
前回の続きです。
前回は
「EVアンチ」という罵倒語を用いてEVが現状抱える問題点や将来に向けた課題についての議論を封印しようとする輩を
「原理主義的環境活動家」「カルト」などという罵倒語を用いて批判させていただきました。
地球温暖化CO₂起源説には若干の疑問を持っていますが、私自身は「EVアンチ」というよりは
「MT原理主義者」です。
違和感満載のトルコンATやCVT、DCT車に乗るくらいなら変速機そのものが存在しないEVの方がまだマシだという立場です。
前回はEVでのロングドライブの問題についての話でしたが、もし自分が富裕層と呼ばれる立場の人間であれば、
中〜大型のPHEV

と

小型のEV
の2台持ち という選択をしていたかもしれません。
家族でのロングドライブ用にPHEV、近隣への買い物等の用途にEVという使い分けになりますが、PHEVとEVの二台持ちによって可能になる(はずの)事があります。
太陽光パネルを設置したマイホーム持ちだという前提ですが、これらによって非常用の自家発電設備を構築する事が(理論上)可能になります。
個人の住宅に非常用自家発電設備を設置するというのはあまり現実的な話ではありませんが、EVのバッテリーを家庭用蓄電池として、PHEVのエンジンと太陽光パネルを自家発電装置として利用できればそれが可能になるはずです。
東日本大震災の時のようにガソリン不足が発生し、天候により太陽光発電も出来なければ詰みですが、PHEVの燃料を調達さえできれば必要最低限以上の電力を確保することは不可能ではありません。
EVのバッテリーが充分充電されていればPHEVは自走して燃料その他の必要物資を調達する用途にも使えます。
EVやPHEVの充放電を太陽光パネルとも連係して制御するシステムやインバータ、商用電源との切替のブレーカなどが必要になりますが、既存の技術だけで実現できるはずの話です。
太陽光パネルがなくても可能だとは思いますが、その場合PHEVの燃料タンク容量が心細いかもしれません。
もちろん「化石燃料車全面禁止」なんていう時代になったら不可能ですけどね。
災害時にバイオマス燃料なんて手に入るかなぁ…?
以上、
「ぼくがかんがえた
さいきょうの
じかはつでん
システム」のお話でした。
Posted at 2022/09/06 05:27:53 | |
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