
おはようございます、どぅりんりです。(╹◡╹)
今回はその必要性がありそうで実際のところどうなんだろうと思われがちな燃料フィルターについてお話しします。
平成初期くらいの頃までは燃料フィルターの交換はガソリン車では10万キロ毎、ディーゼル車では3万キロ事が推奨とされていました。
バブル経済成長で急激に増えた自動車の台数とガソリンスタンドの店舗数ですが、ガソリンスタンドでの法定タンク点検等の未実施や水分の混入など、正直なところメンテナンスが行き届かず劣悪な燃料が存在したことによるものです。
近年は法規も厳しくなり、ガソリンスタンドもある程度淘汰され、品質が安定したと言えます。また、制御コンピュータの進化やノッキングセンサーの採用で燃調が自動で変更されていることも不具合が減ったように感じる要因です。
また、近年の車はフィルターとポンプが一体型となっており、交換を前提とした設計としていないことから交換を神経質に考える必要はなくなっているのかなと思います。

しかし、不純物がゼロということもあり得ません。ガソリンの調整として用いられる添加剤にも種類があり、入れるスタンドメーカーによって化学反応が必ずしも起きないとも言えないわけです。もちろん不具合の原因になり得るものではないのですが、フィルターとして透過している以上経年上の変化はあります。そこで気にされる方は燃料洗浄剤を2万キロに一回程度添加してフューエルラインのメンテナンスをすることをおすすめします。
またディーゼル車は今でもシビアです。燃料が綺麗でも、燃料フィルターやエアフィルターは重要な消耗部品です。交換が必要ないからメンテナンスが必要ないわけではありません、マツダでもオイル交換時のデポジットクリーナーを推奨していますし、ディーゼル車はある程度エンジンが暖まらないとその性能を発揮できません。ディーゼル車が身近な今、ディーゼル車に乗りながらもチョイ乗りしかしないユーザーも出てきており、不具合を発生させてしまう場合もみられます。

昔も今も変わらない内燃機関、メーカーも車作りやメンテナンスの考え方に変化をつけてはいますが、機械部品のケアが必要な事に変わりは正直ないのかもしれせん。しかし、洗浄剤を添加したから劇的に何かが変わるわけではなく、今のベストなコンディションをいつまでも保ち続けるために使用しているのだと考えなければいけません。
不具合が出る前に日頃のケアで未然に防止出来たら理想的ですよね。
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車だいすき | 日記
Posted at
2020/11/30 08:47:02