• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

不惑のブログ一覧

2012年09月17日 イイね!

ジコマンで行こう!

ジコマンで行こう!前回の競技会から2ヶ月が経ち,再び近畿のジムカーナ戦士達が鈴鹿南コースに結集,地区戦&ミドル戦の合同の大会が開かれました。

8月の第6戦を見送り,お盆には長距離ドライブ旅行に出たりして,もう一度自分にとっての「走る」意味を問い直してきたオッサンも,2ヶ月ぶりにパドックにデミ助を並べることになりました(→本家サイト「峠へ行こう」参照)。


気合を入れてスタートした今シーズン,第3戦で2位表彰台に乗った以外は悉く下位に低迷,特に前回の第5戦の鈴鹿南なんかは,攻めた結果とはいえ2本目でPT食らって久々のビリになってしまい,さすがにもう走るのがイヤになってきてましたが。

しかし,お盆の旅行で高速を乗り継いで北関東まで走って行って,碓氷峠とか,いろは坂とか,昔から一度行ってみたいと思っていた有名な峠を走ってみて,自分の中に出てきた答えは,

「やっぱりクルマの運転は楽しい」という当たり前のことと,

「勝てなくっても,走ってていいんだ」ということ。

いろは坂を上がって中禅寺湖畔でぼーっとしてる時に,自分に対して「勝てないことはダメなことだ」,「勝てないヤツは根性がないんだ」,「勝てないヤツは努力が足りないんだ,ヘタレなんだ」という強い思い込みがあることに気がつきました。

でも実際,仕事の環境が変わり,少しずつ年齢も重ねて行く中で,今の自分にはかつてのような戦闘力はもうないわけで,それでも「勝たねばヘタレ」「絶対に勝たねば」と思っていては辛くって走れないのも当然。

もういいんだよ。勝てなくっても。

勝てないなら勝てないなりに楽しんで走ればいい,今のシリーズ戦で楽しめないなら別のシリーズに行けばいい,別にそこまでデミオにこだわらなくってもいい,自分が楽しいと思える走り方をすればいい...そういったことがやっと自分の中で実感をもって理解できるようになりました。

・・・・・・

そんな結構「開き直った」というか,ある程度スッキリした心境で迎えた当日ですが,お天気の方はスッキリしません。頭上には青空が出ているのですが,東西の方角の空には「竜の巣」のような黒々した雲が聳え立っており,不穏な雰囲気をかもし出してます。



発表されたコースは,「広場での簡単なパイロンセクションを挟んで鈴鹿南コースを完全逆走」という,これまでに見たことのないパターン。ジムカーナ枠のスタート地点から最終コーナーに向けて走り出しコークスクリューに逆に突っ込んで行くところ,S字の逆走,1-2コーナーの逆送など結構シビレる設定です。しかもこれだけ逆走ならコース慣れはほとんどカンケーなし。みんなイーブンの条件で走れます。主催者さんありがとう。

朝一番はウェットでしたが,慣熟歩行の頃には路面は完全なドライに。ところがブリーフィングの途中からまたぽつりぽつり振り出し,結局1本目はパラパラ小雨の中の走行。しかしまだ路面は乾いており何とかドライセッティングで走れそう。

とにかく勝ち負けカンケーなし。せっかくのシビレるコース。初めて出会った峠道をわくわく攻めてるつもりで精一杯楽しもう。さあ,スタート!

自分なりに精一杯攻めました。案の定,右ターンは上り勾配でうまく回らず失敗ターンになりましたが,その他の突っ込み勝負の部分は思い切って飛び込むことができました。走りながら「よっしゃー!もらったー!」と思わず叫んだ会心の走り。

最後の左ターンをぐるっと決めてゴール! この時点でのトップは1分23秒台。慌てて窓を開け,アナウンスのI東さんのタイム読み上げに耳を傾けます。1分24秒? 25秒? ひょっとしてトップ?

