仕事始め。

というわけで、世間は奇跡の9連休らしいですが、僕は普通に今日から仕事です。
それでもまぁ、昔は普通に三が日も働いてたんですよ。
僕が子供のころ。親父が勤めの時は祖母宅で地獄の監禁お正月でして、もう我ら兄弟のなかにお正月というのは苦痛に耐える時間と刷り込まれてるわけなんですが、途中でうちの親父がなんか脱サラしまして、正月は仕事の手伝いで終わるようになったんですよね。

で。

親父の脱サラによって僕の進学資金はなくなってしまい僕は田舎の国立大に流れ着くことになるのですが、祖母宅へ行かなくていいというのはもうマジで幸せでして、正月というのは労働するもの。という感じになったわけです。

まぁ実際問題、初詣にしろ仙台初売りにしろ、まぁ人ごみ嫌いだし。なら働いてるほうがマシ程度なんで数年前まで働いてたんですけど、まぁその辺で経営方針が変わりましてね。
正月に開けても客なんか来ねえし客層も悪くなるし働く方も嫌がるしもう休もうぜ。みたいに。単純に経営の問題で働いてないわけです。

一方。うちの嫁さんは母方の実家がタクシー屋だけあって、まぁ年末年始もあってないようなものが当たり前なんですよね。これはもう、そういうメンタルで育ったから。という話で。

なので。まぁ正月働くのは別に問題ないつもりだったんですが、今年ですね、
嫁さんは仕事、子供とお正月中留守番しながらマリオパーティジャンボリーをやって6歳の子供をボコボコにやっつけながら
「ああ、こういう時間って大切なんだな」って。ふと。

もし僕が死んでも、「あいつ大人げなかったな」くらいに息子が思ってくれたら、お正月休んだ価値があったというものです。