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うちの上の娘が鉱物に興味を示し始めた。
いいね。理系のお父さんとしてはうれしい限りでもあり不安な感もあり。
ほら、理系の入り口としては定番ですよね鉱物。元素の配列だけであれができてるわけですから。
ただまぁ、スピリチュア方面に行かれるとアレなんですが。

で。

「ヒスイ海岸に宝石を拾いに行きたい」

すげえな子供の情報収集能力。

〇　それにしても遠い。仙台-新潟

仙台から新潟まで公共交通機関で移動しなさい（１０点）
と言われて、え？仙山線奥羽線米坂線羽越線白新線でしょ？と鉄オタなら一瞬で答えられるが素人にはお勧めできない。っていうか米坂線って被災から復旧してなかったよね。
じゃあ、郡山まで新幹線でそっから磐越西線？　というのもアリっちゃありだが・・
え？　もしかして大宮乗り換え？と気づいた人は実は正しい。時間的に圧倒的に早いのは大宮経由である。同じ東北電力管内である新潟に行くのに一度サイタマまで行かなきゃいけないのだ。

なお仙台も新潟も空港があるけど直行便などないので、どうしても飛行機移動をしたければ伊丹経由か（仙台-羽田がないため）搭乗準備の時間も考えると本当に意味がわからない。

というわけで、大正解は高速バスである。なお時間は当然新幹線大宮経由のほうが圧倒的に早い。

〇　さらに遠い上越への道

上越新幹線になんで上越ってつけたんだよっていうのは昔から言われていることで、これは並行する上越線に上越線ってつけたのが悪い。
今回子供が行きたいといってる糸魚川は「上越・中越・下越」に分かれるくっそ広い新潟県の一番向こう（東北人の感覚。当然関西人からすると一番手前が上越である）。すなわち上越新幹線では上越には行けないのだが、これは上越新幹線の上越が上越ではなく「上野-越後」を意味するからだ。越がゲシュタルト崩壊してきた。

似たような例で東武東上線の上が上州（群馬）の上。みたいなのがある。

閑話休題。

家族全員で仙台から大宮経由で糸魚川へ行ってたら破産するので、当然クルマで行こうと画策である。なお走行距離はゆうに４００㎞を超える。つーか、でけえな新潟県。ちなみに東京より遠い。

〇　なお。

ちなみにこの磐越道から北陸道へ入っていく経路。実は仙台-京都・大阪の深夜バスの経路である。一晩かかる。
なおこの季節。高速道のトラブルで下道に降りると本当の地獄が待ってるので超おすすめ