華麗なるギャツビー

ようやく観た。

てか、なんすか、この映画。
酷くないすか？（主観）

10人観たら3人は僕と同じ感想だと思うです。
（結局マイノリティな感想かい（笑））

僕の中でアメリカ文学ベスト3は、「グレート・ギャツビー」「ライ麦畑でつかまえて」「アルジャーノンに花束を」なんすけど、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」の映像作品なので観たですよ。

まず、ギャツビー役のレオナルド・ディカプリオが可哀想す。

役合ってない（笑）

ギャツビー登場シーンで思わず目を覆ったです。
演出酷くないです？
あれじゃ、三文役者になっちゃうです。
レオナルド・ディカプリオ、罰ゲームやらされてます（笑）

あと、数々の乱痴気騒ぎシーン。
ド派手すぎて、かえってハリボテ感満載。

豪華絢爛を表現したんでしょうけど、尋常じゃないので、見入ることができないです。

豪華絢爛がチープ過ぎるです。

雑に作品内容紹介すると、まあ、人妻となった昔の恋人とギャツビーがよりを戻したいという不倫物語なんですけど、同じ不倫物語でトルストイのアンナ・カレーニナも映像化したら、こんな感じに安っぽくなっちゃうのかもと身震いしたです（笑）

とは言え、原作読んでない方が観たら、素直に受け入れられる映画かもですね。


映像美は言うに及ばず、物語のテンポも良いしレオ様の可愛い感じかつ可哀想なキャラクターの演技は愛おしいです。

原作の世界観を、作り手の解釈と表現で惜しみなく表現されているので、素敵な映画の部類に入ると思います。

お時間がありましたら是非！