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不惑のブログ一覧

2012年12月31日 イイね!

気がつけば

気がつけば28日は仕事納め。診療が終わってからも深夜まで書類仕事をしておりました。

29日はとにかく年賀状を作って,印刷して,一言コメント書いて,投函して...何とか1日で済ませましたよ(笑)。

30日は嫁さんが同窓会&忘年会で1日いない。雨ざーざー降ってるし大掃除もできない。チャンス到来! ということで1日ガレージでクルマいじっておりました(笑)。プラグ換えたり,あふれ出るクーラントと格闘しながらビッグスロットル装着したり。

そして気がつけばもう大晦日ですね。

...ということで先ほどまで水回りと玄関先の大掃除と窓拭きをしておりました。今やっと一息入れてるところ。

元々腰は頑丈な方なんですが,昨日1日,車高の下がったデミオのエンジンルームの作業でかなり疲労が溜まってたところに(腰に厳しいクルマです)朝から大掃除で動き回って,さすがに腰が痛くなってきました。本格的に痛めてしまわないうちに養生しましょう。

さあ今から実家に行って弟家族と合同で年越しです。

生活の上では大きな変化はなくぼちぼちの1年でしたが,クルマの方では激動の1年でした。本家サイトの今年の年初のdiaryでは「継続と変化の1年」なんて書いてましたが,まさにその通りの年になりました。

先日JAFから新しい全日本ジムカーナの規定が発表されましたが,少なくとも私にとってはますます魅力のないつまらないイベントになってしまいました。走るどころかもう見に行く気も起りません。まだ縦溝とか言ってるし,しかもDクラスのないジムカーナなんて「地味カーナ」そのものじゃん。

...まあ私にはもう関係のない世界ですし,外野は黙ってろってことですが。

・・・・・・

年明けには鈴鹿のチャレンジGPに行ってきます。南コースはアホほど走ってますが本コースは初めて。今からワクワクしてます。

自分の内でも外でもいろいろなモノが変わって行きます。でも変わらないものもあります。

来年もデミ助でいろいろなところを走ります。まだまだ走ります。

今年1年ご一緒させていただいた皆様,お世話になりました&ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

皆様にとっても来年がとっても良い1年になりますよーに!
それでは,また!
Posted at 2012/12/31 17:10:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月12日 イイね!

雪の中の初トライアル

雪の中の初トライアルその日,目覚ましが鳴ったのは朝の...というかまだ深夜の3時過ぎ。

そそくさと着替えを済まし,家族やワンコを起こさないようにそーっと1階に下りて玄関の扉を開け,一歩外に踏み出して深呼吸する早朝の空気は胸が痛くなるほど凍てついてます。上半身はでかいダウンジャケットを羽織り,下半身はパッチにスキー用の靴下を重ねてますが(笑),それでも寒い寒い。

近所の24時間GS,かじかむ手でサッと洗車して,計算した量のガスを補給。デミ助のマフラーから真っ白な息を吐き出しながら,さあ走り出します。もちろん向かうのは岡山国際サーキット。マツダファン・サーキットトライアルの会場です。

デミ助の調子はすこぶる良く,真っ暗な高速をひたすら走り,備前インターを降りてからは真っ暗な山道を快調に飛ばしていきます...しかし途中からチラホラ白いものが舞い始めたかと思ったらみるみる本降りになり,あろうことかサーキットの手前で道が真っ白に。念のためにバイスソックは積んでますが,履こうかどうか迷ってるうちにサーキットに到着。何とかパドックにたどり着きましたが,サーキットも薄っすら雪景色。走れるのかな,これ。

これまで鈴鹿南コースと鈴鹿ツインはずいぶん走ってますが,こういう大きいサーキットは今回が初めて。こんなにたくさんの台数で走るのも初めて。本格的な大きいパドックにどういう風にクルマを停めるかも分からないし,荷物をどこに下ろすかも分からない。仕方なく周囲の人の見よう見まねでとりあえず準備を進めます。

