
今回は、MICHELIN PILOT SPORT 4Sを選択した経緯を記しておきます。
まず、タイヤを「どこで買うか?」ですが、タイヤ量販店が安いだろう位の知識しかありませんので、必然的にCMで洗脳されたフジ・コーポレーション(「タイヤはフジ♪」 )に行きつきました(笑)
実店舗が自宅から15分ほどのところにありますので、そこで購入することに。事前リサーチのためネットで調べてみると、ネットショッピングでも実店舗でも同価格です。そしてネットで注文し、取り付けは実店舗も選択できます。
店頭に出向いて在庫確認して…という煩わしいのが嫌なので、私はネットで注文し、実店舗で取り付けを選択しました。
深夜にネット注文したのですが、翌日昼過ぎには在庫状況のメールが届きました。メーカーに在庫有の場合は、2~3日で入荷のようです。
また、細かなところでは、実店舗で購入の場合はdポイントが付きますが、ネット購入の場合はつきませんので、dポイントを貯めたい人は店頭で購入する必要があります。
さて、前回4銘柄を候補とし、価格・トータルバランス等から選定したと記しました。
このあたりのことを参考までに記しておきます。
私のXEはオプションの19インチホイールを履いているので
タイヤサイズは、フロントが「225/40-19 93Y」、リアが「255/35-19 96Y」です。
まず、価格ですがアドバンとポテンザはキャンペーン価格適用中でしたので、その価格で比較をしました。各銘柄の該当サイズの価格がこちら。
ADVAN(F:¥31,800 R:¥36,600)、POTENZA(F:¥41,400 R:¥48,400)、
P ZERO(F:¥29,800 R:¥35,300)、PS4S(F:¥34,700 R:¥40,600)
お求めやすい順に、P ZERO < ADVAN < PS4S < POTENZA でした。
価格の他にも、そこまでの尖った走りは求めないので、この時点でPOTENZAは脱落。
次にADVANですが、ネット上でいろいろ調べてみると肯定的な声もある一方、「コンチネンタルやミシュランの方がよい」との声もあります。ということで、P ZEROとPS4Sの頂上決戦です!
P ZEROは価格的にはPS4Sよりもアドバンテージがありますが、性能を調べてみると以前のP ZEROに比べれば大分改善されているものの、それでも「乗り味が硬い」との声が結構聞かれます。
そうそう余談ですが、P ZEROを調べているときにこんな記事に出会いました。
「イギリスの猫は雨が嫌い」(ジャガーXE 300スポーツ試乗記)
気になった部分を引用しておきます。
「テストドライブの当日は朝方から冷たい雨。こうした状況の中では、フロント:235/35、リア:265/30というファットな『ピレリPゼロ』タイヤは、驚くほどに低いグリップ力しか発揮してくれなかったのである。実は、Pゼロというタイヤがたとえドライの路面であっても、『冬の冷間時にはびっくりするほど低いグリップ力しか発揮してくれない』というのは、他車での経験からもかねて気になっていた事柄。」
何が気になったかというと、P ZEROのグリップ性能ではなく、この記事を書いているモータージャーナリストの安全意識についてです。記事が掲載されたのは1月28日。冬のウェット路面での試乗です。ライターはベテランの方ですが、真冬にノーマルタイヤのグリップ性能が落ちるのはP ZEROでなくても当たり前でしょう。むしろ、読者に対し気温が低くなったらスタッドレスを勧める立場なのに何を言っているのでしょうか。
ちなみに自動車先進国ドイツでは、気温7度以下ではノーマルタイヤは禁止です。
こんな記事や
こんな記事など多数あります。
閑話休題。P ZEROの硬さが気なる一方、ミシュラン PS4Sについてはあまりネガティブなことを指摘する記事や意見がみられないことや、以前ミシュランを使用して良いイメージを持っていること&予算範囲内ということで、結局ミシュラン パイロットスポーツ4Sに決めました。
ところで、履き替えに要した総額ですが、
車検時にディーラーから示されたタイヤ交換の金額と比較しておきます。
ディーラーが提示した総額は、DUNLOP SPORT MAXX RT(元のタイヤと同銘柄)で
フロントが¥56,000×2、リアが¥65,400×2でした。
これに工賃¥24,800がついて合計¥267,600です!
今回の購入価格がタイヤ4本 + タイヤ保証込みで¥164,700
作業工賃¥12,320 + 廃タイヤ料金¥1,320を入れた総額が¥178,340なので
差額は¥89,260(タイヤ保証を抜いた純粋な比較では¥103,360)にもなります。
さて、履き替えたタイヤですが、フロントはドイツ製で2020年34週の製造でした。
リアはフランス製で2020年49週の製造でした。
交換後の感想ですが、停止状態からの発進では、以前に比べ操舵が軽く感じられます。ただし、それは嫌な&頼りなさを感じる軽さではなく「軽快」といった感じの軽さです。
乗り心地については、XEのサスが秀逸なのでもともと19インチでもしなやかでしたが、PS4Sにしてから「えっ!こんなに違うの!」と驚きです。
車検の際に代車でお借りしたXF SBが18インチで「やっぱり18インチの方が乗り心地はいいわ」と感じましたが、このときの乗り味に近いです。
まだ序の口ですが、満足度の高い買い物でした(笑)