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どうやら今度の嫁さんは本気らしい。
というわけで、地震前の話だが、フリード（ガソリン）の試乗を行った。
運転席に嫁さん。助手席に営業マン。
二列目のキャプテンシートを二人の娘が我が物顔で占拠し「これいいねえ」とか言ってる。何様だ。
僕は末っ子と三列目に収まる。座面が固いとか薄いとか指摘するだけ野暮だろう。
ガーガーと入り込む騒音。跳ねるサスペンション。
ああ。マジ、ホンダのコンパクトって感じだ。

で。

試乗を終えた嫁さんの感想

「すっごく静かでいい！」

〇　まぁ、音の評価が一番わかんないよね。

クルマが走る。騒音が出る。
まぁ、この音の評価ってのわかんないよねー。みたいな話。
まず、クルマの座る位置でわりと変わる。めっちゃ変わる。
エンジンの音、振動。これだって、気になるのと気にならないのがある。
ブレーキホールド効かない問題からアイドリングストップ切ってるんですが、
それで停車時のエンジン音が気になるかというと気にならない。
むしろ再始動のブルンって方が気になるのではないかね。
何かと欧州を持ち上げる人がいて、向こうではクリーンディーゼルが当たり前なんだ、日本の出来損ないのHVとは・・みたいな人が、ああ、ディーゼルゲートで消滅してしまったけれど、まぁ一応言っとく。

そんなにディーゼル良ければガソリンモデル併売しねーよ。

そして、このクリーンディーゼルの音と振動。これがまぁ、本当に評価しずらい。
何せ、我々の耳はめっちゃ適当だ。適当というか脳が勝手にノイズキャンセルかける。おかげで我々は人ごみの中で会話できるし、海外でふと日本語が飛び込んでくる瞬間を認識できる。
そう、意識してアクセルを踏んでみると、まぁこれがわからないｗ
単純に回転数に応じて音と振動が増える。かというと、そういうわけでもない。気がする。
もちろん、エンジンの温度とかその人の気温湿度とか、いろんな要素が絡んでるのだろう。

あ、ディーゼルエンジンの試乗するなら予めディーラーに「クルマ冷やしておいてください」って言っておくといいよ。嫌がられそうだけど。

あと、単純に車格で違う。Q3のディーゼルの動画見てると、GLB 200dでも感じる、「ぐもー」って感じのエンジン音が盛大に入り込んでるように見える。
まぁ、動画もね。勝手に音声加工しちゃうからね。
クリーンディーゼルはSクラスでも使ってるくらいだから、そのクラスになると音も振動も皆無なのだろう。知らんけど。でも意外と欧州車ってその辺の認識薄いよね。トヨタ車のほうが（ｒｙ

〇　走行音

で。このようなエンジンの騒音問題もBEVなら全部解決。以上。
と、ならないのがまぁ自動車でして。
そうなると、今度風切り音だとかロードノイズだとか謎のカタカタ音が気になってくる。わけですよ。
そうなってくると、サスのお仕事とタイヤと路面状況とと、音を構成する要素がさらに多岐にわたるわけです。そうなると、まぁ常人には評価不能よね。
これが生活する上での騒音ならデシベルとかで測ればいいんだろうけど、クルマの雑音となるとそう簡単にはいかない。いや、ほんと開発者の人、お疲れ様です。
まぁモーターだって完全無音で回るわけじゃないし、インバーターみたいなものもなんか音出すしね。これも気になる人、気にならない人がいそう。
「ディーゼルエンジン最高！　音も気にならないよ！」
って人もいれば
「いや、やっぱディーゼルはガソリンじゃねえよ。俺には合わなかったよ」
って人がいるように。