すると斜め前に停まってる青いデミオから織さんが出て来てくれて一安心。向こうのパドックからはHide'sさんも声をかけに来て下さいました。それに今回はギャラリーとして来られていたジムカーナ仲間の真ん中デミオさんとも遭遇。みなさんと話しながらぼちぼち準備を進められました。こういう時に知り合いがいるととっても心強いですね。

その間も雪は降ったり止んだり。気温はマイナス3℃。路面はすっかりコールドウェット。初めてのサーキットでこんな路面を走るんかい(汗)。

・・・・・・

サーキットトライアルの朝はジムカーナ以上に進行が早く,どんどんタイムスケジュールが進んで行きます。受付で渡されたゼッケンと計測器を車両に取り付け,一息入れる間もなくブリーフィング,車検,早いゼッケンから走行開始とたたみかけて来ます。

デミオ,ロードスター,アテンザ,MPV,ファミリアなどがごっちゃになって28台もエントリーする第2組が走る前になっていったん雪は止み,雲間から朝陽が差し込んできます。がんばれ太陽,どんどん路面を乾かしてくれ!

最初の1周は同乗OKのパレードラン,5分のインターバルをおいてゼッケン順に本番1回目の走行がスタート,という段取りだったはずが...実際にはゼッケン順に並ぶ間もなく,ぼやぼやしてるうちに最後尾に近いところに並ぶハメに。しかもパレードランはみなさんかなり本気のハイペース走行。やっとピットに帰ってきたら5分のインターバルなんてウソウソ,すぐにシグナルが変わって本番走行開始やんか! 車載カメラを起動し損ねましたよ。

さて本番1本目。

路面はフルウェットながらライン上のみ半ドライという感じ。ラインを外さなければそれなりにグリップします。R1Rはこういう路面は大得意。

しかしゼッケンと関係なく最後尾に近いところからのスタートになってしまったため,失礼ながら周囲のクルマとペースが合わない。しかもデミ助,コーナーは速いけどストレートはめっちゃ遅い。毎コーナーで前車に詰まるものの,ストレートで前に出ようと思ったら追い抜くどころか遠く置いて行かれるという典型的なドツボのパターン。

それでも2台抜き,3台抜きしてやっと視界が開けました。さあ,アタック開始!

しかしシャカリキに攻めるうち,グリップするのはライン上だけということを忘れてついついおかしなところを走り,アンダーが出たりリアが出たりしてタイムロスしまくり。

縁石も初めて体験する凸凹の大きな縁石で,上を走るとものすごいバイブレーションで手が痒くなりそう。鈴鹿南や名阪のように自由に乗ったり下りたりできません。しかも縁石上はまだフルウェットのため乗ると途端にツルンと滑る個所がいくつか。おかげでハーフスピンしたりグリーンに突っ込んだり散々。

それでもラップを重ねやっと走り慣れてきたと思ったらまた前方が大渋滞。どうにもこうにも抜きあぐねているうちにチェッカーが振られ,結局1本目はほとんど思ったような走りができないうちに終了。

うーん...難しい。

サーキット初心者が直面する「クリアラップをとることの難しさ」の洗礼をいきなり受けてしまいました。ジムカーナは1台ずつ走りますし,サーキットでもこれまで走ってきた鈴鹿南や鈴鹿ツインではこんなにたくさんの台数がいっぺんに走ることはなかったので,間合いの取り方がさっぱり分からない。

しかしHide'sさんからかけていただいた「そういう時はもっとペースを落として前車との間隔を十分開けてからアタックするんだよ」という言葉で目が覚めました。そうか,前ばかり見てガツガツ抜こうとするからかえってクリアがとれないんだ。基本中の基本かもしれませんが,実際に走ってみて,言われてみて,初めて理解できました。

