30L燃料タンク取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ツインを所有して1か月
色々みんカラ情報を集めているうちに、興味のあった燃料タンクの大型化をしてみました。
ツインは燃料20Lそこそこなんで、300kmくらいで給油するのですが、もう少し航続距離が欲しいですね。
というわけで取り付け形状同じのMC22SワゴンRの30Lタンクを取り付けます。タンク本体の取り付け方はほかの方もやっているので、私は燃料ゲージの騙しかたをご紹介します。
こちらはツイン純正のPUMP
2
こちらがMC22SワゴンR用。
燃料タンクが大きくなった分、高さ方向に長くなってます。ツイン用をそのまま使ったら、当然ですが短くって後半吸えないですから。基本は古いワゴンR用の3方出口あるやつ(メイン、リターン、エア抜き)を使うと加工無く楽です。
問題は燃料センダユニットの抵抗値が違うので、そのまま移植すると燃料ゲージの狂い&満タン位置で断線判定(燃料液晶点滅)します。
力技でユニットを切った貼ったでもできなくはないですが、めんどくさいし、スマートでないから別の方法をTRYします。
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まずは情報収集。
ツインとワゴンRのセンダユニット抵抗値を測定します。測定結果はこちら
LOW抵抗値はほぼ同じ120Ωですが、FULLが
ツインが10.1Ω
ワゴンRが3.3Ω
実際にメーターに仮配線して確認するとワゴンR用は
LOW付近は、ほぼOKですが、燃料警告灯点灯が遅い(燃欠こわいなあ)
FULLにフロート動かすと燃料計点滅してしまう(断線しました警告)3.3→10.1Ωの差ですが、結構シビアです。
他の情報ではここでセンダユニットを移植したり、ストッパ設けたりで大変そうなので、私は抵抗値をだます方法でやってみます。
異なるのはFULL時の抵抗の差+7Ωなので、センダユニット配線に直列で抵抗追加してみます。
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車体ハーネス側に追加してもよいのですが、あまりそちらは触りたくないので、ポンプ内の配線に割り込ませました。
赤丸のセンダユニットのプラス、マイナスどちらに割り込ませても抵抗値なんでOK
センダユニットには個体差もあるかもしれないので、参考情報までに
5Ω追加したとき→FULLは断線警報なくなりOKだが、LOWの燃欠警告まだ遅い。点滅したときは燃欠や NG
10Ω追加したとき→FULLはOK
LOW気もち燃欠点灯遅いかもだがまあ許容
20Ω追加したとき→FULLにならなくて1セグメント満タンにならない
LOWはSTDと比べだいぶ残油が多くて燃欠ランプ点灯なのでNG
おそらく追加するのは10~15Ωがよさそうなので、私は手もちの10Ω抵抗を割り込ませました。
燃料内の配線は意外とむき出しなんですよ。もちろんショートはダメなので、配線に割りこませる場合は自己責任で。
わたしは熱収縮チューブとタイラップで半田つけして割り込ませた抵抗が動かないように固定しました。抵抗にかかる電力は無視できるレベルなので、発熱などは全く問題ないです。
抵抗を選ぶコツはツインSTDのセンダユニットと燃料ゲージの動きをフロートを上下させながら覚えて、それに近い位置で抵抗を決めるとゲージのズレがなくいい感じに仕上がります。ゲージ追従性は非常に遅いので、フロートはゆっくり動かします。
なお、抵抗選定中はセンダ側の2線をワニ口クリップ等で延長して運転席でフロートを動かしたほうが燃料計確認作業が楽です。
そうすれば燃料ポンプも動かないので、ポンプカラ打ち防止にもなります。(結構IGーON-OFFするので)
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取り付け可能そうな燃料タンクは沢山ありそうなのですが、違いはリターンのパイプがポンプからでているか、タンクからでているかの差がありますね。
追加工は嫌なので、全くツインとパイプが、同配置の奴を選びました。ツインはタンク側には給油口の太いパイプしか出ていないタイプで、リターンはポンプから出るようになってますが、他機種はタンク側にリターンのニップルついているから、ポンプはメインとエア抜きの2本しか出てないですね。
ツインのポンプに付いている3系統というのは、
メイン ガソリンをエンジンに送るクイックコネクタのやつ
リターン 蒸発ガスをチャコールキャニスターにおくる役目とタンク圧力も上手いこと調整してます。
エア抜き 給油口付近につながっている少し太いホース。
給油の際に吹きこぼれを防ぐためのエア抜き配管
この3種類がついてる古いタイプです。
少し年代が新しくなると、リターンが燃料タンクから出ているから、ポンプからは2本しか配管が出ていません。
組み合わせに注意が必要です。
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