

2023年08月02日 イイね!

速報!911S/T登場!!

速報!911S/T登場!!良く分からないタイミングで、ヘリテージシリーズ第2弾の「911 S/T」が発表になりました。今年は911生誕60周年に当たる年で、これまで10周年毎に記念モデルが登場していたので、未だかと待ち望んでいた方も少なく無いと思います。そして、従来から噂されていた通り、911 S/T(SとTの間にスラッシュが入ったのは予想外でしたが)という名称で登場しました。

911 S/Tは、初代『911 S(ST)』のスピリットを、ポルシェ911の最新モデルに表現したモデルだそうで、911の生誕年である1963年にちなんだ1963台の限定生産だそうです。国内販売価格は4118万円と、ついに4000万円の大台を突破しております(汗)。本モデルは、911 GT3 RSのパワートレインに、911 GT3ツーリングパッケージのボディを組み合わせ、911 S/Tのために特別に開発された軽量コンポーネントを採用しています。フロントボンネット、ルーフ、フロントウイング、ドア、ロールケージ、リアアクスルのアンチロールバーなどを、すべて軽量なCFRP製としています。

この他、マグネシウムホイール、PCCB、リチウムイオンスターターバッテリー、軽量ガラスを標準装備、断熱材の削減、リアアクスルステアリングの省略、パワートレインの軽量化により車両重量は1380kgに抑えられました(カレラTよりも100kgも軽く、992型としては、最も軽量なモデルです)。この軽量なボディにGT3 RS用の4.0Lフラットシックスを搭載(最大出力525hp)、ショートレシオの6速MTが組み合わせされます。また、911 S/T専用に新しい軽量クラッチを開発。シングルマスフライホイールとの組み合わせにより、回転マスの重量を10.5kg削減し、レスポンスが向上しているとのことです。

さあここまで読んで、いかがでしょうか?GT3RS譲りの自然吸気エンジンを搭載したMTモデル!最高のドライバーズカー?!しかも限定1963台!!プレミア必至?!!!と思われる方も多いかと思いますが・・私の中ではいくつかの看過できない矛盾点があり、(どうせ枠なんてくるハズもないでしょうが)今回は見送りを決めました。購入を決めている方、前向きに検討なさっている方にとってはあまり耳心地の良い内容ではないと思いますので、該当する方はこの先はスルーでお願い致しますm(__)m。

矛盾点① ヘリテージ

911S/Tというモデル名、初代「911S(ST)」にちなんだとのことですが・・当時はそもそも初代911の高性能バージョンとして位置づけられたモデルで、現在で言う所の「カレラS」のような立ち位置だったハズです。そして、現在で言う所のGT3やGT3RSに相当するモデルが「カレラ(=ラテン語でレースの意)」という名称を与えられました。つまり、カレラ系>>911/911Sという関係性でした。しかし、今回の911S/TはGT3系の派生モデルで、まったく成り立ちが異なります。GT3ツーリングパッケージのフォアグラ・キャビア載せ(笑)のような内容となっています。まあ要は「全部載せ」状態のパッケージングでおよそ元祖911Sとは違うモデルとなっています。S/Tという名称はどうしても無理やり感が漂います。

矛盾点② デザイン

一見カッコいいですよね、911 S/T。特にこのイメージ写真のブラックは非常に引き締まっていてカッコイイですし、軽量マグネシウムホイールもスペシャル感があります。しかし、詳細に見てみるといくつかチグハグな点があり、気になります。まず、ヘリテージモデルなので旧車へのオマージュということなんでしょうけども、サイドガラスモールがメッキになっています。これはスポーツ性を前面に押し出したモデルとしてはどうなんでしょう?クラシックな印象を狙っているのでしょうが、先進的なデザインのMgホイールとはいかにもアンバランスです。リアのエンジンフードは通常モデルの縦ルーバーからメッシュタイプに変わっていて、これは良いと思いますが、ぱっと見はTPそのものです。