しかしトップタイム更新のファンファーレは鳴らず,それどころかタイムは1分27秒台。

1分27秒!? 「遅っそ!」思わず自分で突っ込みましたよ。

ひょっとしてどこかで黄旗を食らったのか? ペナルティ5秒加算で27秒台になったのか? いやいや,そういうことではなく,素で1分27秒台(泣)。も全然だめ。お話になんない。

しかも深刻なのは自分で遅いという自覚がないこと。一生懸命攻めて,ターンの失敗以外は自分でほぼ理想通りの会心の走りをして,それでトップから4秒落ちってこと。要するに自分の中で速い走りのイメージを全く作れていない。自分の走りを客観的に評価することもできてない。

いかに2ヶ月ぶり,ぶっつけ本番のスポーツ走行とはいえあまりにひど過ぎ。人間っていったんダメになると本当にもうダメですね。坂道を転がり出すと止まりません。ずい分長いこと走ってきましたが,もう完全に初心者レベルまで落っこちてしまいました。

・・・・・・

その後,雨脚は強くなり路面は一気にウェットに。空は真っ暗になり,一瞬,こちらの気持ちも真っ暗になりかけましたが...「まあいいか,しょうがない」どこからかそういう気持ちが,雲間から陽が差込んでくるように心を照らしました。

そうだった,そうだった,忘れてた。
いいんだよ,もう,勝てなくても。
走ってるだけで十分。オッサンよくがんばってるよ。
走ってて楽しかったらいいじゃん,ワクワクしたらそれでいいじゃん。
自己満足結構。自分の楽しみのために走ろうぜ。

そう考えてるうちにすーっと気持ちがラクになりました。そうだ,苦しい気持ちは,悲しい涙は,いろは坂に置いてきたはず。楽しもう。楽しもう。自己満足で行こう!ジコマン万歳!

やっと勝ち負けを離れて,遅くても純粋に楽しめるようになってきた。周りが何秒で走ろうと,自分が今の環境の中で精一杯攻めて楽しめたらそれでよし!

いつの間にか雨も止み,実際に雲間から日が差込んできました。路面もどんどん乾いて完全ドライ。さあ,2本目いこーぜ!

とりあえず目標は突っ込むところをしっかり突っ込むこと。最後の1-2コーナー逆送をアクセルべた踏みのままで駆け抜けること。ターンの旋回半径が...とかもう言わないの。いいんだよ,気持ち良く走れりゃ。

ということですっかり元気を取り戻して2本目スタート。

コークスクリューの逆走では精一杯ブレーキを薄くして突っ込みの速度を高めます。かつスロットルを極力早めにオンして立ち上がります。ターンセクションは1本目よりも細かくサイドを引いて「楽しく」走ります。

S字の逆走はペナルティを恐れずがんがん縁石を踏んで行きます。ストレートで3速全開からフルブレーキング,2コーナーの途中からスロットルはべた踏みでそのまま1コーナーをクリア! よし行けた!

最後のターンはサイドを引かずグリップで,立ち上がってすぐにゴール。ネックガードが外れて視界の隅でペラペラしてますが気にせずに走り切りました。




ぜいぜい息が切れ,ドッと汗が吹き出てきます。窓を開けてタイムを聞きますがアナウンスのテンションは低く聞き取れません。ああやっぱ全然ダメだったな...と思ったら,そのままパドックへ直行ではなくいったん車検場に呼ばれます。

ええっ! ひょっとして3位までに入った? でも全然アナウンスされなかったけど...

いえいえよく見たらN1.5クラスの全てのクルマが車検場に入っており,いったん全員が車検場に入る段取りになってただけ,ということがすぐに判明。「なんだ,やっぱりな」と苦笑い(笑)。結局,パドックに帰ってから人に聞くと,生タイムもしょぼーん,しかもどこでやらかしたか分からないけど脱輪でペナ5秒もついていまーす,という結果だったらしい。

まあ,いいや。

タイムは遅いし,走りはダメダメだけど,いくつかのコーナーでは自分の精一杯の走りができたし何より楽しかった。自己満足だけど「やったぜ!」「これでどーだ!」っていうシビレる感覚を味わえた。それでいいんよ。それで十分。今日ここへ来た価値はある。満足満足,余は満足じゃ。

・・・・・・

自己満足ができるかどうかは「自分がどれくらいを求めるか」「どのくらいで『足りた』と思えるか」にかかってます。まだまだ吾唯足知の境地には至ってませんが,ちょっとだけ自己満足が上手になったかな。

相変わらず表彰式では地べたに座ってライバルに拍手を送る側でしたが,これまでのようなどこか引きつった笑いではなく満面の笑みで友人たちを祝福できる自分に拍手をしてやりたい気分になりました。自分が何かの壁を一つ越えた確かな手応えがありました。

大丈夫。もう大丈夫。

自己満足大いに結構。これからはジコマンで行こう。

まだまだ自分は走っていける。

遅いけどね(笑)。

Posted at 2012/09/17 14:37:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2012年07月28日 イイね!

