どぅりんりです(^^)/
今回は「3B20型エンジンについて知っていただきたい留意点」と題して車のいろはを進めていきます。
3B20型エンジンとは日産デイズ・デイズルークスや三菱ekワゴン・ekスペースに搭載されたエンジンです。
このエンジンのタイミングチェーンに耐久性が低く、オートテンショナーの許容以上に伸びてしまい、バルブタイミングが狂ってしまう車両があることが市場調査で分かってきました。その結果ピストンとバルブがぶつかってバルブが破損してしまうバルブクラッシュという事象が発生し、エンジン載せ替えレベルの修理費用が発生してしまうというのです。
※写真は他車種
この事象をメーカーでは既知なはずで、途中から対策品の構造の全く違うタイミングチェーンに変更されていることも確認されています。
最悪なのは本来オイル管理が出来ていれば影響が少ないはずの車両でもバルブクラッシュの発生事案も多数あることです。
また、どのタイミングチェーンが使用されているかオーナー側では確認できないことも、この事象が起こり得る個体なのか確認できない要因です。
オーナーができる対策の一つとして考えれるのは「SP規格」の最新規格のエンジンオイルを使用することです。なぜかというと、SP規格には「タイミングチェーンの摩耗(伸び)低減性」という項目があり、1つ前のSN規格に比べても50%低減が基準になっています。この規格のエンジンオイルを使用することでタイミングチェーンの伸び率を抑えることができると考えます。
ここではメーカーさんへの苦言は言いませんが、不祥事がほかにもあった時期の車両なのでいろいろな問題を抱えた時代の車なのでしょう。その代償をオーナーが背負うことが理不尽だと思い記事にしてみました。
Posted at 2024/05/08 14:27:31 | |
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