
夫婦にとって大切なことは、価値観を合わせることではなく、
相手の価値観を尊重できるかどうかではなかろうか。
〇 現れる第三の刺客
奥様のクルマ選び。車検はまだあるので、今回はパスという結論も可能である。
僕は奥様の一族は縁を大切にするところだと思っていた。
なので、義兄の後輩が勤めるトヨペットであったり、彼女の叔母さん一家がひいきにしているMTGであったりを見て回った。
これらのトヨタ組のシエンタと、ホンダのフリードを競わせて・・という
まぁごくごく普通のクルマの買い方である。
そんななか、奥様が連れてきたのは近所のネッツであった。
〇 ネッツトヨタ
古くはトヨタオート店。メインはカローラの影武者ことスプリンター。売ってるクルマはスターレットにトレノにMR2という問題児軍団である。
そんなトヨタのお荷物オート店も「これではいかん」と思ったのか、トヨタによって大刷新を受ける。そしてそれを軌道に乗せた専売車がヴィッツである。
僕は当時、ヴィッツとホンダロゴを乗り比べて、さっさとヴィッツを買った。まぁ、このロゴがあまりにあんまりだったので、ホンダはフィットを誕生させることになるのだが。
ネッツの快進撃は続く。これまた微妙なクルマばかりを扱っていたビスタ店を事実上吸収。宮城でビスタ店はMTGグループだったため、ネッツ仙台とネッツ宮城が向かい合う。なんてこともあった。
なお、ネッツ宮城は全車種併売になった今、お役御免とばかり吸収され仕事を終えた。
さらに、ヴォクシー、さらに先代はアルファードより売れてしまったヴェルファイア。もう完全にマイルドヤンキーご用達ディーラーとして躍進してしまったのである。
〇 嫁さんが気に入ったポイント
僕が仕事中、嫁さんがふらりと入ったのが新しくなったばかりの近所のネッツ。
「子供の遊び場が充実してる!」
「門型洗車機がメンテナンスパックに入ると月2回利用可能!」
ってところが良かったらしい。
まぁ、トヨタ店やトヨペット店にはそんなジャングルジムみたいなものは置かないからね。トヨタ店やトヨペット店に来る客の子供は黙って絵本を読んでるタイプで、ネッツ店に来る客の子供は奇声を上げて走り回るタイプだ。
そして、まぁ、うちは正直後者だ。トヨタ店が落ち着かないのも仕方がない。
伝聞だが、対応した営業マンは中古車を探しにきたものと対応したらしい。なんで奥様が予算と内容をお願いすると、近所だから見積届けます。となったらしい。
なので、トヨペット店、トヨタ店に続き第三の刺客ネッツ店が登場することになった模様。
なお、これでトヨペット店は切る覚悟ができた模様。嫁さんの今のクルマを買ったのトヨペットなのにね。そこは粘ってほしかった。
まぁ、頑張って営業しなくてもクルマが売れるからだろう。かつてのネッツもわりと塩対応だったなぁ。
〇 10 years later
ノアヴォクとかステップワゴンを買わせたかったのですがw、奥様はコンパクトがいいとシエンタにするみたい。
で。
10年経ったら長女にあげてもいいし。と。
そうかー。10年後。たぶんあまり世間は変わらず、たくさんのガソリン車が走ってるだろう。で、小学校低学年の長女は10年経てば大学生だ。
18歳。大学生。免許を取って、10年落ちのシエンタ。
うん。なんだろう、もう楽しそうだ。
僕だって学生時代はCR-XやFTOの後部座席に男友達の二人も三人も押し込んで深夜に海を見に行ったりしたもんだ。
あのよくわからない学生らしい楽しい時間が、願わくば子供達にもありますように。そんなシエンタになりそうです。
結局買うのかは知らんけど。
Posted at 2022/03/27 09:32:46 | |
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