自分らしい走り

自分らしい走りさて「勝つことだけにこだわらない」と決めて臨んだ第5戦@鈴鹿南コース。

結果は,6台出走中6位。つまりビリ。

いくら勝つことにこだわらないっつーても,別にビリにならなくってもいいのにね(笑)。



やはり仕事が超・忙しく,大会前日も土曜だというのに夜遅くまで職場でカリカリお仕事。前日練習なんて夢のまた夢,深夜になってから荷物を積み込み,結局鈴鹿を走るのは2年以上ぶりというぶっつけ本番で当日の朝を迎えました。

お天気予報では終日曇りのはずだったのに,鈴鹿に着くと辺りは霧雨のような細かい雨にしっぽり包まれています。コースの路面には明らかに水が浮いており,縁石近くには大きな水溜りもできてます。まさかの完全ウェット。

かつて大雨の日のジムカーナ走行枠をまる1日貸切状態で走りこんだりもしてましたので,鈴鹿南のフルウェットは得意なはず...でしたがそれももう何年も前のこと。2年ぶりに走る鈴鹿南は,どこを走ったらいいのかも分からない,見知らぬ峠道のようなよそよそしい表情。

怖い。

今になって急に,もう5年も前になる不惑インテ号の最期の場面が脳裏によみがえってきます。

何度ペダルを踏み直しても全く減速しないブレーキ,いくら切っても全く効かないステアリング,そして目の前にぐんぐん迫ってくるコンクリート壁,自分の喉からほとばしり出る情けない「あああ~」という悲鳴...

よく考えるとスポーツ走行自体が前回の奥伊吹から6週間ぶり。車検の後の試走は,コースを順走で1周するだけですが,久々に走るぶっつけ本番オヤジにはとてもありがたい&超重要なセッションのはず。しかし恐怖心に駆られた意気地なしのオヤジは全く勢いのないへなへな走り。これでは練習にもセッティングの確認にも何にもなりやしねえ。

発表された本番コースは,前半でまさかのコース逆走。後半の,広場でパイロンワーク→コースを順走で普通に走ってゴール,というパターンはいつも通りですが,まさかここでコース逆走を出してくるとは...やってくれるね主催者さん。

もちろん半分でもコースを逆走させてもらえるのは,少しでも走り慣れの要素をキャンセルできるため,前日練習を走れなかった者にとってはとてもありがたい。朝からのウェットですっかり意気消沈してましたが,ちょっと気分が明るくなってきました。

いったん止んだ雨が1本目出走前からまた降ってきて,せっかく乾き始めていた路面をまたしっとり濡らします。まだウェットへの恐怖心は抜け切れないものの,少し「やるで」という気力が戻ってきた状態で1本目のスタートラインにつきます。



あえてセッティングは完全ドライにしていたため随所で大アンダーとなり,広場でのターンもとんでもないお馬鹿ターンになりましたが,ライバル達もみなどこかで何かやらかしていたらしく,結果はトップに0.7秒差の暫定3位。2年ぶりのコース,おまけにこのコンディションで3位ならまあ上出来でしょう。

・・・・・・

ミドル戦の部に出場している同じクラブの方達の走りを観ているうちに雨は上がり路面もどんどん乾いていきます。1本目の結果がそれほど悪くなかったこともあり,自分の心の中も雨が上がり,徐々に乾いてきたカンジ。

しかしここからが長かった。ミドル戦の部が走り終わったら,引き続きミドル戦の練習走行が始まり,そこから慣熟歩行があって...地区戦の2本目が始まったのはなんと16時近く。その間,外からの走行ビデオを見たり(いつも撮影ありがとうございます),車載ビデオを見たりして集中力が途切れないようにし,2本目に向けて徐々に気持ちを高めていきます。

2本目は完全ドライ。もう午前の1本目のタイムは全く関係ありません。この1本で勝負が決まります。

ただ,結果としての勝ち負けにはこだわらない。

こだわるのは,

「自分らしさ」と「カッコよさ」。

これがこの6週間悩み続けて見つけた自分なりの回答でした。

結果的な勝ち負けよりも,他の誰にもできないような自分らしい走りをして,それがカッコ良ければそれでよし。もちろんタイムが良いに越したことはないけど,「あれは真似できねーな」とライバルにもギャラリーにも言わせるような走りをしたい。

