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2023年10月05日 イイね!

ドイツ車の得手、不得手

ドイツ車の得手、不得手ここのところ本業が(有難い事ではありますが)大変忙しくて、久々のブログアップとなります。随分ネタが溜まってしまったので、少しずつアップしていきたいと思います。さて、8月にメガーヌR.Sを手放してから晴れて?オールドイツ車体制となりましたw。来週カレラTが納車になると何と実家のE350も入れるとドイツ車5台体制となります^^;。長いカーライフの中でもここまで露骨にドイツ車一辺倒になったことは未だかつてありません!

過去の所有車を見返してみると、全体の65%をドイツ車が占めており、やはり私はドイツ車が好きなんだな~、と今更ながらに思います。ドイツ車に惹かれる最大の理由はやはりメカとしての優位性ですかね。国産車と比べるとよく壊れるとか、よくそういう批判(?)も目にしますが、そうした瑕疵を補って余りある魅力がドイツ車にはあるように思います。一方で、ドイツ車に欠ける部分もあり、この辺はやはり最終的には「好みの問題」なんだろうと思います。本日はドイツ車の得手、不得手について、自分の経験から少し書き記しておこうと思います。

ドイツ車の得手① 剛性感(演出も含めて)

やはりドイツ車と言えばコレですかね。ボディや手に触れるパーツの巌のような剛性感!非常にソリッドな感触があり、これは他の国の車には無い美点です。過去にアメ車や英国車、もちろん国産車やイタフラも所有して来ましたが、やはり剛性感という点では未だ頭一つ抜けているように思います。クルマ作りの歴史的背景がこうした剛性感を生み出しているのだと思いますが、なかなか他国では真似が出来ない所だと思います。ポイントとなるのは、実際の数値としての剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)ではなく、飽くまでドライバーが感じとる「剛性感」が秀でているというところです。剛性そのものはどの国のどのブランドも過去に比べれば物凄く上がっているのは言うまでもありません。

ドイツ車の得手② 耐久性

これについては、消耗品の呼称とは分けて考える必要があります。ドイツ車は基本的に「長く乗る事」を前提に作られており、ボディ本体やサスの取り付け部、エンジン本体は恐ろしいほどの耐久性があります。ヨーロッパではメルセデス・ベンツがタクシーとして活躍することも少なくなく、これは取りも直さずキチンとメンテさえしておけば、40万キロ走っても問題無いという所にあります。残念ながら国産車にこのような耐久性は望めませんし、イタフラも同様です。ここはやはりドイツ車の強みかと思います。一方、良い状態を保とうと思うとそれなりにコストが掛かって来るため、ここはクルマというものに対する考え方、ですよね。ポルシェのようにストックの状態で何の補強もせずそのままサーキットまで行って走って帰って来れるのは素直にスゴイことだと思います。

ドイツ車の得手③ 公称値に忠実


これもドイツ車の強みかと思います。よくAUTOCARやカーグラフィックのような老舗雑誌ではロードテストをやっていますが、実測値がほぼほぼスペック通りとなっています。400㎰出ると言えば400㎰出ますし、0-100㎞/hが4秒なら4秒という数値を叩き出します。他国の自動車メーカーではこうはいきません。先日カレラTの車検証が上がって来ましたが、公称値1460kgという車重が車検証上は1480kgでした。BOSE入れたり、フロントリフター入れたりしていることを考えたら20kg増にとどまっているのは凄い事だと改めて思いました。私はスペックオタクではありませんが、公称値に忠実にクルマが作れる技術力は素直にリスペクトに値すると思います。

ドイツ車の不得手① 面白さの演出

一部のスポーツカー(具体的にはポルシェのみ?)を除き、ドイツ車に分かり易い面白さというのはありません。演出も含め、基本的には質実剛健なクルマ作りとなっています。たとえば同じホットハッチというジャンルで比較すると、メガーヌR.Sは乗っていて実にfun to driveでしたが、ゴルフRは面白いか、と言われると面白くはありませんw。たとえばセダンであればジュリアは乗った瞬間からアドレナリンが出ますが、CクラスやA4に乗ってアドレナリンは出ません。こうした分かり易い面白さの演出はドイツ車の不得手とするところではないかと思います。ドイツ車の中でもBMWだけはちょっとここが抜きん出ていましたが、最近のはデザインがダメダメすぎて、そもそも食指が動きませんw。

ドイツ車の不得手② 色気(艶気)

上記と似たような所ですが、ドイツ車は質実剛健、いわゆる色気や艶気とは無縁です。旧車に目をやると、メルセデス300SLとか、BMW Z8とか、それなりに色気のあるクルマもあるにはありましたが、大半が色気はありません(こんなのがあるじゃないか!というご意見があればぜひご教示ください)。一方、イタフラなんかは小型車でさえなんとも言えない茶目っ気があります。いわんやイタリアンスーパーカーが醸し出す色気・艶気にはドイツ車がどんなに逆立ちになっても敵いません。

ドイツ車の不得手③ 内装の美麗さ

これもドイツ車は演出が下手ですね~。同じ樹脂を使っていても、何故イタ車はあんなに上手に作れるのでしょうか?シボの作りから何から全然違う!遠い昔3シリーズコンパクトに乗っていて、友人のアルファ147に乗せてもらったら内装のオシャレさに度肝を抜かれました。もう20年以上も前の話です。この辺は全くと言って良いほど進化しておらず、何なら最近のドイツ車は内装のクオリティはむしろ劣化しているようにさえ思えます。この辺はお金の掛け方云々というより、デザイナーの手腕ではないのかと思うのですが、どうなんでしょうか?

以上、私が考えるドイツ車の得手、不得手です。皆さんはどうお感じになりますか??
Posted at 2023/10/05 16:27:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ

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「@ヤジキン さん、ハイ笑笑。半額で買えるフェラーリ296の方がだいぶお高く見えます😅」
何シテル?   06/12 16:53
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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