【初DIY】エンジンオイル交換(鉱物油0w-20 -> 全合成5w-40)

■前置き
中古で購入後、初のエンジンオイル交換です。
初のDIYによるエンジンオイル交換です。
作業でいっぱいいっぱいで、写真を撮る余裕がなかったため、写真なしです。

中古購入時に中古車屋さんが車検整備の一環として交換してくれましたが、規格が0w-20。
成分は聞き忘れましたが、おそらく鉱物油。

後に他のアイオーナーさんから伺ったところ、三菱アイターボには0w-20は粘度は低すぎて(柔らかすぎて)、エンジン＆ターボにダメージを与えるのでNGとのこと。
夏場は5w-40、夏場以外は5w-30　の全合成油が良いと伺いました。

もう既に4月になり、あとは気温が上がるだけのため、5w-40に交換することにしました。

私の計画では、3か月毎の交換、10月の交換時にオイル規格＆オイルエレメントも切り替える作戦です。
毎週土日にしか乗らない、乗っても近場10km前後、2か月に1回は400kmの遠出、というシビアコンディションな乗り方なので3か月毎の交換サイクルにします。
4月～6月　5w-40　※5w-30でよかったかも　オイルエレメントも交換
7月～9月　5w-40　※MUST
10月～12月　5w-30　※オイルエレメントも交換
1月～3月　5w-30

近くのオートバックスに確認したところ、カストロールEGDE 5w-40が工賃込みで5,800円。
持ち込みオイルでも作業可能だが予約不可で工賃550円とのこと。
Amazonではオイル価格3,070円。
予約できるだけで+2,300円は高いと考え、DIYで交換することにしました。

■エンジンオイル交換DIY　購入品
１）エンジンオイル
カストロールEGDE 5w-40 全合成　4L
Amazonで購入　3,070円

２）オイルチェンジャー
toolsisland オイルチェンジャー 手動 容量6Ｌ
Amazonで購入　3,680円

３）オイルジョッキ
フルプラ ジェットオイラー ポリジョッキー 1L NO.210
Amazonで購入　297円

４）オイルウェス
SCOTT プロショップタオル ライトデューティ 60枚 ロールタイプ
Amazonで購入　550円

５）廃油処理パック
エーモン 新型ポイパック 4.5L 3個パック 8812
Amazonで購入　948円

「２）オイルチェンジャー」「３）オイルジョッキ」で合計4,000円
DIYで2回オイル交換を実施すれば元が取れる計算です。

■交換作業：旧エンジンオイルの吸い出し
作業でいっぱいいっぱいで、写真を撮る余裕がなかったため、写真なしです。

１）エンジンオイルを暖めて柔らかくする
ODBII読み出し50℃で十分吸い出せます

２）エンジンオイルキャップを外す
キャップを外しておいた方が吸い出しやすいです

３）オイルレベルゲージを抜く
ここで吸い出し前のオイル残量も確認しておきます。
レベルゲージ読み： 残量おおよそ8割

スペック上のエンジンオイル全量：3.7L　なので、
レベルゲージ読みから計算される残量は、
3.7L x 80% ＝ 2.96L ≒ 3L　となります。

４）オイルレベルゲージ穴にオイルチェンジャーのノズルを差し込む
奥まで差し込むと何か(オイルパン？)に当たる感触があり、それ以上差し込みできなくなります。

５）ポンプをシュポシュポして吸い出し開始
吸い出し途中でもシュポシュポして負圧を足します
オイルチェンジャーのタンクの溝1つが1Lです。

６）吸い出し完了
時間は10分ほどで吸い出し完了。

吸い出し量：オイルタンク目盛り読みで3Lちょうど
これは、吸い出し前のレベルゲージ読みから計算した残量3Lと一致します。
ちゃんと全量吸えたようです。

DIYでの初エンジンオイル交換にも拘わらず、ちゃんと全量吸えて感動しました。

■交換作業：新エンジンオイルの注入
１）レベルゲージを差し戻しておく

２）オイルジョッキで注入
まず、吸い出しと同一量 ＝ 今回は3Lを注入しました。
オイルジョッキ容量が1Lなので、3回に分けて注入です。

３）レベルゲージでオイル量を確認
上限値に対して80%ほどでした。
これも想定通りです。

４）レベルゲージ上限ぴったりになるよう微調整
エンジンを2～3分回す→注入を繰り返しました。
合計3.5L入りました。
スペック上の全量3.7Lに対して200ml不足ですが、まぁ、誤差の範囲でしょう。
残った新エンジンオイル約500mlは、継ぎ足し用に自宅屋内の物置で常温暗所保管します。

５）暖気して新エンジンオイルを循環させる
10分ほどアイドリングしました。

■交換作業：旧エンジンオイルの廃棄処理
廃油処理パックを使用しました
説明書ではオイル受け8Lを使うようですが、買い忘れたので、45Lのポリ袋(普段のゴミ出しに使用しているもの)の中に、廃油処理パックのビニールをセットし、さらにその中に廃油処理剤(おが屑がつまったパックと綿シート)を詰めました。
そこにオイルチェンジャーに溜まった旧エンジンオイルをドボドボと。
燃えるゴミとして出します。

■交換後の効果
ハッキリと分かるぐらい、エンジンの音が小さくなり、振動もかなり小さくなりした。
また、慣らし運転で高速道路を150kmほどを走ってきましたが、80km/h以上の速度領域で、アクセル開度に対する速度の伸びが軽くなり、滑らかになりました。
120km/hまで余裕で引っ張れます。

鉱物油0w-20のときは100km/hの段階で既にエンジン音＆振動が大きく「かなり無理してるかな」感があったのですが、それとの比較で、全合成5w-40ではエンジン音＆振動が小さく、「まだいけるな」感があります。

■交換作業　雑感
DIYによる初めてのエンジンオイル交換で、作業前はビビりまくっていました。
ですが、やってしまえば簡単な作業で、結果として30分ほどで完了できました。
慣らし運転でも異常無しでホッとしました。

オイルチェンジャーとオイルジョッキで初期投資4,000円が必要でしたが、DIYであれば作業工賃ゼロなので直ぐにペイできます。
かつ、自分の都合の良いときに交換できるがgoodですね。

次はオイルジャッキとジャッキスタンドを購入して、オイルフィルタ交換のDIY化にチャレンジします。