
行くのか行かないのか明言しないままアジア歴訪を開始した米下院議長のナンシー・ペロシ氏(冒頭画像)は、結局台湾を訪問することになったようです。
ペロシ米下院議長、2日に訪台へ=関係筋 | ロイター
https://jp.reuters.com/article/usa-china-taiwan-pelosi-idJPKBN2P71MV
前例がない話ではないとはいえ、中共から見れば「一つの中国」において「反政府組織」が支配している島を、米国の正副大統領に次ぐナンバー3の要人である下院議長が訪問するというのは受け入れられない話でしょう。
訪台「決して座視しない」 ペロシ氏のアジア歴訪、中国が警告を連打:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ816RPLQ81UHBI027.html
先日は人民解放軍が台湾海峡で実弾発射軍事演習を実施するなど、中共は激しく反発してます。
中国、台湾海峡で30日に軍事演習 米下院議長の訪台報道の中
https://www.afpbb.com/articles/-/3416941
メンツを潰された中共が何らかの軍事的挑発に出る可能性があり、不測の事態に備えて米第7艦隊空母打撃群が台湾海峡に展開するなど緊張が高まっています。
ペロシ氏訪台計画、米軍が護衛 中共の反発は「空脅し」=元米政府高官 | ロナルド・レーガン空母 | ナンシー・ペロシ | 中国共産党 | 大紀元 エポックタイムズ
https://mb.epochtimes.jp/2022/07/112431.html
「台湾有事は日本の有事」ですから、当然日本の海上自衛隊も協調して行動されているでしょう。
バイデン政権のような「左派リベラル」の人々は「保守」の人々より「原理・原則」に則って筋論を押し通しがちです。表向き喧嘩しながら裏で握手するなどの「寝技」「プロレス」が上手くありません。
場合によっては最悪世界大戦や核戦争になりかねないところまでエスカレーションしかねない話です。
中間選挙を控え支持率低下に悩む民主党バイデン政権の焦りにも見えますが、中共はどう対応するでしょうか?
ちょっと軽率な行動に思います。
Posted at 2022/08/02 06:09:32 | |
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