矛盾点③ 走行シーン

ポルシェはこのモデルをGT3/GT3RSと違い、ストリートをターゲットにしたモデルと明言しています(まあそう言わないとGT系の立つ瀬がないですからね)。このため、リアアクスルステアリングも(軽量化のため)省いていますし、高速域で強力なダウンフォースを発生するリアウィングを持ちません。であるならなぜフルバケットシートが標準なのか?何故そこまで軽量化にコストを掛ける必要があるのか?なぜリアにロールケージを持つのか?(OP設定であることが判明)ストリートユースであれば、どれも不要な装備です。端的に言って、私の中ではこのクルマを活用するシーンがどうも思い浮かびません。サーキットユースメインならGT3/GT3の方が理に叶っていますし、ストリートメインならどう見ても過剰装備でしょう。

ポルシェはモデル毎にテーマを掲げて世に送り出すワケですが、911S/Tについては大排気量エンジン終了前のコスト回収のためにマーケティングありきで作られたモデルなのではないか、と推察します。このクルマが、通常のカレラボディで、軽量化の外装パーツはOP設定、ただしエンジンだけは4.0L自然吸気のモノだったらかなり個人的には食指が動いていたと思います。あの珠玉のエンジンは(やや使い回され過ぎている感もありますが)、やはりそれだけ価値があると思います。しかし、現状2シーターモデルでしか楽しめないという縛りがあるので、せっかくの60周年記念モデル、911=4シーターという強味を活かして敢えてカレラボディで出して来たていたら・・と思わずにはいられません。

まあ飽くまで個人的な意見ですし、恐らくこの公式発表を経てすでに各ディーラーでは争奪戦が勃発していることでしょうw。が!私は本モデルについては、上記矛盾点が看過できないので、敢えて見送りたいと思います。992.1は恐らくこのモデルを以て終了、今冬から来年にかけて992.2の正式なアナウンスがあるものと思われます。992型で有終の美を飾るヘリテージモデルはナナサンカレラの再来、「911カレラRS」と噂されていますので、ダックテールの採用も含め、こちらには大いに期待したいと思います^^。それまでにタイカンを3台くらい買っておけば、ウェイティングリストに載せてもらえますかね?ww

※カーコンフィギュレーターの反映を受けて一部加筆修正しました
Posted at 2023/08/02 14:31:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2023年07月29日 イイね!

旧き良き時代のプロモーション

旧き良き時代のプロモーションこの季節になると思い出すのがかつてウェスティンホテル東京で毎年開催されていたPorsche Summer Summit。私が997カレラを新車でオーダーした2007年当時は、ポルシェのプロモーションもめちゃくちゃ力が入っていました。911も「不人気の996」から「大人気の997」に世代交代し、空冷乗りのオジサマ方からも熱視線を浴び始めた頃で、今の超高収益企業にのし上がる前夜でした。

当時は毎年この時期にウェスティンホテル東京に集まって、当時のみん友さんとクルマ談義に興じるのが年に1回の楽しみでした。私の記憶が正しければ、なんとその場で商談会があったり、あとは東京モーターショーでもポルシェオーナー専用のラウンジがあって、商談出来た記憶があります。新型モデルが発表になる年は、それはもう大盛り上がり!すでにネット社会でしたが、やはり(S○Xと一緒で)写真を見るのと、生で触れるのとではまったく違いますからね^^。今でも私の記憶には鮮明にあの頃の光景が浮かびます。高級ホテルでクルマ好きが集い、あーでもない、こーでもないと実車を前に語るのは実に楽しかったです♪

で、その後このイベントがどうなったか調べてみたところ、2015年がウェスティンホテル東京で開催された最後の年。2016年はSummer Summitからポルシェ・エクスペリエンスというイベント名に変わり、会場もパレスホテルに移ったようです(ようです、というのはこの時期は恥ずかしながらポルシェ浪人をしておりまして、参加していなかったためネットからの情報しかないからです)。その後ホテル開催イベントは無くなり、2017年~2019年は富士スピードウェイで名称を変えながらイベントが継続、2020年~2022年はコロナの影響もありイベントなし。で、今年は千葉のPEC東京でポルシェ誕生75周年イベントが開催された、という感じです。

ここ数年、コロナの影響も当然あったと思いますが、このようなインポーター主導の一大イベントが無くなってしまったことは非常に残念です。PEC東京が出来てしまった(?)ので、今更わざわざどこかのホテルを借りて盛大にイベントをやるということももうないでしょう。何より、慢性的な品薄状態で、こんなお金の掛かる事をしなくても勝手に顧客の方から寄って来てくれるワケですから、開催自体が合理的ではありませんもんねw。一抹の寂しさを覚えつつ、まだまだ顧客サイドにイニシアティブがあった時代を懐かしく感じる今日この頃です。何せ今となってはこちらがペコペコして、売っていただく立場ですからねぇ(自虐)。

Posted at 2023/07/29 14:59:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2023年07月14日 イイね!

