
さて。クルマには落ちる価値と落ちない価値があります。
GLB 200d で言えば落ちない価値としては7人乗りとディーゼルエンジンがあげられるでしょう。
ミニバンなんて平気で初代ヴォクシーが走ってるように、多人数乗車は普遍的価値です。最新型は5人乗りでも7人乗れますってことはありません。
そして、最近SクラスHVの故障の強烈な見積が話題になりましたが、外国車のEV.PHV.HVはまだまだ信用できません。ディーゼルの方が間違いなく長く乗れるでしょう。幸い軽自動車とトラックの電動化の見通しがない以上、ガソリンスタンドは存続し続けるはずです。
〇 アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
で。落ちる価値の筆頭といえば進歩の早い分野になります。自動運転系ですね。
GLBが日本で出たのは去年ですが、すでにそれ以降の新型車ではハンドル感知がトルク式から静電式へと変わり、「ハンドルを握ってください」「握っとるわ!」ってのがなくなってます。うらやましい。
高速道路で特定の条件がそろえばハンドルから手を放してもいいで。BMWとか始めてきました。
数年も経てば「えー、こんときのクルマってこんなこともできなかったけ?」ってなるかもしれません。
で。ベンツの追従クルコンこと「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」(なげえよ)を通勤で使うというのを最近覚えました。
行きは早朝なので使うことないんですが、帰りが意外と渋滞するんですよね。
〇 一般道で使うアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)には制限があります。自動再発進の条件が高速で30秒、一般道で3秒ですので、完全停止になった場合は進むときにアクセルを踏む必要があります。
これ将来的には「再発進が三秒縛りとか使えねー」とか言われてるかもしれません。
感想なんですが、単純に車が多い自然渋滞によるノロノロ運転では非常に相性が良く、運転手も楽です。一方で、合流や事故を原因とする「ちょっと走ってすぐ止まって」渋滞との相性は微妙です。
一般道でアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)に命を預けるのはなかなか勇気がいりますが、一度試してみるといいと思います。
再発進は3秒なので実質発進はやらないといけない。
ブレーキを踏むと解除される。
信号検知はしないので赤信号は自分で止める。
ってことですね。
〇 相性の悪い渋滞
ノロノロ運転はわりと信用できるのですが、ちょっと進んで止まって渋滞には相性が悪く、メルセデスの制御は他社より先を行っているといわれても、結構急加速からの急停止を行います。Gを感じるくらい。へたくその運転ってやつですね。
たまにこれ本当に止まるの? みたいな急発進急停止も行います。いや、先詰まってるやろが。
それでいて停止したら普通は3秒以上たちますので、いちいちアクセルを踏んで発進させなければならない。この渋滞をスムーズにこなしてくれればめっちゃいいのになぁ。
〇 自動運転の最後のピース「未来予測」
我々はつねに経験による予測をしながら運転をしています。
この先詰まってるから車間詰めても無駄だなぁとか、前の車頭おかしそうだから車間距離開けとくか、とか、他県ナンバーが何か探しながら走ってる、これ急ブレーキ怖いなぁ。とか。
特に東北人はブレーキを踏んでからウインカーを出す悪癖が多いので、あ、こいつ次くらいで曲がりそうだなと思ったら車間を開ける必要があります。
まして高速道路で後ろから白いX5が近づいてきたら「あかん宮崎や」と思うでしょう(BMWへの風評被害)(いや実際やばいBMW多いよね)
僕も妹のポルテを借りて運転すると、本当に無理な割り込みによく合います。
あれも「ポルテや。乗り手は女性で回りみないタイプや。空気も流れも読まずにマイペースで40㎞とかで走るに違いない。さっさと前に入らんと!」って未来予測の上でやってくるんだと思います。
いや、うちの妹実際その通りなんですが。
〇 もっと遠く見てよ!
のろのろ渋滞では十分使えます。高速ではもちろん便利です。ゴーストップを繰り返す渋滞ではもっと遠く見てよ!ってのが現状です。渋滞のタイプで使ってみてください。
〇 でもほとんどの人は使わないんだろうなぁ
ほとんどの人が使わない機能で値段が上がっていく。なんか一時期の日本製家電みたいな話ですが。自動駐車機能一度も使ってないわ。
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GLB | 日記
Posted at
2021/07/17 09:40:51