
XEの駐車場は自宅から100mほどのところにあります。
乗車時のクリアな視界を確保するために、雨が降った翌朝にはウィンドウの汚れ落としに駐車場を訪れます。
すると、たいていタバコの吸い殻や菓子パンの包装などゴミが場内に落ちています。
はじめは「何でこんなにゴミがあるんだ?」と不快&不思議に思いながらも、ついでにゴミ拾いをしていました。そのうち、食べ物の包装フィルムなどについては疑問が解消しました。
この駐車場、駅へのルート沿いにあるため、駅を利用する人が多く通ります。そして、駐車場のはす向かいには公園があるため、駅ビル内の24時間営業のスーパーで弁当を購入した人が公園で食べた後ゴミをそのまま放置、または食べ歩きして道に捨てたゴミが風に吹かれて、この駐車場に入ってくるのです。
今朝はこんなものが(怒)

いままでで最大のゴミです。台風の影響で風が強かったので、飛んできたのでしょう。しかも私のクルマの前に鎮座しています。不快です!!
タバコの吸い殻は、風で飛んでくるのではなく、タバコを吸いながらクルマを見ているのか、クルマの周辺に落ちています。
見つけたらすかさず片付けていたら、最近はめっきり減りましたが、全くもって不快です!
声を大にして言いたい!
後始末できないなら吸うな!
日本人の民度の高さを誉めそやす
こんな記事もありますが、このライター本気でこんなこと思っているのでしょうか?
前回の東京オリンピック(1964年)開催を機に、街の環境美化の意識が根付いていったと言われますが、人々の意識の高まりよりもボランティアを含めて清掃してくれる人たちによる功績が大きいのではと思ってしまいます。
戦後復興期は、まだポイ捨てが常習的だったことが、
内田百閒の『第一阿房列車』の中に記されています。

「・・・座席はあったけれど中が随分きたない。腰を下ろす前に、蝙蝠傘の石突きで座席の足許に散らかった紙屑や弁当函の殻を一所に寄せていたら、お酒を持ち込んでくれた駅員が、どこからか手箒を持って来て、綺麗に掃いてくれた。済まないと思っていると、事の序に私の所だけでなく、半車の車内をすっかり掃除して沢山のごみを車外へ掃き出したので、急に辺りがさっぱりした。」
ちなみに百閒先生は、車内で食したものの包みは「仕舞い」「片附け」ています。
結局、昔も今も品性、人格の問題なんでしょうね。
Posted at 2021/07/29 23:52:03 | |
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