
ロシアがウクライナに侵攻を始めたのが2月24日。まもなくそれから半年が経過しようとしてます。
戦況は一進一退で長期化、泥沼化の様相を呈し始めています。こうなると無駄な殺生を重ねることとなり悲惨な結果をもたらします。
ロシア側に一方的に非がある戦争ですが、そのロシアが核保有国である以上、他国が徹底的にウクライナを支援して一方的にロシアを圧倒するわけにもいきません。
トルコのエルドアン大統領と国連のグテーレス事務総長がウクライナのリビウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した旨報じられていますが(冒頭画像)、戦争終結の為にグテーレスが訪れるべき場所はそこではなくモスクワでしょう。
一方でウクライナ側に降伏を促すような論が日本の一部メディアから発せられることがありますが論外です。
仮にロシアが日本に軍事侵攻してきた場合に「戦わずして白旗を挙げろ」とでも言うのでしょうか?先の大戦末期にソビエトが対日参戦してきて満洲や千島樺太で何が起こったのか?日本人は多くを語りませんが当時の記録は克明に残されています。
そして今回のウクライナ侵攻においても、キーウ(キエフ)近郊のブチャという街で何が起こったのか?既に皆様もご存知のことと思います。
ロシアに降伏するという事で何が起こるのか?日本人であればわからないはずがありません。
現代の国際社会において戦争には「良い戦争」と「悪い戦争」があるわけではありません。
4/10に
「国際法って…?」という記事を上げましたが、そこにあるのは国際法上合法の戦争か違法な戦争かです。
国際法の知識が多少でもある方なら
「Jus ad bellum」
「Jus in bello 」
というラテン語をご存知でしょう。
ご存知ない方はGoogle検索でもしていただければすぐにわかると思いますが、この国際法の大原則を無視した議論はありえません。
さて、そういう視点でこの記事を見てみるといかがでしょうか?
「殺したらいけない」がなぜ言いづらい 徹底抗戦が支持される危うさ:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ8C5SYTQ85UTIL03N.html
これを伝えるメディアが如何に無知で不勉強で質の低いメディアなのかがよくわかります。
登場しているぁゃιぃ准教授氏も学者ではなくただの活動家でしょう。こんな人物を公立大学で税金で養っているという事実に驚愕します。
有料記事ですが、もちろんこんなメディアに課金するような愚かな事をしてはいけません。
言論の自由が保証されている日本国ですが、こういう言論には徹底的な批判が加えられるべきです。
言うまでもなくウクライナの主権を侵害したロシアの行動は国際法違反です。それに対しウクライナが自衛権を行使するのは国際法上合法です。
明らかな国際法違反であるロシアは相応のペナルティを受けるべきです。
もちろん「徹底抗戦」を続けるゼレンスキー大統領を批判するなんてありえません。他国による侵略に対し自衛権を行使するのは主権国家として当然のことです。
このような記事が配信されること自体非常識な話ですが、このメディアはロシアの工作機関なのでしょうか?それにしてももうちょっとまともな記事を配信できないのか?という感想しか残りません。工作活動にしてはあまりにもレベルが低すぎます。
朝日新聞に関しては以前より国内の保守論壇から激しい批判がなされていますが、保守だのリベラルだのっていう括り以前の問題と思います。
Posted at 2022/08/19 21:39:57 | |
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