おうちに帰れない　（まだまだ続く）

なんかまぁ、アレである。
子供が新型コロナで高熱を出して寝込んでるというのに、
僕は快活のブースでソフトクリームを食いながらウマ娘シンデレラグレイを読んでるのである。
苦しむ子供に寄り添えない。つらい。
だが家に帰れば即座に濃厚接触者で5日間の自宅隔離。さらにうつって発症した日には10日間も休めるドン。というわけで、僕は淡々と仕事をし、感染に気を付けながら夜を過ごし、飯を食う。それしかできないのだ。

理屈としてはわかっていても感情としてはなんとも微妙である。
だが災害時に大切なのは理屈だ。
インフラが復旧する前にボランティアが乗り込んで現地の人の食糧を奪ったり、
体育館で避難しててご飯が欲しい水が欲しいってところに千羽鶴を送り込むようなことはやってはならんのである。

しかし、結婚して10年。3日くらいの出張はあったがここまで長く家を空けることもなかった。3日目過ぎてくると、もはや「俺、独り身のとき何喰ってたっけ？」ってなる。
世の中の外食は糖質と塩分の大暴力であり、（一応）頭脳労働の僕には大変に荷が重い。もうちょっとヘルシーな外食はないかと思わなくもないが、ヘルシーをメインとした外食はみな滅びた。高たんぱくを誇るいきなりステーキの退潮なんかとくにそうだろう。やはり糖質。糖質こそが外食。

これが都心ならまぁ選択肢もあるのだろうが、地方都市のさらに郊外ともなれば個人のラーメン屋かお馴染みのロードサイドチェーン店か。というところである。ロードサイドとなれば必要なのは糖質と塩分。あと脂。嗚呼。
ほんと何喰ってたんだろう独身の時の俺。