
「先生、どうぞうちの人の手術をよろしくお願いします」
廊下で主治医を呼び止めそっと封筒を渡す。医者は周囲を確認しそっと内ポケットへしまう。
・・・ってのが昔はわりとあったそうですよ。
〇 付け届け。
うちの師匠が付け届け大好き人間だったので、お前は田中角栄かってな勢いで相手のポケットに万札をねじ込んでたもんですが、さすがに時代が変わってそういうのは・・・なくなったよね。なくなってるはず。
ただまぁ、さすがに現金はなくなったものの、それ以外の贈り物というのはいまだに根強い。皆さんでどうぞってお菓子を持っていくのは、本来であればいらないと思うのだが、まだ結構ある。
で。まぁ普通の専門職であれば、お菓子をもらおうがお酒をもらおうがなんなら現金をもらおうが、「よし、じゃあいつもより丁寧にやるか」とはならない。ならないよね。たぶん。そう考えると、正規の対価以外に何かを渡すって相手にたいして失礼なことにも思える。
で。
何はともあれ、そういう理由で、そこそこお菓子をもらうことが多い。
脂肪になるだけだからいらないのだが、そういうお菓子類って意外と女性スタッフの受けが悪く、結局僕の胃に落ち腸から吸収されなんか複雑な回路を通って脂肪として蓄積されていく。
〇 シャトレーゼ問題
超ローカルな話題だと、虹の丘と市名坂にいきなりシャトレーゼができた。
いや、なんか最近攻勢にはいってません?シャトレーゼ。
昔から田舎と都会の間に店を作るシャトレーゼだが、田舎ラインが都心にしのび寄ってるといってもいい。
で。
多いのだ。最近。シャトレーゼをもらうことが。
いやさ、シャトレーゼさ。悪くないけどさ、言ってしまえばジェネリック○○みたいな商品ばかりじゃん。美味しいけどさ。うれしいんだけどさ。
ただどうしても、かぶる。そりゃアイスとか持ってくるわけにいかんから、だいたい同じような洋菓子をいただくことになる。
シャトレーゼを馬鹿にしてるわけじゃないんですよ。すごい企業だとは思ってるし、なんとなく出す付け届けにはまさにベストだと言っていい。
心苦しいのは。支払いギリギリです。生活も大変です。でも付け届けはしたいからシャトレーゼです。って人。
いや、そういう人はいらんから。本当にいらんから。お家で食べて、シャトレーゼ。我々は対価さえもらえれば精一杯の仕事をするから。
Posted at 2024/02/18 11:47:57 | |
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