PTしようが脱輪しようが勝てなかろうが,とにかく自分らしく,カッコいい走りをできれば自分の中では満足できるはず。

さあ,待ちに待った2本目のスタート。
走り出す前にワクワクした気持ちになるのは久しぶり。




「PTしようが脱輪しようが」と思ったからその通りになったかどうかは分かりませんが,S字で微妙に脱輪してるのはオフィシャルさんに見逃してもらえたものの,広場の脱出でわずかに右後輪がパイロンの耳を踏んだのは見逃してもらえず,5秒加算でダントツのビリとなりました。

生タイムは,コース前半の逆走部分は首位のスイスポに僅差の2位を死守したものの,コース後半は相変わらずパイロンでもたついた上,やはり前日練習の有無が影響したか攻めきれずダメダメなタイム。結果的に4位相当。

・・・・・・

カッコ良くはなかったと思いますが,いくつかのコーナーでは他の方と違う自分らしいラインになっている...と思います。結果はどうあれ今の自分にできることはやりきったかな。

その後もお仕事が非常に忙しく,次戦の走行イメージが頭に浮かびません。ちょっと疲れてしまいました。しばらく公式戦はお休みして,今後どうするかを考えましょう。いや,もちろん走ることは止めませんよ。

Posted at 2012/07/28 12:30:21 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2012年07月07日 イイね!

梅雨空

梅雨空とりあえず,また,走ろう...

そう思って次に気持ちを繋ごうとはしているわけですが,心の中はこの梅雨空に負けないぐらい泣き出しそうな空模様が続いております。ハイ。

次戦は大好きな鈴鹿南。しかも地区戦・ミドル戦併催の大舞台。


鈴鹿南はホームコースと言っていいぐらい大好きなコースですが,これまで何度も惜しいところで表彰台のテッペンを逃してきてます。

本来なら負けん気の炎がメラメラ燃え上がるところなんですが,こんな湿った精神状態では火もつきゃしません。

「勝つこと」以外の何か...湿った自分の心を燃え立たせる燃料,自分が走りに求めるべきものはまだ見つかりません。

それでも,走り続ける以上,とりあえず今の自分にできることを少しずつ進めて行くしかありません。

これまでにも気がついてましたが,前戦の車載を見るとやはりサイドを引く時に身体ごと大きく伸び上がるようにして引いてます。これは癖というよりも,サイドを引く時にどうしても左の二の腕がシートのショルダーサポートに当ってしまうのでそうなってしまうんですね。

ちょっとでも改善できるところは改善して行こうということで,これまで長く愛用してきたSP-Gタイプの無印シート(笑)を外し,定番のBRIDE ARTISⅢを導入しました。まだウレタンが身体に馴染んでませんが腰や背中のホールド感は格段に良くなりましたし,何より左腕の可動域が広がって,サイドを余裕で引けるようになりました。これでわずかでもサイドの成功率が上がれば儲けモンです。



もう一つ,前戦ではリアのエア圧を大きく上げ下げしないといけない場面がありましたが,安物のエアコンプレッサーが壊れていて手動で何キロものエアを押し込まねばならず,それですっかり消耗してしまいました。

短時間でしっかり大量のエアを入れられること,耐久性があること,振動が少なく音が静かなことなどから,デミオ無頼さんに貸してもらったのと同じ製品を買うことにしました。少々お値段は張りますが,良いものは長く使えるので結果的に損はしませんしね。



今回の大会でも前日練習会がありますが,こちとらお仕事が忙しくって練習会なんか行けやしません。鈴鹿南を走るのは約2年ぶり。ぶっつけ本番もいいところですが,まあしょうがありません。「勝つこと」だけにこだわるのは止めようって決めましたからね。

走る以上は勝つことを狙っていきますが,それ以外の何か,自分を燃え上がらせる燃料となる何かを見つけに行きたいと思います。雨が降らないといいんですけどね。
Posted at 2012/07/07 01:51:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月13日 イイね!

また,走ろう

また,走ろう10日の日曜日はジムカーナ近畿地区戦で奥伊吹モーターランドに行ってきました。以前からミドル戦には姫路セントラル戦がありますが,近畿の地区戦ではフルパイロンの大会は初開催です。

これまでフルパイロンの大会ではそのミドルの姫センに2回出場して2回とも優勝しており,決して苦手意識はありません。しかも今回は大会前の水曜日,うまく嫁様の目を盗んで某所で若干のパイロン練習をすることができました。

今シーズン,他のコースではとても勝ち目がなくても,ここでなら,フルパイロンなら勝てるかもしれない。前回,表彰台に返り咲いた勢いで今回はテッペンに立とう...そう思って密かに気合入りまくってたんですが...

