![DENSO製燃料ポンプ問題ついに世界1176万台リコールに拡大〜メーカーが解決出来ない理由〜 DENSO製燃料ポンプ問題ついに世界1176万台リコールに拡大〜メーカーが解決出来ない理由〜](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/009/055/47009055/p1m.jpg?ct=704f85fcf532)
どぅりんりです乁( ˙ω˙ 乁)
先ごろホンダとダイハツが大規模な追加リコールを発表したDENSO製燃料ポンプのリコール。
この問題リコールは今回で5回目となりました。
「5度も同じリコールを繰り返すなど前代未聞。これでは顧客の安全よりも利益、すなわちリコール費用を抑えたかったと見られても仕方がない。」
今回はこの事態を少し深掘りしていきましょう。
デンソー自身はこの燃料ポンプが自社製か否かについても、このリコールによって新規の賠償金(リコール費用)が発生するか否かについても明かせないと語っているが国内におけるリコールの判断は、同社にとって顧客である自動車メーカーの専権事項となっている事が挙げられる。それ故に、デンソーにとって頭が痛いのは、自動車メーカーの判断次第でリコールが拡大してしまうということに他ならない。
問題は、ホンダもダイハツ工業もこのリコールを見極め切れず、対応を決めきれない事だ。現に、ホンダは4度目のリコールを届け出た1年前の2022年6月2日に「これ以上のリコールはないと考えている」と語っていた。にもかかわらず、なぜこうした事態を招いているのか。品質管理の専門家(以下、品質の専門家)は「ホンダもダイハツ工業も品質管理の実力(以下、品質力)に課題を抱えているとみなさざるを得ない」と指摘する。
上記はトヨタのものではあるが各メーカーダイハツはタント、ホンダはエヌボックスで同様の届出をしている。
そこで本件の本質がわかるのだ。それは2020年3月に初めて燃料ポンプのリコールがでた際から国土交通省に届け出た資料から読み取ることができる。
国土交通省に出されたリコールの届出内容一字一句違わず、資料に用いられた写真一つ同じと言うことだ。
つまり、この問題は3年前からずっと一つの問題として続いているということなのだ。
消費者の安全と製品上の不良を考えれば自動車メーカーは範囲を大きめに取らざるを得ない。しかしサプライヤーのDENSOは不良したもののみを賠償したい。さまざまな都合がぶつかり対象車ばかりが拡大している。
これはタカタ製エアバッグとは本質的には違うものの、消費者に与える影響は同じだ。
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車だいすき
Posted at
2023/06/07 15:48:28