2021年12月26日
閑静な住宅街に降り積もる雪。
僕は外に出てGLB 200dの運転席周りの雪を払う。
キーをなかに置き、身をよじるようにブレーキを踏みながらスタートボタンを押す。
はるか昔のひねる鍵の方が楽だったんじゃないか疑惑。まぁ、いい。
まだ真っ暗な早朝、響き渡るディーゼルサウンド。
(´・ω・) まぁ、ぎりセーフ。
〇 そうは言うけどな。
欧州出羽守は「ディーゼルエンジンはトルクフルで乗りやすく欧州では多く用いられているんだ。それに比べて国産車(マツダを除く)はダメだね」なんて言いますし、ゴルフ8もディーゼルモデルが追加され絶賛の嵐です。
一年乗った感想ですが、まぁ、良いです。トルクフルな走りと燃料費の安さ。うん。
同時にどうしようもないこともあります。それがレスポンスと騒音。
「室内では気になりませんよ?」ってことは、室外だと気になるってことでしょう?
まぁ、同じクリーンディーゼルでも結構差があります。BMWなんか騒音大きい気がしますし、マツダは静かだと思ってたんですがたまに先代CX-5がディーゼルらしい音を出してるのを見ると「経年劣化で騒音ひどくなるのかな」とか思います。
GLB200dでの感想を言うと、寒いと騒音が大きいです。エンジンが温まると騒音も減ります。だから寒い日の朝の暖機はめっちゃ音が大きいわけです。ガレージの方だと反響するぶん「こらあかん」とディーゼルを諦める場合もあるとか。
これさ、ディーラーに行って温まった試乗車の音を聞くだけだとわかんないかもしんないねー。
〇 暖気問題
生まれてこのかた東北人です。昔はもっと寒かった気がします。
なんでしょうね、なんかお湯を組んで親父のクルマのフロントガラスをとかしてた記憶とかあります。今でもやる人いるんですかね。なんでフロントガラスにお湯をかけるかというと、フロントガラスが凍ってるからで、なんでお湯かっていうと水をかけると再凍結するからなんですが。
で、暖気です。これ、本当に正解がわかりません。正解というか、人それぞれに違うという方が正解でしょうか。本来、暖機運転というのは機械がその性能を発揮できるように温めておき、故障を防ぐというものです。私より上のチョークを引いてた人たち、クラシックカーを愛する人たち、気難しい外車を扱う人たちにはお馴染みでしょう。
本来。といったのは、今ではほとんどのクルマは暖機運転が必要ないそうだからです。じゃあ、なんでやるのか。といえば、今どきの暖機運転は、車内を温めるためだったり、凍り付いたフロントガラスを溶かすためだったりします。
え? 凍り付いたフロントガラスは解氷スプレーとか使うんじゃないの?って思われそうですし、実際使うと便利らしいんですが、だいたいは使ってません。だって暖機すればいいから。
で。この暖機運転。東北人では人によるというか性格によるというか、なんかそれぞれです。結婚して思いました。うちの嫁さんなんか暖機運転してそのまま忘れたりします。地球に厳しすぎるだろおい。
僕なんかは暖機運転もそこそこに、ろくに溶けてないフロントガラスで出発します。たまにいますよね、お前それ前見えてんのかって車。いや、マジで雪はちゃんと下すべきだし、フロントガラスはちゃんと溶かすべき。(自戒
〇 車を温めたり冷やしたりするのにガソリン(軽油)燃やすのはさすがにこれからはナンセンスだよね・・
500メートル先のコンビニにクルマで行くことでお馴染みの東北人は、車の雪を下ろしエンジンをかけ室内に戻ってちょっと時間を潰し、車に戻ってみたらまだフロントガラス溶けきってないけどまぁいいかで出発し、コンビニにエンジンかけっぱなしで入っていって買い物する。みたいな光景が日常茶飯事です。
自動車メーカーが爪に火を点す覚悟でやった低燃費はどこいったのでしょう。
僕も朝から近所迷惑ギリギリのディーゼルの騒音を立てながら、電気だったらよりスマートなのかなぁ。などと思うのでした。
Posted at 2021/12/26 17:48:44 | |
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