・・・・・・

その後もう一度ブリーフィングがあり,すぐに第1組の2本目が始まります。ロガーとノートPCも持って行ってたんですが解析なんてしてるヒマもない。ただ,1本目のベストは2分12秒ちょっとで28台中8位,デミオ勢10台の中でも3位のタイムだったことが判明。トップとは2秒開いてますが,まあ全く初めてのコース,あの路面でこれなら上出来でしょう。ちょっと気がラクになりました。

その後また雪が本降りになり,せっかく乾いた路面を冷たいシャーベット状の水が覆っていきます。これじゃ2本目でタイムを上げるのは無理かな。まあ,今日は勝ち負けよりも楽しみに来たんだし,1本でもクリアで走れたら満足だけどね。

2本目は車列に並びそびれることのないようだいぶ前からデミ助に乗ってステンバってましたが,今度はオフィシャルの方がちゃんと1本目のタイム順に並ばせてくれました。そうか,1本目は予選みたいなモンなんですね。

シグナルが変わって先頭のクルマから順にコースイン。今度は前後のクルマとタイムが近いのでヘンに前に詰まったり後ろから煽られたりすることもなくスムースに滑り出して行きます。雪は止み,再びお陽さまが顔を出してきました。走るうちにどんどん路面は乾いていきます。あまり焦らずアタック3ラップ目ぐらいにベストを狙って行くつもりで徐々にペースを上げて行きます。

走り慣れもありますが1本目よりも路面はだいぶ良くなって走りやすい。前後のクルマもかなり離れてます。さあ思う存分走るぞ~。アタック1本目で2分10秒,2本目で2分9秒,3本目で2分7秒まで上がりました。ここでオイルが120℃を超えたためいったんクーリング。

2台ほどやり過ごして前が開いたことを確認し,次のラップで再びアタックに入ります。路面はさらに乾いてきてます。タイヤもかなり温まってきて内圧も上がり,ちょうど良い感じになってます。

このラップもバックストレートで1台クーリング中のクルマをパスしただけで完全クリア。タイムは2分5秒6。しかしまたしてもオイルがワーニングに達してます。もう1ラップそのままアタックしようかと思いましたが,まだ走行時間は若干残ってますし,路面はどんどん良くなってきてるので無理せずにクーリングに入りました。





しかし結果的にはこのクーリングが大失敗。このラップでかなりの台数が先行し,しかも次のラップでアタックを再開した時,これらのクルマがクーリングに入ったところにぶつかってしまいました。さらに,何とかこれらのクルマをパスしたところに最終コーナー付近で黄旗が出てしまい万事休す。ロガーで見ると途中までかなりタイムアップしてたんですが...

結局路面の良くなった終盤にクリアがとれず,6ラップ目の2分5秒6がそのままベストとなりました。一台ずつ走るジムカーナとは全く違った難しさを痛感。また終盤には焦って黄旗が出てるのに気がつかず減速中のクルマを強引にパスしてしまうという絶対にやってはいけないミスもしてしまいました。今後は絶対にこういうことをしないように反省反省。無理な追い越しをかけてしまったドライバーの方,本当にすいませんでした。

しかし最終的にこのタイムは28台中の7位,デミオの中で3位,改造制限のきついデミオLIGHTクラスの中では2位入賞という,大型サーキットデビューにしては上出来過ぎる結果でした。久々に表彰台から眺め下ろす景色はサイコー。

ジムカーナを止めるつもりはなかったはずですが...やばい,こっちの方がずっと楽しいかも(笑)。ということで今後もまたあちこちのサーキットのサーキットトライアルに出没したいと思います。サーキット組のみなさま,どうぞよろしくお願いします。

Posted at 2012/12/12 03:12:13 | コメント(9) | トラックバック(0) | クルマ
2012年11月27日 イイね!