ポルシェのシルバー

ポルシェのシルバー皆さんはコーポレートカラーというものをご存知でしょうか?企業毎に、自社を代表する色というものがあります。フェラーリだとイエロー、ランボルギーニだとゴールド/ブラックのツートン、アストンだとブリティッシュグリーン。で、ポルシェは、というと、メルセデスベンツ同様シルバーがコーポレートカラーとなります。故に、シルバーに対するポルシェの想い入れ、拘りはハンパではありません。

そこで本日はポルシェの「シルバー」について少し掘り下げてみたいと思います。現在シルバーという色はメタリックペイントなので、基本的に有償OP扱いとなります。一方、空冷時代~996世代に存在したポーラーシルバー(カラーコードA8)はベーシックカラーの扱いだったようですが、その後はどのシルバーも常に有償OP扱いで、赤、白、黒、黄といった標準色よりも一つ上のランクのカラーとして存在し続けて来ました。しかし、世代毎に選べるシルバーは異なり、意外にご存じ無い方も多いかと思いますので、ちょっと年代別にまとめてみました。

ポルシェ歴代シルバー及びカラーコード

993・964世代
ポーラーシルバーメタリック(A8)




この世代では「標準色」でした。ポーラーとは北極や南極の意味ですが、そのイメージ通り寒色系のシルバーのイメージです。後に、有償OPのアークティックシルバーMに取って代わられますが、色味的にはかなり似ていると思います。ただ、後のアークティックシルバーMの方が、有償OPだけあってメタリック成分が多く、光沢感は強い印象です。比較すると相対的にポーラーシルバーMの方がややマットな感じ。光を反射するキラキラ感はアークティックシルバーMの方が上だと思います。

996世代
ポーラーシルバーメタリック(A8)
アークティックシルバーメタリック(92T)OP色



上述のポーラーシルバーMは996まで引き継がれますが、途中からシルバー系は有償OPのアークティックシルバーMに代わります。アークティックは北極、ないし北極圏という意味ですが、この語源からもポーラーシルバーMからのキープコンセプトであることが分かります。ポーラーシルバーMよりはやや光沢感はありますが、やはり寒色系のブルーが入ったようなシルバーです。光の当たり具合でキラキラと輝く色味で、個人的には結構好きなシルバーです。996~997と作られいた期間も長いので、実際このカラーの色を目にした方も多いのではないかと思います。

997世代
GTシルバーメタリック(M7Z)SP色
プラチナシルバーメタリック(M7T)SP色
アークティックシルバーメタリック(92T)OP色

991世代
GTシルバーメタリック(M7Z)SP色
プラチナシルバーメタリック(M7T)SP色
ロジウムシルバーメタリック(M7U)OP色




997世代からは満を持してかの「カレラGT」で採用されたGTシルバーメタリックが登場します。登場した当初、40万以上するスペシャルカラーOPでしたが、991後期型以降は通常の有償カラーに格下げ(?)となっています。前後してプラチナシルバーメタリックも登場しますが、現在は廃版となっています。この二つのシルバーはどちらもブラウン系が入った暖色系のシルバーとなります。光沢感がありつつも、光の当たり加減によって非常にボディラインの曲線が美しく浮かび上がります。実際にこのカラーを見た事がある方は、ハッと息を飲むくらい美しいと感じると思います。



一方、991世代でプラチナシルバーMの代わりに登場したロジウムシルバーメタリックは寒色系でも暖色系でもなく、中間系のシルバーで、歴代のシルバーの中でももっとも金属感が強い気がします。いわゆる昔のGTツーリングカーのイメージで、ある意味ポルシェのコーポレートカラーであるシルバーを強く印象付けする色味になっているように思います。綺麗な色なのですが、あまり人気が無かったのか、そのライフは短く、992世代ではドロマイトシルバーメタリックに取って代われています。



