ブレーキパッドの件で色々ありましたが、
前々回のブログ記事・「ブレーキパッドの怪」がまとまりなく長文になってきてしまっているので、キャリパー・ローター関連の話は別記事でこちらに記載します。
こちらの情報は断片的な情報からの推察が主体になります。
今の所わかっている情報を整理すると(So:ソリッドディスク、V:ベンチレーテッドディスクです)
・「S」以外のトゥインゴ3
ローター:径258mm、厚さ22mm、V
パッド:幅140.2mm
・「S」の標準仕様?
ローター:径259mm、厚さ12mm、So
パッド:幅155.2mm
・我が「Sリミテ」
ローター:径259mm、厚さ12mm、So
パッド:幅140.2mm
・ルーテシアⅣ0.9T初期ロット(〜2015年3月)
ローター:径258mm、厚さ22mm、V
パッド:幅140.2mm
・ルーテシアⅣ0.9T(2015年4月〜)
ローター:径258mm、厚さ22mm、V
パッド:幅155.2mm
という事になります。
ルーテシアとトゥインゴ3のベンチレーテッドディスクのローターは共通のように見えますが、ルーテシアはFF、トゥインゴはRRですので、ハブベアリングとの取付部の形状などに違いがあるかもしれません。
ディクセルから
ルーテシアやトゥインゴ3用のローターが発売されてますが、それぞれで違う型番になっております。
トゥインゴ3とルーテシアゼンではキャリパーが共通との情報もありますが、パッドの仕様を考えるとルーテシアの初期ロットとトゥインゴ3に限った話になるものと思います。まさか、同じキャリパーでサイズの違うパッドを共通で使える…なんてことはないですよね…
また、我がSリミテでは他のトゥインゴ3と同じパッドが使えますが、厚さが10mmも違うベンチレーテッドディスクと「S」のソリッドディスクとでキャリパーが共通っていうのも考えにくいです。
純正キャリパーを交換するという事態はあまりないと思いますが、この辺の互換性も気になります。
もしかしたら他のトゥインゴ3用のベンチレーテッドディスクがポン付けで流用できちゃったりしちゃうのかもしれませんけど…
万一我がSリミテの現状仕様で耐フェード性に難があると感じたら、そういうカスタマイズの可能性についても検討してみます。
尚、ディクセルからはトゥインゴS用のローターも発売する予定はあるようで、現在スペック調査中となっています。
我がトゥインゴSリミテの純正ブレーキパッドはATE製でしたので、おそらくローターもATE製と思います。
ディクセルのPDタイプのローターは前車でもMタイプのパッドと組み合わせて使ってましたが、ダスト出ないしローターに錆も出ないし個人的には好きな銘柄です。今後に期待です。
前々回のブログ記事で貼ったパッドの寸法が記載されたイラストによれば、幅140.2mmのパッドの縦幅は40.0mm、155.2mmのパッドの縦幅は49.1mmと縦幅も異なっています。
同じローターなのに縦幅の違うパッドを使うという事は、小さなパッドではローターの摩擦面全域を利用出来ていないということになります。
小さなパッドが付いた我がSリミテのローターも、そんな形跡が既に出ています。

なんか…もったいないです(´・ω・`)
ローターが摩耗すると段ができちゃったりするんですかね?
尚、装着したASオリジナル低ダストブレーキパッドは非常に良い感じです。
昨夜、ちょっと強めのブレーキ(ABS未作動レベルですが)を踏まざるを得ない場面があったのですが、タッチ、効きに違和感はなく前後のブレーキ力のバランスなどは純正よりも良好です。
RR車のため、ブレーキング時の姿勢は極めて安定してますし効きも素晴らしいです。
前ソリッドディスク、後ドラムというカタログスペックだけをみると非常にチープですが、性能はそれだけでは語れません。
もちろんスポーツ走行される方には耐フェード性の面でスペック的に物足りなさを感じるかもしれませんが、その場合はスポーツパッドに替える等適切にカスタマイズすべきです。
※追記 2021/01/09
ディクセルさんからの情報によれば、我がトゥインゴSリミテの部品番号に適合するローターはスマートフォーツーのソリッドディスク仕様車と共通のようです。今後ももう少し情報を集めます。
Posted at 2020/12/29 11:44:15 | |
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