ボンピン装着完了

ボンピン装着完了いや,もうホントに大変でしたよ。

何がってボンピン(ボンネットピン)の装着。

たぶん装着できるだろうと思って大きさをよく確認せずにエアロキャッチ(写真のようなフラット形状のボンピン)を買ってしまったのが運の尽き。

製品が届いてから実際にボンネットに当てて見て愕然としました。当初装着しようと考えていたラジエーター上部の位置だと,周囲に大きな隙間ができてしまうためどうやっても装着不可であることが判明。もっとサイズの小さい製品(クスコのフラットタイプとか)だったら何とかなったのに...

やむを得ずヘッドライトユニット上部の辺りにつけることにしましたが,この位置だと自分で一からステーを作成しないといけません。

まずステーの型紙作って,アクリル板で試作して,そして2mm厚のアルミ板をサンダーで切ったり削ったり。やっとできたオリジナルステーを,狭いところに手を突っ込んだりヘッドライトユニットを外したり四苦八苦して固定したところでもう丸1日過ぎちゃった。

ステーにピンを立てて位置決めをし,ボンネットに穴を開け始めたのが2日目。しかしこれもエアロキャッチの内部が意外なところでボンネットの下層に当たってしまい,その「逃げ」を作るためにまた穴を開け,ネジ穴を開けたらまた微妙に位置がズレたもんで穴を開け直し...FRPの粉にまみれながらの穴開け地獄。

やっとエアロキャッチがボンネットに収まったところで,今度はお決まりの「ピンがうまくキャッチに刺さらない」罠に。もうエアロキャッチ本体の方は動かせないため,冷や汗流しながらステーのピン穴を長穴加工したりしてるうちに2日目の陽も暮れて行きました。

タッチペンで簡易塗装したボンネット穴の縁が乾いていることを確認し,防水のためにコーキングしながらエアロキャッチを本固定したのが3日目の朝。

しょーもない見栄えにこだわって,わざわざステーをいったん外しカーボンシートを貼り貼り。ピンの角度などを最終確認しますが,まだ微妙にエアロキャッチのヘンなところに接触してクリアに刺さりません。しかし一応ピンが刺さってボンネットはきちんと固定できるようになりましたので,ここらで良しとしないとキリがありません。



FRPだのアルミだのの粉だらけになったガレージを掃除して,散らかった工具類を片付けたらもう3日目も夕方。

ああ,こうやって車イジリ三昧の三連休が過ぎて行きました。

まあ,実際にはその間に子供の試験勉強に付き合ったり,嫁さんの買い物に連れて行かれて荷物持ちさせられたりもしてたわけですが(笑)。


Posted at 2012/11/27 02:06:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2012年11月17日 イイね!

ジムカーナ練習会のお知らせ

ジムカーナ練習会のお知らせ寒くなってきましたね。

JAFカップも終わり全国各地のジムカーナもシーズンオフに入りました。しかしきっとみなさん,来期に向けて虎視眈々と準備に余念がないことと思います。

ウチのクラブ,ティーム・ウィザード・オブ・スラロームは来る12月2日の日曜日に名阪スポーツランドDコースにて練習会を行います。

タイムに縛られず,クルマを振り回してその動きを楽しみ,タイヤや路面と対話する...そんなドライビング・プレジャーの原点に立ち返るような練習会にしたいと思ってます(希望者にはPMコースのみ手計時を行います)。

コース作成はワ・タ・シ,不惑おとーさんが担当します。名阪Dコースだからといってサイドターンだらけのコテコテのコースではなく,シンプルながら味のあるコースを作りますよ。

日時:2012年12月2日(日)
場所:名阪Dコース
参加費用:1人10000円(参加台数が15台以上になればいくらか返金予定)
募集台数:最大20台
必要アイテム:ヘルメット,グローブ,肌の露出しない服装,普通免許

上記のように参加台数を絞ってますのでいっぱい走れると思います。まだ若干残り枠がありますので,興味のある方は早い目にご連絡下さい。連絡先はクラブのサイトをご覧ください。

ティーム・ウィザード・オブ・スラローム公式サイト


詳細は「ATTENTION」のページを見てください。

関連情報URL : http://team-wizard.jp/
Posted at 2012/11/17 00:47:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2012年10月11日 イイね!

