滅多に見ることのできないFORD GTに同乗させていただくことができたので、備忘録的にメモを残しておきます。

ドライバーはスーパー耐久の武井選手。
まず、このドア。座高が高いと、首切られそうな構造。

何しろ車高が低いので、ドアを閉める時に首を低くしてないと、マジで怖いです。
下の写真はいかに車高が低いのかを示すためだけに参考に載せています。
(Wikiによると全高は1125mmらしいです)
実際には頭の上に数センチは余裕がありました。
一番右端の大きなメーターがスピードメーターです。助手席からも覗けるようにここにあるのでしょうか(笑)。
5L超のエンジンにスーパーチャージャーがセットされての710馬力ですから、下からトルクもりもり系なのですが、レッドゾーンが6500prmからなので、大きな盛り上がりはなく、全域臨戦態勢という感じ。言い換えれば、余り加速感感じられないままに、とんでもない速度へ・・・。
最初、「あんま速くないな」と思っていたのですが、メーターがマイル表示なことに途中で気づいてからは、謙虚に助手席に座っていました。
で、これが、アメ車とは思えないコーナーリングマシン。パワーアップに合わせて、足はKW、タイヤもリア345/30R20と巨大化されているものの、とにかく良く曲がる。

車高も低く、ワイドトレッドで、キチンとV8が低いところ(青いのがヘッドです)にあることが体感できる、ゴーカートみたいなコーナリング。ポルシェが背が高い車に感じられます。この手の車で最近よくある、カーボンタブ系のがっちりした乗り味ではなくて、普通のちょっと剛性感高い車でほどよく足回りを固めた程度。
座った感じの狭さ加減は、「隣の人との距離が長いエリーゼ」。巨大なセンタートンネル(?)のおかげで、腕が触れあうことは絶対にありませんが、心地よい包まれ感。前方視界も若干上下方向狭いですが、問題なし。
エンジン自体は(マイル表示であの数字まで)軽々と加速させるという意味では十分なパワーだと思うのですが、盛り上がり感には欠けるところはNAと比べてはいけないか。(これにターボ追加している1000馬力バージョンがあるらしいですが、そっちはターボが効き始めると、4速でもホイールスピンだそうです。。。)
シフトも短めでさくさくと入り、パワステもついてて、ABS以外の電子制御もなく、何よりかっこいいので、かなり欲しいです。買ったらシートだけはバケットに交換ですね。まあ、そもそも売ってないけどw。
ジュネーブで出てた、新しいフォードGT、一躍気になる存在に昇格です。。。
(一部補足しました)
Posted at 2015/04/26 00:17:16 | |
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