
現在、ブレーキパッドはロードスターのフロントにwinmax AT2、リアにAT3と違うspecを組み合わせています。
前後のバランスを考えて、specを変えているわけですが、そうすると色々と違いが分かってきました。
AT2は、ブレーキキャリパー交換した時から採用しているコントロール性が良くて低ダスト、音もしないというオールマイティな優等生です。耐熱性と制動力は純正パッドに近いものの、総合性能はかなり高いと思います。街乗り中心になら圧倒的におすすめできる性能。
それに対し、少し制動力アップを期待して採用したAT3、勿論カタログspecどおり、制動力はAT3よりかなり良いです。だがしかし、 AT2の持っていた総合性能の高さというものは失ったかな、と思います。音はしませんが、ダストの多さはかなりのもんで、洗車のたびに前後の汚れ具合の違いにビックリします。制動力もかなり上がるため、少しだけアップを目指したのですが、これが効きすぎでコントロール性も少し低くなる印象です。
こちらリア。いつもリムが茶色くなるまで汚れます。
こちらフロント。実際は対向キャリパー採用でこちらの方がダストは出やすいと思いますがリアよりかなりマシ。
いつもホイールは基本ケミカル無しの素手で水洗いなんですが、ダストの触った感じの感触も AT2のほうが優しいと言いますか、きめ細かい粒子に感じます。
結論。
好みで言ったら AT2です。
とは言えパーツレビューとか見てると皆さん更に制動力の高いAPシリーズを採用されているケースが多いのでブレーキの好みというか目指す方向がちょっと違うかも。
残念ながらAT3でも効き過ぎか?と思ってしまったのでAPシリーズを試すことは今んとこ無いんじゃないかな?と思っています。
制動力とコントロール性、この相反する要素をブレーキパッドのみで調整することは出来ないので、コントロール性を優先してパッドを選び、制動力のほうはローター径やキャリパーなど別の方法で調整する、というやり方が良いと思ってます。
では。
Posted at 2024/08/09 09:21:45 | |
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