
2016年 パリモーターショーにてメルセデスベンツの会長がこれからの自動車のありかたとして壇上で発表したのが「CASE」になります。
つまり、C コネクト A 自動運転 S カーシェア E 電動化 ですな。
このうち、Cに関しては昔っから、やろうとしてはなかなかうまくいかないって感じがします。今回はこの C に関するお話です。
〇 Mercedes me connect 申し込む
まず車の契約の時に正規ディーラーを通してサービスを使うために手続きをしないといけません。書類は出したのに言うまで処理してくれなかったのは、まぁ前の話ですが。さすがに車を買ったときは3年?だからの無料サービスがありますが、その後はいろいろ有料になります。
正規ディーラー+有料 もうこの時点でハードルが高い気がします。
つうか、なんでもかんでもMercedes meって言ってるおかげでMercedes meって何よってなってません? 東京大阪の展示場もMercedes meやろ?
これでガソリンスタンドの値段が表示されたり、天気がわかるようになります。
スマホにMercedes me のアプリをいれれば車の状態をみることもできます。
まぁ、ここで満足してました。燃料の残量見えるし。現在のconnectサービスってすげえなぁって思いながら。
ところが一部の項目が表示されません。あとでもう一度やってくださいってエラーが出ます。ただ、いくらやり直してもダメです。これはもう、話は簡単でエラーメッセージが間違ってるのです。本当はプロファイルの同期をしなければならないのですが、プロファイルの同期の項目がでるのはアプリの起動時だけです。アプリの起動を意識しないiPhone組は何もわからないまま日々を過ごすはめになります。これ使えないのかな?って思いながら。
〇 車のプロファイルを設定する
アプリによると車のプロファイルを設定しないといけないみたいです。
ここで一つ疑問です。プロファイルってなんだよ。殺人事件でも起きたのかよ。
で、プロファイル(profile)フランス語で読むとプロフィールです。そういうことです。そういうことだったのか。
なおアプリでは「画面左上のプロファイル」を設定しないといけないんですが、そんなところにいくら探してもプロファイルなんかはありませんが、今日発見しました。メニュー画面の右上にあります。まぁ、単純に左ハンドル用の説明をそのまま和訳しただけですね。そこはちゃんとしようよって思いますが、日本語が日本語になってるだけイタフラよりはるかにマシらしいです。
やっとこの画面が出ました。
この画面出ねえよ!って人はプロファイルの設定と同期をやってみてください。
余談。
まぁ、なんで一か月以上MBUXのプロファイル機能を使ってこなかったかというと・・っていうか、これ使ってる人何割くらいいるんでしょう。1割もいない気がするんですが。これは複数の人間が車を使う、あるいは個人情報を抱えたまま他のMercedesに乗ることを前提にしてますので、ふつーの人は使う必要に迫られないんですね。しかも、GLBではチルスコステアリングは手動ですし、シート位置は普通にドアにメモリーされてますしで、好みのラジオ局?そんな数ねえよラジオ局なんて。その個人にあった車の状態にするのにプロファイルを使う必要性がないんですね。
最近二階の寝室にエアコンを入れましたが、wifi設定をして富士通ゼネラルのサイトにメアドとパスワードを登録してアプリを入れてリビングから電源を入れるよりも、階段で二階に上ってエアコンのリモコンを押した方が早いのに似てます。どうせカーテン閉めないといけないし。
だからプロファイル機能を使った方がたとえ便利な人であっても、その機能をつかわず手動でいろいろ調節したほうが話が早いわけなんですよ。そこらへんの操作はメルセデスはやりやすいし。
これ、有料になったら金払ってやるか微妙ですよねえ・・・
車とconnectの問題はまだまだ続くんですかね。
そして、こんな一部のスキものしか使わない機能を各社が金と時間を使って開発してるかと思うと、なんかいろいろもったいなさを感じるわけです。この分野で先を行くテスラも今はわかってる人が使ってますが、普及するようになったら同じような問題がいろいろ出るんだろうなぁ。
Posted at 2020/12/29 12:07:06 | |
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