ダウンサス取付(スプリング交換)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
作業風景の画像は残念ながらありません。
私的なメモ書きとして残します。参考にする場合は自己責任にて願います。
リフトは使わず、DIYで前側後側の片方ずつ行う方法です。
フロントストラット取り外し編
1)
ストラットアッパー側の12mmナット3つを緩める。この際、手の届きやすいナットのみを外れる寸前まで回して残し、それ以外を外す。
2)
車両フロント側をジャッキアップし、リジットラックを用いる。
フロントホイールを取り外す。
3)
ABS(車輪速)センサーハーネスをストラットのブラケットから分離させる。
4)
ストラットにブレーキホースをマウントしている12mmナットを緩める。
5)
スタビリンク(ストラットロアー側をマウントしているボルト)の19mmナットを取り外し、もう一方のスタビライザー側の17mmナットも取り外す。
スタビリンクを取り外す。
6)
ストラットロアー側を蓋しているブラケットの14mmボルト3つを緩める。ボルトを取り外す際は、パンダグラフジャッキ等を用いて、ナックルを浮かせて位置決めをする。
14mmボルトを外した後にブラケットを外す。
7)
ストラットアッパー側の12mmナットを外してストラットを外す。この際、ABSセンサーハーネスやブレーキホースに絡まないよう、すり抜けさせながら取り外す。
2
フロントストラット分解組立編
1)
スプリングコンプレッサーを用いて、スプリングがガタつくまで圧縮させる。
2)
ストラットの17mmロックナットを取り外す。
3)
アッパーを外し、スプリングを取ってのち、スプリングコンプレッサーを緩める。
4)
交換するスプリングを入れる。逆の手順で組み立てていく。
なお、スプリングを組む際、アッパーのボルトの位置関係やロアーのボルト穴の方向が車両側と合うように組み付ける。
また、ピストンロッドの先端はモンキーレンチ等で摘みながら、ロックナットをメガネレンチである程度締め、最後にトルク締めする。
(規定トルク)
ストラットロックナット:60Nm
3
フロントストラット取付編
逆の手順です。
(規定トルク)
スタビリンク19mmナット(ストラット側):163Nm
スタビリンク17mmナット(スタビライザー側):84Nm
ストラットアッパー12mmナット(エンジンルーム側):30Nm
4
リヤスプリング脱着編
1)
車両リヤ側をジャッキアップし、リジットラックを用いたのち、リヤホイールを取り外す。
2)
スプリングを挟むお皿の14mmボルトが両側で2つあるが、ナックル側のボルトを取り外す。この際、パンダグラフジャッキ等を用いて、スプリングのお皿を支えるなどをし、ボルト穴の位置決めをする。
3)
お皿をめくるように降ろし、スプリングを交換する。
4)
取付は逆の手順で行う。
ボルト穴の合わせは、目視での確認が難しければ鏡を用いる。
(規定トルク)
お皿の14mmボルトナット:73Nm
5
(使ったもの)
ガレージジャッキ
リジッドラック2つ
パンダグラフジャッキ
電動インパクトレンチ
スプリングコンプレッサー(激安品などの細いものはZ34のバネレートに耐えられずに破裂する)
必要なサイズのソケットレンチ及びメガネレンチ
ユニバーサルジョイント、エクステンション
スイベルラチェット(スナップオンじゃないときつい)
必要なトルクレンチ一式
など
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