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時は2009年。当時の2chの一つのスレが立った。
「私女だけど彼氏の財布がマジックテープ式だった　死にたい。。」
瞬く間にAAが作られ、ニコニコがあったので初音ミクが歌い上げた。
なんだろう。なんかわからんけど楽しい時代だったな。

〇　で。

で。2009年当時。僕の財布は当たり前のようにマジックテープ式であった。
そもそも男性の財布というのは小銭と札と免許証とポイントカードが入り、ケツポケットに収納されるものである。なので形は二つ折りか三つ折り。となればマジックテープでバリバリくっつくのは合理的なのだ。たぶん。
これの何が問題なのか。この男女の思いの差からか、なんか流行った。
というか、「支払いは任せろー」「バリバリ」「やめて！」の流れが美しい。

〇　で。

社会に出て数年。出会いもなく婚活に舵を切った僕は何人かの女性とお付き合い未満のことをするようになる。そこで、まぁ、気づくわけだ。

なるほど。女性というのはブランド物の財布を当たり前のように持っているのだな。

面白いことに、一流企業（宮城基準）のバリバリの会社員であっても、年収200万の実家暮らし派遣さんでも、ブランド物の財布が出てくる。
この感覚は財布を壊れるまで使って壊れたらイオンで買ってくるチー牛には理解できないところではある。つうか、だって「財布」だよ。

なので。今の嫁さんとの付き合い始め。僕は財布を彼女に選んでもらうことにした。当然のようにマジックテープ式ではない、皮の財布。微妙に日本の紙幣の合わないサイズに若干辟易しながらも、最近まで使っていた。

〇　ルイヴィトン

で。まぁ、彼女の財布がルイヴィトンだったんですよ。ルイヴィトン。
で、世の中のチー牛はこの辺のブランドがもう全然わからんわけですよ。
それどころがチー牛独特の偏見までありまして。
「へー。ブランド財布なんだー。金持ちだねー」みたいな。
これダメみたいです。
ブランドの財布くらい誰でも持っている。
それにルイヴィトンはブランドはブランドだが別にそんな高いブランドではない。

(´・ω・)　へー。

これあれですかね。ベンツとかBMWとか乗ってる人が「へー。外車なんだ。金持ちなんだねー」って言われてるようなもんですかね。
ベンツもBMWもピンキリだから。下の方は普通にリーマンが買えるから。
あと、マジの高級車はベントレーとかマセラティとかだから。みたいな。

で。



日本の伝統芸能を参考にしたとかなんとか言われてますけど、この欧州ブランドのこれでもかとちりばめられたブランドロゴ。
我々は初めてルイヴィトンに接した時、正直に思ったと思うんですよ。
「え？これが高級ブランドの世界なの？」って
奥ゆかしさのかけらもない、前面に押し出されたブランドロゴ。
そう、私はルイヴィトンなのよ！　っていう押し出しの強さ。

〇　で。



youtubeで再生数が取れるのか散々叩かれ、コメントでも避難殺到の、これでもかと散りばめられたスリーポイントスター。
僕は天邪鬼なので世間が叩くほど悪くないかもしれないとも思うんですよ。

だってこれルイヴィトンの財布じゃん。って。

前回は近くで用事があったので歩いて行ったんですが、今回は車で行ってみた。
令和最新の都市型イオン。イオンモール上杉。
もちろん、そうはいってもイオン。二つの自走式立体駐車場を備え、クルマでの来場にもしっかり対応。なんですが。

まぁ、狭い。

狭いっていうか、今までと特に規格変わらず。といったほうが正しいのか。
ちゃんと止めても通路に頭が飛び出すアルヴェル。
急カーブと高低差で緊張感の走るすれ違い。
そう。だいたいの人間が「ああ、あれね」と覚悟する自走式立体駐車場です。
ルークスこみこみで３５０万でした。みたいなポストにわざわざ引用ツイートで「１００万足すとテスラ買えますよｗｗ」みたいなポストをする信者は自慢のモデルＹで駐車しにこいやっって言いたくなるやつです。
・・・将来的には自動運転で停めてくれんのかな。

