
人生の半分をとうにすぎ、日常的な行為にもかかわらずいまだに苦手なことがある。
そう、「寝ること」である。
毎日ほぼ欠かさずやってることが苦手というのもどういう話だよってことだが、実際問題睡眠障害の患者は全国2000万ともいわれているので、割と同士は多いのかもしれない。
まぁ「特技は寝ること」という野比のび太のすごさがわかる話である。いや、思えば僕は幼稚園の昼寝の時間から寝れない子でしたよ?
〇 寝れないくらいなら帰る。
世の中の不眠症患者の大半は夜に布団で寝れないというのが問題であり、その分昼間とか運転中に睡魔に襲われることがほとんどである。「いやー不安で不安で夜しか寝れません」みたいなギャグがあるが、これほど睡眠障害患者に無遠慮な発言はなく、発言主はレイシストである。
そういうわけで、温泉での泊りがけの勉強会等では、僕は「いやーマジ寝れなかったな」と思いつつ、いびきをかく同僚を横目に宿を経つことになる。
寝れもしない布団の中で延々とした時間を過ごすくらいなら、仕事のために帰ってしまって仮眠を取った方が楽。というやつだ。
実際、自動車の運転はなかなかの睡眠薬である。
〇 死なないクルマにしよう。
そういうわけで、まだ深夜ともいえる早朝時間帯に、一人高速道路を南下する。
小雨。濡れた路面。気温一桁。まぁ凍ってないだけありがたいシェチェ―ションである。
クルマの運転が好きな人間なら割と好きな人が多い時間帯なのではないだろうか。たまにトラックを追い越し、延々と走る。
それと同時に、まぁ、「死にたくねえな」と思う。
睡眠不足でのクルマの運転は違法である。確か。だが、もちろん飲酒運転と違って明確な規定はない。(ないよね?)
何しろこちらは不眠不休のドライバーと違って、花巻温泉のせんべい布団の上で4時間くらいは横になってて寝れてないだけなのだ(それもどうだ)
死なないクルマの条件。まぁ、これは誰しもが思うように「車格」だ。
知人が東北道で熊に出てこられ新車を中破させてしまったそうだが、いや、ドラレコ見せてもらったけどさ、山から来るかと思ったら中央分離帯側から来たからね、今話題の子熊。それでガツンとやって怪我もなかったんだから、やはり乗るべきは高級車だと感心しましたよ。うん。スズキエブリィなら脚を持っていかれてもおかしくはない。
それに加えて、単純に車格が上がると疲れづらくなる。安い車はノイズと振動にスリップダメージを入れられてしまうので、車格。車格がすべてを解決するってのは本当だ。
運転支援も大切だろう。深夜の東北道ともなれば、真っ暗である。それで路面も濡れてるとなれば、言ってしまえば人の目よりも機械の目の方が車線認識は上である。「運転支援を使うと眠くなる」というのは逆だと思う。気を張ってる方が「がくん」と落ちる。これを体験すると設計の古さからマイパイロットがつかないデリカとかやはり踏ん切りがつかなくなる。
安全支援。もうこれはあってしかるべきだ。実際、運転中の発作等で暴走し事故を起こすケースを防げるとなれば、かなり安心できる。その分、カメラで見張られよそ見とかできなくなるが、そもそも運転支援中だからと言ってよそ見するなって話はその通り。
まぁなんにしろ「新しくて、でかくて、高いクルマ買えばそれだけ死なねえよ」ってのは資本主義的ではある。
そういや、暴走ポルシェに突っ込まれて夫婦が亡くなったbBとかあったな・・
〇 まぁ。
もちろん最終的には全部が自動運転になるので、宿で寝れない僕は自車の中で寝ることになるのだろう。
Posted at 2025/11/11 16:16:42 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記