どぅりんりです乁( ˙ω˙ 乁)
年明け一発目のブログは昨年の年の暮にお隣の国である中国で発表されたホンダの大型リコールについて、おそらく日本にも影響があるのではと考えたどぅりんりが、速報をお伝えします。
中国のロイター通信は、中国の国家市場監督管理総局は29日、ホンダがハイブリッド車(HV)20万台超をリコール(回収・無償修理)すると発表したことを報道しました。一部モデルでブレーキペダルのセンサーに問題が見つかったためといいます。
ホンダと中国自動車大手・東風汽車集団の合弁が2018年10月8日─20年9月7日の期間に生産した計10万5608台のHVがリコールされる見通し。さらにホンダと広州汽車集団の合弁が18年8月27日─20年8月6日に製造した9万5081台も対象になるとみられます。
製造工程でブレーキペダルのセンサーに入った潤滑油が、時間の経過とともにセンサーに不具合を引き起こす可能性があるとされ、リコールは来年3月31日から開始される予定です。
どぅりんりが注目したのは、どのメーカーもブレーキシステムのサプライヤーが仕向地によって大きく変わることはないという点です。
ブレーキシステムの図になりますが、わかりやすく言うなら、ブレーキは直結の油圧と、電気信号で油圧ポンプを動かして作動する二系統があります。
普段は油圧ライン、赤丸の経路は遮断しています。
青いラインの電気信号で制御し、4輪独立してブレーキを制御、こうする事で回生システムとの協調制御やABS、横滑り抑制装置の介入を実現しています。
今回のリコールはブレーキセンサーの何かしらの不具合が発覚したことによるため、万一ペダル入力に対してブレーキが数回反応しない、数秒以上反応しないなどのフェールセーフ条件を満たすと、チェックランプが点灯、油圧ブレーキに切り替わるという流れではないかと推定しています。
しかしここで注目したいのは、フェールセーフがあるから大丈夫と一概には言えない点です。
例えるなら重ステアリング現象。ブレーキでいうなら止まれない事はないが、かなり制動力は落ちると言う点です。
ドライバーが意図する停止距離で止まるのは難しい点を指しています。
記事の抜粋写真にはフィットやヴェゼルといった車種が含まれているため、極めて出荷台数の多い主力車種です。
中国での対応が現状3月からということもあり、半導体の影響も受けているでしょう、アジアやヨーロッパ圏まで波及する可能性もあるため、取り上げてみました。
しかし、確定情報ではないため、ご参考までにしてください。
Posted at 2023/01/12 18:45:14 | |
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