〇　街の活気をしめすバロメーター。

その街が生きているのか、死んでいるのか。
生きているなら、元気に生きているのか、とりあえず生きているだけなのか。
その一つを上げるとすると、「旅行代理店」でしょう。
思えば、イオン富谷の近ツーもイオン泉大沢のJTBも泉中央のJTBもHISもみな滅びました。
僕は昔秋田の横手にいて、そういや横手にJTBあったなと思ったらコロナでなくなってそれっきりでした。
そう。もう泉はダメです。長町はまだ生きてます。
そう、それが旅行代理店です。
今回なんで上杉に行ったかというと、上杉は当然生きている街なので、HISが新店舗を出しました。まぁ、旅行代理店があるってことはこのご時世にわざわざ窓口に旅行の相談をしたいって人がいるってことなんですからね。そりゃ、そんな街はちゃんと生きてるんですよね。

というわけで、来年はどっか行きたいなと妄想しながら生きています。

〇　最後に

で。僕は狭い狭い自走式立体駐車場をぐるぐる回って上のほうにようやく止めて、イオンで飯を食わずに純連で味噌ラーメン食べて、でHISでパンフもらって帰ってきたわけですが、狭い狭い自走式立体駐車場で何回も対向車と譲り合いながら下に降りてきてですね、一階の一等地。そこには令和最新のイオンモールだけあって、再生エネルギーを用いたEV充電スポットがあるんですが。

枯葉マークのピンクのパッソがどうどうと停めてあった。

もはや現代アートだろ、これ。

というわけで、12月である。
なんだろうね、毎年のことながらこの「あー今年終わったねー」感。
まだ一か月あるんだけどな。

まぁ一年、なんの成長もなかった。それでいて多くの失敗をした。
だがまあ、そんなもんじゃねーのとは思う。
今更自分以外の何者になることもできない。だからまぁ、僕はこの程度の人間だったんだなと受け入れなければならない。
で。まぁ。最近の小遣い万歳の一コマであったが、結婚して子供できると、マジでこの感覚になる。俺はしょうもない人間であったが、君たちのおかげで良い人生を送ることができた。ありがとう。

〇　まぁ。

個人として成長がなくても、世の中は動いていく。回っていく。
ベンツの値段は上がっていく。つうか、来年からこれ売るんだろうか。



対するBMWも



こんな感じ。ドイツ車好きはついていけるのか。僕はもういいかな。

〇　仏車
「トヨタと戦える新型ハイブリッドを手に入れたぞ！」と吹き上がってるフランス車勢も、まぁ実際どうなのかなーとは思ってる。昔からフランス車の売れ筋って圧倒的に小型車でしょ。あれ結局のところ「高いフランス車に用はない」ってことだと思うんですよね。308が300万くらいで買えると思った？残念今は500万でーす。みたいなのどうなんかなーと生暖かく見守っている。
見守っているといえば、2025年中には5008来なかったね・・・(´・ω・)
新型5008。わりと待ってたのに。

〇　来年。
まぁ、なんというか、結局のところ国産車のメインストリームはミニバンなので、シエンタフリード、ノアヴォクセレナステップワゴンの牙城を脅かすBEVに期待したいところ。
期待してるうちに子供が育ち切る気がしてきた。

占い。信じてます？
まぁ、だいたいの人は、信じてないと思うんですよね。
まぁ、僕も信じていません。信じていませんが「信じてないから友引に葬式を強行するぜー。とか、信じてないから仏滅に結婚式あげるでー」まではしなくていいかな派です。大人ですから。

で。

なんだか一時期やたらテレビに出ていた細木数子。
なーんか、聞き覚えがあるなと思ったんですが、
うちの祖母に細木数子ブームがあったんですよね。
その前に天中殺ブームがあって、大殺界ブームだそうなんですが。
なので、なんか昔祖母の家に転がってた本の人がタレントになってんなー。くらい。

で。

占い。まぁ、別になんでもいいんですよ。
問題は、その占いが悪い影響を与えてくるときです。

〇　クルマの買い替えは再来年にするといい。らしい。

細木数子の代名詞ともいえる六星占術。
誕生日をもとに人間を6パターン×2に大きく分け、それぞれに12年周期でいい時期と悪い時期がくる。3年続くとても悪い時期を「大殺界」と呼ぶ。というのが簡単な解説です。