992世代
アイスグレーメタリック(M7N,G7)SP色
GTシルバーメタリック(M7Z)OP色
ドロマイトシルバーメタリック(M7P)OP色 (MY23より廃版)




992から新たに設定されたドロマイトシルバーメタリックはポーラーシルバーM、アークティックシルバーMの系譜で寒色系のシルバーです。光の当たり加減によっては少々マットな印象もある、キラキラ感はやや控えめのシルバーで、悪く言えば少々地味な色味です。ちなみにドロマイト(dolomite)は、鉱物である苦灰石(CaMg(CO3)2)、あるいは岩石である苦灰岩を指し、パワーストーンとしても知られています。愛のエネルギーを高める意味と効果があり、 「愛する喜び」と「愛される喜び」を同時に与えるパワーストーンだそうですが、さほど愛されなかったのか(笑)、MY23で廃版となってしまいました。



最後に番外編として、アイスグレーメタリックを紹介します。何となくタイカンのイメージが強いこの色ですが、光が当たらないとほぼマットな白~グレー色に見えます。しかし、太陽光が当たると突然キラキラとした明るい発色のシルバー感が出る不思議な色味です。一番高額なスペシャルカラーなのですが、これまでのシルバーの系譜とはちょっと毛色の違うシルバーなのでご紹介させていただきました。まだ新しい色ですし、OP価格も高いので、レア感もありますね♪

いかがでしたでしょうか?連綿と続くポルシェ・コーポレートカラーであるシルバーの系譜!個人的には発表当初~991前期までスペシャルカラーだったGTシルバーMが通常有償OPになったのは大変な朗報でした。何度か実物を見た事もあるのですが、独特の深み光沢感があって、本当に大好きなシルバーです。992カレラTを購入するに当たって、パイソングリーンと最後まで迷いましたが、こちらにしておいて良かったです(というか、MY24からパイソングリーンが消えてしまったので、最終的にはコレ一択でしたがw)。ポルシェ入魂のGTシルバーM、陽の光を当てる日が楽しみです^^

Posted at 2023/07/14 14:15:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2023年03月23日 イイね!

ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京(中編)

ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京(中編)お待たせしました!前回につづき、PEC東京中編です。前回お伝えしましたとおり、PEC東京には複数のエクスペリエンス・ゾーンがあり、さまざまなシチュエーションでクルマの挙動や限界を知ることが出来ます。よくドライビングレッスン等でも水撒いて定常円旋回やったりしますが、そもそも低μ路というわけではありませんので、限界があります。その点PECのローフリクショントラックは秀逸で、また後述します。

それではひとつひとつ見ていきましょう!今回体験した順に説明していきたいと思います♪(PECのピット以外の箇所は撮影禁止のため、画像がなく文章のみで少々読みづらいかと思いますが、ご容赦ください)



①キックプレート
これはオープン当初は無かったエリアで、途中から追加になったそうです。40km/hほどのスピードで走行中、キックプレートに乗るとリアタイヤが左右どちらかに振られるというもの。反射的にカウンターを充てて切り抜けないとあっという間にスピンしてしまいます。さて、こちらのエリアは大抵の方がスピンしてしまうそうですが、私は3回ほどやらせていただいていずれもカウンター充ててスピンを避けることが出来ました。昔取った杵柄(古ッw)、アラフィフですが反射神経はまだ衰えていないようホッとしました。強制的にスピンモーメントがかけられた際に立て直す練習なので、かなり実践的です。カウンターの量、タイミング、アクセル開度どれかにミスがあるとスピンモードに入ってしまいます。インストラクターの方もおっしゃってましたが、結構難しいと思います。

②ローフリクション(ドリフト)サークル
アスファルトを磨いて路面抵抗を減らした円盤状のトラックに、さらに散水してμを減らしているというエリア。定常円旋回をしていくとアンダーが出てきて、そこからアクセルのオンオフでクルマの挙動を制御するという体験が出来ます。ギアは1速固定、ESC完全オンの状態からスタートし、その後オフを体験します。ESCの作動や、オンオフでの挙動の違いを体験することが出来ますが、この低μ路で、ESC完全オフでクルマをコントロールするのはなかなか難しかったです。インストラクターはデモ走行でドリフト円旋回を披露してくれましたが、私は上手くできませんでした。ドリフト1/2週くらいでイン巻きしてしまうのですね。この辺はGT3のメカニカルグリップの高さによる限界域のつかみにくさにも原因があるのではないかと思いますが・・次回は絶対リベンジしたいエリアです。

