ステアリングスイッチ　ダイノックカーボンシート貼り付け（スイッチプレート取り外し編）

エアバッグユニット取り外しの準備をします．

まずは誤爆（？）防止のため室内運転席側ヒューズボックスのエアバッグヒューズを抜き取っておきます．エアバッグユニットを取りはずす時にトルクスねじを緩めるのですが，構造上，ねじを外そうと強くレンチを押すとホーンが鳴ります．最初，誰が鳴らしているのかと思ったら自分でした！と言うことでうるさいのでホーンのヒューズを抜いておきます．エンジンルームバッテリーのすぐ下，矢印の位置がホーンのヒューズです．これで準備完了です，それではエアバッグユニットを外します．

！　　安全に関わる部分です．あくまでも自己責任でお願いします．

！！　エアバッグユニットを取り外すときにはユニット正面に顔を向けないこと．

エアバッグユニット取り付けネジを外します．

左パドルシフトが写っていますが，左側のエアバッグユニット取り付けねじを外しているところです．T30トルクスで回しますが，これがヒジョーに固い！外して分かったのですが，ねじロックを塗っています．場所が場所だけに，当然と言えば当然かもしれません．出来ればTレンチ型やソケットレンチで緩める事をオススメします．私はホームセンターで売ってるL型のレンチでしたので，なかなか面倒でした．
　尚，右側にも対称の位置にもネジがありますので外します．

エアバッグユニットを外します．

２箇所のトルクスネジが外れれば，ホーンパッドのところを持って手前に引けば，エアバッグユニットが外れますが，その前に少し手前に引いてからユニットうらのコネクターを外します．写真のように黒い部分を上に引き上げれば外れます．他に緑矢印のアース，青矢印のソケットをそれぞれ外します．
　尚，エアバッグユニットを外したらイグニッションをONにしてはいけないそうです．後でエラー表示が出てディーラーでリセットしないといけなくなるそうです．

次にハンドルを外します．

19mmのレンチで外します．少し緩めたらステアリングを少し手前に揺すって，スプラインから外れたことを確認します．昔のようにテーパーになっていないのか，アッサリ外れました．これで外れます．
　次にステアリングの後ろカバーを外さないないといけないのですが，これを止めている爪がホーンスイッチのうらで非常に外しづらいです．ホーンスイッチは青矢印部分を支点にスイングする構造です．
赤矢印のネジを外してスイッチのプレートを外します．ネジにはリターンスプリングが通っているのでなくさないように．
　それと回転角センサーはクルクル回さないように．

ステアリングカバーを外します

先の工程でホーンスイッチのプレートを外すと，ステアリングカバーを止めている爪が見えます．左半分は陰になっています．下２箇所の爪は前記プレートを外さなくても見えるのですが，上，２箇所はプレートを外さないと見えません．爪は中心から外へ開くように押せばカバーが外れます．冬場と言うこともありプラスチックが硬化していますのであまりムリに押すと爪が折れます．暖かい部屋でゆっくり押します．

スイッチカバーを外します．

ステアリングのカバーを先の工程で外せば，カバーを止めているネジ5箇所が緩められます．これでステアリングから外れます．スイッチも外れます．

貼る前の下準備です．

住宅用洗剤で洗い，水を切ってからシリコンオフで脱脂します．写真のシリコンオフは静電気防止タイプです．それでも埃が付きますが．．．

埃を取ります．

長期在庫で風邪を引きかけたタッククロスで埃を取ります．脱脂したので手袋してます．

これで，下準備終了．次は貼り付け編です．