
ポンプからのオイル漏れが目立つようになってきたのでシール類を交換します。

ポンプ本体摘出。
デリバリーホース逆止弁のスプリングとボールは小さいので紛失注意。

4本のネジを外して分割します。これがまた固く閉ざされていたので、コンコン叩いていたら危うく変形するところでした。気長に精密ドライバーでコジった方が良いでしょうね。

分解時、特に注意しておくのがコレ。ウォームギヤの逆転防止用の極小ピン。
ヤマハ他車種の分解情報では1本となっていましたが、U5メイトは2本でした。
メインシャフトから不用意にギヤを外すと、このピンが勢いよく飛び出ます。

構成部品上では最も小さく組み付けも難しいパーツです。袋の中で扱った方が良さそう。ちなみに2回ほどぶっ飛ばして10年ぐらい寿命縮みました。
室内で作業していたのがせめてもの救い。

ポンプ本体に付いているオイルシール3個を外し、ガスケット合わせ面をオイルストーンで面取り、他のパーツも汚れを取ってキレイにしました。

交換するガスケットとオイルシール。有難いことに今でも純正部品が供給されます。ヤマハは初心者ですが、車種排気量問わず共通設計の部品が多いらしく比較的なんとかなる場合が多いとか。ホンダとは違った魅力と言いましょうか。。。

デリバリーホースのガスケットは自作しました。純正は6×13ですが、穴あけポンチが14mmしかなく、外径がちょっと大きめの6×14で制作。

元通りに組み立てて車体に取り付け。自作ガスケットが明らかにちょっと大きめですが、厚い分には問題ないでしょう。あとは右側のプレートを回してエア抜きをして、キチンと送油されることも確認して作業終了。
作業にあたって参考にさせていただいた数々のブログ記事の投稿者様には頭が上がりません。ありがとうございます。
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Posted at
2021/03/01 17:11:53