大文字D

大文字D爽やかな10月の秋晴れの下,2012年ジムカーナ近畿地区戦の最終戦が名阪スポーツランドCコースで行われました。

諸般の事情から近畿のジムカーナ公式戦を走るのはこれで最後にしようと決めて臨んだ今回,自分にとってもこれまでの挑戦を締めくくる本当の「最終戦」になりました。

あ,近畿の公式戦と言っても姫路戦は除きますし,よっぽどの事情があればまたここを走ることはあり得ますが...まあそのへんのことはまた本家サイトに書きますので。

・・・・・・

朝は4時半に起きて5時に家を出ます。阪奈道路を抜け,朝靄にかすむ奈良市街を走るうちに東の空から夜が明けてきます。会場に着いたら6時過ぎ。抜けるような青い空にぽつんと下弦の月が浮かぶ下で出走の準備をします。この朝の爽やかさがいいのよね。

ジムカーナを完全に止めるわけじゃないけど,このCコースでこうやって朝日を浴びながら地区戦ドライバーとして走行準備をするのもこれで最後かと思うと感慨深いものがあります。

今回もまた,先月の前戦からただの一度もスポーツ走行をしていないブッツケ本番...というより前戦からこのクルマに乗ったのが2-3回,距離にして10kmも乗ったかどうか。たぶん一度も3000rpm回転以上回してない。もちろんタイヤは履きっぱ,スペアのシャフトも工具類も全部後に載せたまま。Cコース自体も5月から半年近く一度も走ってません。

車検の後で短い試走がありますが,ここで少しでもクルマの動きを思い出すべく必死で限界まで攻めます。しかしロガーで確認すると全く踏めてない,全く乗れてない。まあ仕方ないよね。

発表されたコースは,島の間をうねうね行ったり来たりのテクニカルコース。中間で外周を突っ走る部分もありますが,その後に超タイトなパイロンシケインを抜けてまたテクニカルセクションになるため踏み切れません。そしてゴール直前に左の360度ターン。自分にとっての「最終戦」にふさわしい攻め甲斐のあるコースです。うひひひ。

お天気の心配はなくコースの難易度が高いため間違いなく2本目勝負になると判断。まだ運転のカンが全く戻っていない1本目はあまり無茶はせず「練習走行」のつもりで行きます。

しかし。

走り出してすぐの1速区間で何を思ったのか左手足が勝手に2速にシフトしてる...何でやねん! 当然ながら大失速。前半区間はダントツのビリですよ。

外周区間のあたりからやっとエンジンがかかってきた感じで走りのカンが戻って来ます。しかし時既に遅し。後半のテクニカルを必死で走り,最後の左360もサイドを3回引いて無難に回りますが,全体的にもとっても無難なタイムでゴール。

上位2人がコースアウトとターン失敗で沈んだため1本目の暫定順位は6台中3位ですが,トップとはまるまる2秒の差が開いてます。わははは,いくらなんでも遅過ぎるだろ(笑)。

・・・・・・

いつもならここでガックリきたりカッカきたりするところですが,これまでの「勝たねばならない」「勝てるはず」という呪縛からやっと解き放たれ,っつーか絶対勝てるわけねーじゃん(笑),という心境に至っているため,心は秋空のようにとっても爽やか。

デミオ無頼君と若武者F君とデミオ乗り3人でべらべらしゃべりながら慣熟を歩いていても楽しい楽しい。いつもはコース路面とにらめっこしながら一人で必死で歩いてますが,慣熟歩行ってこんなに楽しかったんだと改めて思った。

さあ,2本目。

気がついたら今日のこの2本目が自分とデミ助にとって近畿公式戦のラストランじゃん。こんなに肩の力抜けてていいのか(笑)。

しかし別に気合を入れたら勝てるっていうわけでもない。何をやっても勝てないことは分かってるんだし,精一杯走って,結果的にそれが楽しければ,自分が満足できる走りであれば,それでよし。

スタートフラッグがぱあっと翻って,わざと一呼吸入れてからさあスタート!

