クランクシャフト振れ測定

中古購入したクランクシャフト、問題無く使えていた様ですが、組む前に振れを測定しておこうと思います。
センター出しの治具を持っていないので、#1と#4のベアリングキャップを規定トルクで締付けて#2と#3のジャーナルの振れを見ていきます。
マグネットベースのアームにダイヤルゲージを取付けて測定します。

#2ジャーナルの触れは、0.002でした。
参考に整備要領書の振れ限度は両センター支持で0.040なので、全く問題ないでしょう。

#3ジャーナルの触れは、0.022でした。
#2より1桁大きいですが、それでも限度0.040の半分くらいでした。

問題ない様なのでクランクを組付けます。
ベアリングキャップの締付け順番は、#2⇒#3⇒#1⇒#4　
締付けトルク56Nmです。

シャフトを手回ししながら少しずつ締付けましたが、1回転させる中で若干重くなる回転角があります。一旦全て緩めて、キャップの締付け順番、同キャップボルトの締付け順番も変えてみます。

結論としては、#3のキャップを締付けると重くなる様です。今回振れの大きかった所ですが、これ以上やりようが無いので妥協して作業終了しました。

F6Aエンジンの整備書を見つけました。
https://static1.squarespace.com/static/61423429044098376d93e756/t/633c5041905c902586db3cf8/1664897090137/SOHC_DOHC_F6A_Service_Manual_Japanese.pdf