仙台育英の優勝とか清川元夢の死去とか。

午後はお仕事に忙殺されていた。
宮城県民はみんなテレビにかじりついてるものと思ったが、別にそうでもないらしい。というか、ブラジルの方を相手にスマホの翻訳を駆使して必死に対応していたので、野球みたいなマイナースポーツのしかもアマチュア大会とか、ブラジル人興味ねえよな。とか思ってた。

で、ようやく一段落して、「結果どうなった？」とネットを開けば最初に飛び込んできたのは、清川元夢氏の死去のニュースである。

(´・ω・)　なんとまぁ。

〇　仙台育英。

まぁ。僕らのころは「ザ・底辺私立」みたいな高校である。有名デザイナーがデザインした特殊な制服を引きずりながら歩く、熱血硬派くにお君のライバル高や、スケバン刑事の世界である。俺が何かの試験で入ったときは通路の陰に灰皿が置いてあったっけよ。きっと教職員用だね！（棒）
で。まぁ生徒集めには余念がないので、運動部であったり特別進学コースであったり、当然そういうのを用意してた。しかも校舎をしっかりわけてた。
基本的に男子高だが、女子のコースもあった。当然校舎は別だ。

で。まぁ、今ではそうでもないらしい。
仙石線で下品にたむろってるあの特殊な制服の一団もあまり見なくなった。というか、たぶん不良自体が絶滅危惧種なのだろう。みんないい子になってしまった。まぁ、それはそれで。

で。

東北の甲子園常連校。というと、「また他の地域から選手を集めてるんでしょ？」と思われがちだ。が、まぁいうほどでもない。
もちろん、集めてる学校もある。集めてる学校もあるが、そもそも関西から東北に来てる時点で、関西の有名高に入れないから来てるわけだ。それが東北の地で頑張ってるんだから、それはそれでいいんじゃないのかね。
でもまぁ、宮城で野球やってるのはだいたい目指すので、わりと地元が多い。
これは「島根はなぜ没落したか」と一緒に語られるが、たぶん楽天イーグルスが大きいのではないだろうか。やっぱ野球チームがあると違うのである。

まぁ、何にしろ。ついに白河の関を優勝旗が越えたわけで、おめでとうございます。

あとはまぁ、地元高校で甲子園で活躍して楽天イーグルスで活躍。みたいなそんな選手が出てくれればなぁ。楽天、近鉄を事実上引き継いでるだけあって関西人多いのよね。そこが九州のスターをそろえるソフトバンクと違うところ。

〇　清川元夢

別に同日ほぼ同時刻にニュースが流れなくてもいいじゃないかと思うが。
まぁ、87歳。皆が覚悟はしていた。これからどんどんそういう訃報が増えるのだろう。

「私からのプレゼントだ、君達の死と共に受け取ってくれ給え、ノーチラス号の諸君。」

合掌。