前日からの雨がまだ少し残っていて,時おり曇り空からパラパラっと水滴が落ちてくるイマイチな空模様。それでも路面はほぼドライの状態で当日を迎えました。コースは同じフルパイロンとはいえ姫路とはまた違う,Gが長くかかったままぐるぐる旋回する高速タイプのコース。



1本目:リアの動きが悪くて踏み切れず何ヶ所か大アンダーを出した上に最後のNEOターンを大失敗。トップとは2秒差の4位。

お昼には雲間から陽光が差し,路面のダストも掃けてグリップが上がり,みな2本目で大幅にタイムアップしそうな予感。

泣きそうになりながらロガーのデータを必死で解析,1本目の出走前に1.8kまで抜いたリアのエアをもう一度パンパンに入れ直したら二の腕と腰の筋肉もパンパンに張って,既に疲労感いっぱいの状態で2本目に臨みます。

2本目:1本目の失敗点を無難に拾い上げ2秒ほどタイムアップしますが,1ヶ所だけ1本目よりもひどい大アンダーを出してしまいここで大きくタイムを吐き出します。差し引きすると1.3秒ほどのタイムアップに止まりました。




結果,トップとの差は約1秒に縮まりましたが順位はむしろ一つ下がって8台出走中5位で終了。優勝どころかこれじゃ表彰台にも立てません。シリーズポイント争いからもこれで完全脱落です。


挫けました。今回は,本当に挫けました。

体力的にも,気力的にも,時間的にも,金銭的にも,今の自分にはもうこれ以上は無理です。50歳前の仕事が忙しい家庭持ちのオッサンとしては精一杯走ってるつもりです。それでも全然勝てない。得意なはずのコースでも勝てない。

勝てない。勝てない。

自分がもう「勝てる」ドライバーではないという現実をイヤというほど思い知らされました。「勝つこと」を求めて走るのにはほとほと疲れました。自分が走る理由が見えなくなりました。もうそろそろジムカーナ止めようかな...今回ばかりは真剣に考えました。


でもね。

気がついたらやっぱりまた走ってるんですよ。

全然勝てなくっても,下から数えた方が早い順位でも,結局また気がついたら走ってるんですよ。

思えば,これまでにもこういう苦しい時期は何度かありました。名阪や鈴鹿南から西名阪道を泣きながら帰る途中,なんでこんな辛い苦しいことをわざわざお金払って必死でやってるんだろうと何度自問したことでしょう。それでも「まあ,また走ってみよう」「とりあえず次戦には出てみよう」という延長線上にいくつかの勝利があります。


さあ。

気は重いけど,とりあえずロガーのデータをもう一度見てみよう。

車載ビデオの編集とアップロードをしよう。

次戦の申し込み期間を確認しよう。

走ろう。

また,走ろう。

Posted at 2012/06/13 09:47:22 | コメント(11) | トラックバック(1) | 日記
2012年06月09日 イイね!

今日は朝から

今日は朝からここしばらくずっと深夜まで仕事だったので、今ごろになってこんなことやってます(汗)。

明日は地区戦@奥伊吹。

間に合うのか???
Posted at 2012/06/09 09:11:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「やっとクルマが退院してきました~」
何シテル?   02/21 01:20
不惑の40歳を迎え,一度は引退したモータースポーツの世界に再挑戦している中年オヤヂ@悪戦苦闘中です (*'-') 公式サイト: http://www.pro...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

勝手に 「道場破り」 Vol 3 in セントラルサーキット攻略法 (ドラテク編) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/05/06 18:59:44
Project不惑 (公式サイト) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/11/14 00:05:58
 

愛車一覧

マツダ デミオ デミ助 (マツダ デミオ)
愛称は「デミ助」。 手間と愛情はたっぷりかけてますが,お金はあんまりかけてない,DI ...
トヨタ MR2 トヨタ MR2
Ⅱ型SWです。 これでジムカーナ競技にデビューしました。 とんでもないクルマでした。 ...
ホンダ インテグラ ホンダ インテグラ
初代のインテグラです(クイント インテグラZS) このクルマに乗って「走り」に目覚めまし ...
ホンダ インテグラ ホンダ インテグラ
素晴らしいクルマでした。 走っていても,イジっていても,見ているだけでも楽しかった。 . ...

過去のブログ

2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation