まさかここでブログを書くことになるとは、1週間前には想像もしていませんでした。キッカケは愛車のZ4(E85後期)のヘッドライト交換です。2006年の車なのでヘッドライトのクスミが気になっていました。色々調べてみると、クリーニングするか、社外品(アフタマーケット品)と交換するかの2つの選択枝があるとのこと。車の買い替えは念頭にないので、社外品との交換を決意。
もちろん、交換自体はプロの方にお願いするという前提です。自慢ではありませんが、タイヤ交換すら自分でしたことがありません。近くの業者に相談して、部品の調達とヘッドライトの交換を依頼。ヘッドライト交換自体に問題はなかったようですが、ランプ警告灯に苦労したようです。消灯時に警告灯が点灯してまうのです。ただ、スモールを手動でオンすると警告灯が消えるので実際の運行には何ら差し支えはありません。そもそも、こちらで交換するヘッドライトを指定していましたので致し方ありません。
ピカピカのヘッドライトのZ4に生まれ変わって2か月経過。スモールを手動でオンしても警告灯が消えなくなったのです。実際にどこかのバルブ切れということ?確認してみると、右側のヘッドライトのイカリング(スモールで点灯)が不点灯になっているではありませんか。配線の不具合なのか、ヘッドライトアッシー内の不具合なのかを切り分けるため、前出の業者に車を持ち込んで調べてもらいました。
結果は「ヘッドライトアッシー内の不具合」という事でした。部品を購入した業者に問い合わせてもらったところ、「購入から2か月経過しているので無償交換はできない」という返答。従って「修理を行うには、新しいヘッドライトアッシーを購入して交換するしかない」ということになったのです。一瞬「エエッ!」と思ったものの、そういうものかと納得。でも本心は「すぐまたヘッドライト交換もないよなー」という感じ。
そこで、イカリング(ccfl)の不点灯について調べていくなかで、どうやらインバータ交換で治る可能性が高そうだという情報をゲット。それならば近くの小回りの利く自動車修理工場にお願いしてヘッドライト自体を交換せずに済むかもしれない。そう、ここで少し希望が生まれたのです。思いついたらすぐ行動。近くの修理工場に状況を話したら対応してくれる模様。ただ、年内は忙しいので、ひとまず年明け(2021年)にお願いすることになりました。
自動車の運行自体に問題はありませんが、ランプ警告灯が表示されっぱなしというのは、どうも精神的に気持ちのいいものではありません。そこで輸入車における警告灯について調べていく中で、エラーキャンセラーなるものがあることを知りました。要は車載コンピュータの裏をかいて警告灯が表示しないようにするだけのこと。だったら、そもそもランプチェックをしないようにすればOKじゃない? ん、そんなことできるの? どうやらコーディングってのがあるらしいことを知ったのです。
コーディングについて知ってすぐにケーブルと診断用の中古パソコンを手配。Youtubeやみんカラの情報を参考に、早速コーディングを実践。紆余曲折を経てランプ警告灯を非表示にすることに成功。イカリングは今も不点灯ですが、警告灯は消えています。(イカリングの修理がうまく行けば、コーディングでランプチェックの機能は取り戻す予定)
まだ、ヘッドライト(イカリング)の問題は解決していませんが、今回のことで奇しくもパンドラの箱を開けてしまった気がします。過去8年間、Z4の面倒はすべて正規ディーラまかせでしたが、これからは「みんカラ」の皆さんを見習って、できるかぎり自分自身でZ4の面倒を見ていきたいと思っています。その方が、よりZ4を好きになるでしょう。車というより家族の一員のような感じでしょうか?
Posted at 2020/12/23 22:28:37 | |
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