「あなたは来年まで大殺界なの。今年もいろいろトラブルがあって大変な一年だったでしょう。だから、来年までは謙虚でいて、クルマを買い替えるなら再来年にしなさい」
これをさ、実の母親に言われる息子の気持ちとか考えたことあります？
かなりのげんなりですよ。宗教二世かよ。
まぁ、確かに2025年がトラブル続きで大変な一年だったのは事実。ただまぁ、別に事故を起こしたわけでも入院したわけでもないし、大殺界の最低の年をこの程度で乗り切ったならまだ良かったかなぁ。くらいなんですが。

思えば、結婚するときも、「あなたは〇〇星、向こうは〇〇星で相性が悪いからやめなさい」とか言われてましたからね。
それを思えば車の購入を伸ばせくらいは別になんでもない感じ。

〇　大殺界の思い出

占いの怖いところは、思い当たる節がだいたいあること。
良くありますよね。性格判断とかで、「言われてみれば確かにそうだな」と納得しそうになってしまうこと。
「お前の受験は大殺界と重なってるから」
そういえばそんなことも言われましたね。結果二年にわたって大失敗。結局大学進学を決めたのは大殺界明けですので、「ほらみたことか」みたいになるわけです。うるせえ、私大行く金出せなかった奴が訳の分かんないことで子供のやる気をそぐな。

〇　・・・あれ？

で。ふと。

大殺界と受験が重なったことを強烈に覚えてるのは、それこそ細木数子の本です。彼女は「大殺界と受験が重なった」みたいな相談に「2年でも3年でも浪人しなさい。長い人生を思えばわずかです」みたいな恐ろしい回答をしています。それゆえにその記載をよく覚えてます。

で。

大殺界は12年周期。僕の大殺界が受験の時だから・・・合わないんですよね。今の年齢と。

うちの母親、俺の誕生日間違えてね？　そう思った僕はまぁ、調べ直しました。そうしたら僕の記憶の方が確かでした。

2025年の僕の運勢は「達成」　12年周期の六星占術で最高の年です！

(´・ω・｀)　いいことの記憶なんかないけど、最高の年だったんだ・・・

トヨタがモデルチェンジの間隔を9年にすると発表した。
僕以上の年寄りは「え？モデルチェンジって4年やろ？」とか思ってるので、まぁ中々に衝撃的な話ではある。
2年でMC。4年でFMC。昔はマジでそんなノリだった。

〇　カローラII

思い出に残るFMCというと、4代目カローラIIだろうか。
ターセル・コルサ・カローラII。いわゆるタコIIと呼ばれる、スターレットとカローラ・スプリンターの間を埋めるコンパクトカーである。

あれ？　カローラIIのケツってこんなだっけ？　ってなるやん。



ちなみに三代目のケツ。うん、カローラIIだ。

で。

そもそものカローラIIが４代目まであることも驚きだが、スレ画の４代目。これがまぁ今は亡き徳大寺御大の間違いだらけのクルマ探しでボロクソであったことを強烈に覚えている。
４年経ったからという理由だけでのモデルチェンジ。
志のないモデルチェンジ
各所が安っぽくむしろ前の方がいい。

・・・まぁ。バブル設計からバブル後設計で安っぽくなるクルマが当時は多かったよね・・・

まぁ。あの頃のトヨタは、前は丸かったから四角くするか。前は四角かったから丸くするか。みたいなFMCが多かった気がする。



9代目クラウンさん・・・

ちなみに先述の4代目カローラII。クルマの印象は薄くても、小沢健二の「カローラIIに乗って」が大ヒットするという偉業を成し遂げている。

〇　そもそもなんでモデルチェンジするんだっけ？

なんでするかといえば、新しいモノを出すことによって古いモノを持つ人に買い替えを促すためである。GMはこの手法でT型フォードを越えて世界一の自動車会社になったのである。
なので。まぁ、FMCというのは既存のオーナーに「お前のクルマ型落ちだから買い替えなさーい」というものでなければならないのだ。

で。

我が愛車GLBのFMCが迫っている。
というか、一部お漏らしで画像が出て来てんだよね・・・

(´・ω・)　どうすんだこれ。