1本目で2速に入れちゃったところは気を付けて...ってゆーか何でこんなところで2速に入れてしまったのか謎なんですけど。

クルマの姿勢を積極的に動かして早め早めに向きを変え,少しでも踏めるところでは床までスロットルを踏み抜く。突っ込み過ぎず,でも温くならずタイトなラインで。

これまで何度も何度も走った,この上でいろいろなライバルと競り合ってきたイトウ工業のコーナーの縁石。お別れの気持ちもこめて,これ以上乗れないっていうぐらい深く乗って小回りでギリギリ回ります。さようなら。今度来る時は別のイベントで走ってるからね。

奥の直角コーナーはスロットルを戻さず踏みっきりで。S字を抜けてパイロンシケインも2速のままでステアを左右にぶん回してクリア。

最後の左360,路面にはラバーがべったり載ってますが,サイド3回引きでぐりぐりっと,今の自分にはもうこれ以上のターンはできないというベストのターンで走り抜けます。そしてゴール! いてててて痛い痛い,足と...肩まで筋肉が攣ってるぅ!





結果は,前半のどこか...いや本当にどこか全然分からないどこかで脱輪をとられ,ペナルティ5秒加算で終了。ここ数戦,ずっとリザルトに大文字の「D」がついてますが,別にイニDが好きだからというわけではありません(笑)。

まだ1本目のタイムで暫定3位だったため車検場にいったん呼ばれますが,1本目下位に沈んでいた次ゼッケンの無頼君が2位に上がってきて車検場から押し出されます。はい,さようなら~,パドックにお帰り~

・・・・・・

2005年の3月に不惑インテ号に乗って近畿地区ミドル戦に約10年ぶりに復帰。そこから,間に活動休止期間を挿みながらもずっと近畿のジムカーナ公式戦に挑戦し続けてきました。

いろいろな人のおかげもあって,何度か表彰台のてっぺんに立つことができましたし,幸運にも全日本の大舞台で優勝することもできました。

「さあこれから」という時にクラッシュしてしまったり,子供が受験期で走れなくなってしまったりして,とうとうシリーズチャンピオンには手が届きませんでしたが,仕事も家庭も超忙しい中年のオッサンとしてはよくがんばったと思います。

今シーズンは,ライバル達のレベルが上がっているのに自分はどんどん走る機会が減ってレベルダウンするという苦しいシーズンになりました。

それでも今回の最後の1本,全日本レギュラーレベルのライバルを相手に,ぶっつけ本番のオッサンが必死で走ってトップまで1秒差にこぎ着けました。最終リザルトには「D」がついて6台中5位というブービーでしたが,自分自身では満足です。あくまで自己満足ですが,大満足です。

ジムカーナ公式戦への挑戦はこれで終わりですが,クルマを降りるつもりはさらさらありません。まだまだまーだ走り続けますよ。

クルマは楽しい。

走ることは楽しい。

さあ,これからどこをどうやって走るか...頭の中はいろいろな計画でいっぱいです。

Posted at 2012/10/11 00:09:23 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「やっとクルマが退院してきました~」
何シテル?   02/21 01:20
不惑の40歳を迎え,一度は引退したモータースポーツの世界に再挑戦している中年オヤヂ@悪戦苦闘中です (*'-') 公式サイト: http://www.pro...
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勝手に 「道場破り」 Vol 3 in セントラルサーキット攻略法 (ドラテク編) 
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マツダ デミオ デミ助 (マツダ デミオ)
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Ⅱ型SWです。 これでジムカーナ競技にデビューしました。 とんでもないクルマでした。 ...
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