③ダイナミックエリア
急発進(ローンチスタート)、急制動が体感できるエリアです。まあここは初心者向きというか・・ABSを作動させるくらいガツンとブレーキを踏んだことが無い方にとっては良いかもしれません。急制動後はパイロンスラロームをやって帰って来る感じで何やら二輪車の教習所みたいですw。992のローンチスタートは初めて体験しましたが、路面がハーフウェットだったこともありあっという間にトラクションコントロールが介入して全然前に進まなかったです。これ使う意味あるんですかね?^^;普通にジワッとアクセル開けた方が速かったです。パイロンスラロームでもESCオンだと挙動は終始安定。PDCC付きの車両だったか聞くのを忘れちゃいましたが、ノーマルモードでもロールは極めて少なかったですね。一方、スピードが乗ってくるスラローム後半になると、フロントに荷重を載せないとアンダーが出るRR=911の挙動を確認することが出来ました^^。

④ローフリクションハンドリングトラック
個人的にはここが一番楽しめたかもしれません。②同様に、あえてアスファルトが磨かれて路面μが少ないショートトラックでクルマの挙動を体感することができます。スピードを出せば出すほどアンダーが出て、修正しようとしても次のコーナーが迫っていてどんどんクリップを外れていくという奥が深いエリアです。いわゆるアウト・イン・アウトというtheory通りの走らせ方だとまったく脱出がうまくいきません。アクセルもブレーキもステアリングも丁寧に、前後左右の荷重を意識しながら走る必要があります。ここを上手に走ることが出来れば、通常のサーキットでもかなりタイムが出せるようになるのではないかと思います。ESCのおかげもあって、何とかコースアウトせず終了しましたが、10周以上回ったら腰が痛くなってしまいましたw。

⑤ハンドリングトラック
大トリはこちら、ご存じの通りニュルブルクリンク北コースの"カルーセル・コーナー"や、ラグナ・セカサーキットの"コーク・スクリュー"を再現したコーナーを持つ全長2.1kmのコースです。全部で16のコーナーがあり、中~高速コーナーから低速コーナーまで、起伏もありかなりテクニカルなコースレイアウトとなっています。ただ、残念ながら私が参加したちょうど1週間くらい前にGT4で参加していた方がコースアウトで車両全損、ガードレールを破損させる事故を起こしたため、一部規制されてコーンが立っていました。2.1kmしかないコースの1/4をまともに走れなかったのは誠に残念。また3周ほどして、さあこれから!というところで前方の車両にすぐ追いついてしまうという状況になり、結局ほとんどクリアラップが取れませんでした(嘆)。

コース自体はとても楽しく、久々にポルシェ911をサーキットで走らせることが出来ましたが、明らかに遅い車両があった場合はインストラクター同士でインカムとかで連絡とってオーバーテイクさせてもえないモンですかね・・。やはり車両やドライバーの腕の差で速度差が出るのは致し方ないと思うのですが、オーバーテイク禁止ということであればある程度この辺は融通を利かせてくれても・・と思ってしまいました。まあ実際には事故のリスク等々を考えるとなかなかハードルは高いのかもしれませんが、サーキット上で遅い車の後ろに付くのは結構ストレスです^^;。次回は是非とも完全ドライ路面で、規制エリアもない状態で思う存分走ってみたいと思います。尚、PEC東京では4月からマイカーを持ち込んで走行することもできるようになるようなので、これもまた楽しみです♪

総括
992GT3のインプレについては後編に譲りたいので、今回は割愛しましたが、本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。90分という時間は休みなく走り続けるにはちょうど良い時間で、これ以上だとオジサンにはきついカモw。私にとっては約10年ぶりのサーキット走行でしたが、意外と身体は覚えているもので(笑)、楽しめました。このようなサーキット走行やそれ以外の様々なシチュエーションのエクスペリエンスを気軽に(と言っても値段はそれなりにしますが)楽しめる施設が近くにできたことを心から喜びたいと思います。また、スタッフの方々(受付のお嬢さんやインストラクター)のホスピタリティも素晴らしく、この点に於いてもワンダホーでした!!噂によるとレストランもかなり美味しいみたいなので、次回は家族連れで行っても良いかな、と思いました。



(後編につづく)
Posted at 2023/03/23 23:28:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2023年03月22日 イイね!

ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京(前編)

ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京(前編)予定通り、昨日ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京(PEC東京)に初めて行って参りました!本日はそのご報告をさせていただこうと思います♪長くなってしまうので、3編に分けて992GT3のインプレションは最終回にアップしようと思います^^。まず立地ですが、最寄りの木更津北ICインターから極めて近いのがまず良いと思いました。自宅からdoor to doorで60分かかるかかからないかくらいでしたね。体感的には袖ケ浦FRWよりも近いかも?



今回は朝一番のセッション(9時~10時30分)だったので、アクアラインでゴルファー渋滞に巻き込まれないことを祈りつつ早目に自宅を出ました。通常サーキット走行というと、ヘルメット、グローブ、レーシングシューズなどが「最低装備」となりますが、PECは一切の装備は不要です。正に普段着のままカジュアルに行けるのもまたPEC東京の魅力かと思います。で、早く出たおかげもあって、セッション開始の1時間以上も前に現着してしまいました(ちと早すぎた)。道順も、駐車場の場所も極めて分かり易かったです。前日~早朝雨が降ったのか、路面がややウェットなのが少々気になりました。



駐車場に車を入れると、ずらりと並んだポルシェがピットレーンでお出迎え。これだけの数のしっかり整備されたポルシェが整然と並んでいるのを見るのは圧巻ですね!(ここでしか見られない光景かと)開場までしばらく間があったのでPEC東京のプログラム概要をおさらい。PEC東京には大きく6つのエクスペリエンスエリアがあります。➀キックプレート、②ドリフトサークル、➂ダイナミックエリア、➃ローフリクションハンドリングトラック、➄オフロードエリア(※)、そして⑥全長2.1kmのハンドリングトラックという構成です。ハンドリングトラックにはニュルブルクリンク北コースのカルーセルコーナーや、ラグナ・セカのコークスクリューなどが再現されています。



8時30分にゲートオープンとなり、受付を済ませます。電話予約の時点からそうでしたが、PEC東京の受付のお嬢さんはとてもテキパキしていて、接遇も良く、ホスピタリティが素晴らしいですね!!エントランスホール内にはヒストリックカーの展示や、グッズショップ、カフェなどがあります。2Fに上がるとドライビングシミュレータールーム、景色も良く、味も美味しいと評判のレストラン(Restaurant 906)、キッズコーナーなどがあります。非常にコンパクトな施設ですが、どこを見ても清潔感があり、とても気持ちの良い空間です。家族連れでご飯だけ食べに来るのもアリと思える感じでしたので、今度レストランにお邪魔してみようと思いました。







さて、いよいよプログラム開始5分前となり、エントランスホール内の集合場所へ。インストラクターが入場し、客が名前を呼ばれ、1人1人挨拶、そしてトラックへという形でした。インストラクターに付き添われ、今回お目当ての992GT3(PDK)に案内されます。イエローの992GT3は初めて見ましたが、カッコ良かったです!助手席に誘導され、車内でインストラクターから簡単なドラポジの説明と、車両の操作説明がありました。で、そのままトラックへ!この手のプログラムは大体前振りが長く、実際のプログラムそのものは時間が物足りないのが常ですが、PEC東京は逆で、いきなり本番!という実践(実戦)主義なのがとても良かったです。







(中編につづく)

※➄はSUV専用コースなので、今回は体験しませんでした。
Posted at 2023/03/22 14:15:33 | コメント(2) | ポルシェ全般 | クルマ

プロフィール

「本日日本時間22時にポルシェ911新モデル(711馬力のターボSハイブリッドとのウワサ)の発表です!俳優のパトリック・デンプシーさんがプレゼンテーションするみたいです!楽しみ✨」
何シテル?   09/07 09:13
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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