ブレーキディスク化の準備9
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
タイトルですが 準備 で ずっと来たもんで今更 作業? や 完成? などはおかしいので準備9で行きます。
ディスク化は完結します。
ブレーキフルード交換がメインです。
ブレーキフルードはDOT4が標準でDOT3はもう見ないですねぇ。
沸点の違いですが、昔 NSR50やRZ50でカートランドや奈良のオートランドで ガンガン ブレーキかけてもエアかみ は しませんでした。
が、しかし1度経験した話しがあります。誰の車かだったか。
4輪ドラムブレーキのバンにフル満載して山の上から峠を降りたらブレーキシューがフェード現象を起こして効きが悪いのでブレーキをかけっぱなしになりがちで走行。本当にブレーキが効かなくなり、路肩で冷却。その後もブレーキペダルがふわふわで、ちゃんとブレーキが効かなくなった事は有ります。
ペーパロック現象も起こした様でエア抜き作業が必要です。
恐らく車検でブレーキフルードを交換していなかったんでしょう。
こんなこともあるのでDOT4で
年1は無理でも 2年に1度はフルード交換しましょう。
2
ブレーキフルードは水や湿気に弱く、劣化しやすい。逆に水に溶けるくらいなので ボディやハンドルにブレーキフルードをこぼしたら すぐにタンクのキャップをした後、水をかけてあげるといい。バケツに水を入れ。ぞうきん漬けておくと安心です。すぐ水で拭けるから。何もしないと塗装が傷むかも。
この写真はキャリパーが左なのでタンクやレバーが左の方がブレーキフルードがやり易いのでブレーキレバーを左ハンドルに仮付けしています。
3
ニップル緩めるのにスパナは使わない方がいい。舐めます。
ニップルにメガネレンチを掛けてからホースを差し込みます。
ホースは耐油・燃料ホースの余りです。
くるっと巻いているのは 古いフルードの汚れやエアが残っていないかが良く分かるから。
ボトルは蜂蜜の空き容器です。
4
必ずタンク周りにウエスを巻きます。
どんなに気をつけてもこぼします。
こほしたのが気付いたらラッキー。
気付かずに数日後、洗車時、塗装に液体が流れた跡形が有り磨いても取れない。って事が有るかも。
あ〜 恐ろしい〜。
5
中古で買ったブレーキマスター、キャリパー、ホースの一体物。
ハンドルを低いものにすれば、DIOのノーマルホースのまま使えるし、送料の問題も有り、何より程度の良し悪しが分かるので別々には 探しませんでした。
フルード交換は ニップル緩めレバー握りニップル締めてレバー離す。
なのですが、1回目はホース内の空気がキャリパー内に入らない様、
レバー握り、ニップル緩め、ニップル締めて、レバー離す。
の順番で・・・。
ウオッ!魚!ぎょっ!
抹茶っ茶。
これで分かりました。
程度は良くない。
これバラで買ってたら分からんと使ってるでしょう。
このブレーキ。今回 私で何人目?
例えば2人前の解体屋さんでホース外したまま雨ざらしだったかも。
でも想定内でした。
6
結局ブレーキマスターのラバーブーツが破れた所から雨水が侵入し、内部のピストン止めクリップなど錆サビでした。シリンダー内からも錆びがでてきました。
マスターオーバーホールか交換は今度考えるとして、掃除して組み付け。
マスターのバンジョーボルトの銅ワッシャーが段付きになっていたらサンドペーパーでなめらかに?基本的には交換です。今回は分解予定が有るので再使用します。
タンクにブレーキフルードを入れマスターのエア抜きを。
分解したら、コレしないと なかなか抜けてこない。
バンジョーボルトが一番高くなる様、ハンドルの角度変えて。
写真はラチェット使ってますがメガネで。
レバー握ってバンジョーボルトを120度ほど緩めてすぐ軽く締める。シリンダー内からエアーが少し出たはず。
5回6回でブチュッ。ブチュッ。とフルードが出て来ます。泡が無くなって音が無くなったら、バンジョーボルトの本締めします。締め過ぎ注意。銅ワッシャーがはみ出るまで締めないで。
今度はキャリパー側でエア抜きです。
ホース内の泡が無くなってたら今度は3回レバーをダブって握ってニップル緩め 締め、3回レバーをダブって握ってニップル緩め 締め、3回レバーをダブって握ってニップル緩め 締め。
もうブレーキレバーはパンパンになっています。
これまたニップルの締め過ぎに注意!ニップルは中空のパイプなので長いレンチならニップルは簡単に折れます。
工具を短く持ち、くっ!っと締めます。
7
タンクの窓の70%までフルードを足します。キャップのパッキンの蛇腹を広げて清掃し、蛇腹を縮めフラットにして被せます。キャップ乗せて皿ネジ締めます。
ブレーキクリーナーでニップル、バンジョーボルト、キャップ周りをきれいにします。
8
試乗ですが、ブレーキパッドとディスクが馴染んで無いのでブレーキのききが悪いです。レバーのタッチもフワフワしてイマイチです。
気を付けて試乗して各部フルード漏れ無いかチェックして引きずりチェックしてアクスルボルトやハンドルまわりの増し締めして終わりです。が、
数日後にバンジョーボルトの下側を手で触って濡れていないか見るためにもう一度拭きます。
やっと終わり〜。
ディスクブレーキの見た目と
フィーリングがめっちゃいい!
マスターや大径ディスクに変えたり。
まだまだ先が有りそうです。
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