リアハブボルト交換(ロング)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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フロントに続き、リアのハブボルトもロングに打ち替えることにしたです。
リアは5mmスペーサーを付けてましたが、フロントが予定外に10mm装着となった為、どうにも見た体のバランスが悪くて。
ハンドリングには影響無かったんですけどね。
自分の服装は気にしませんが、何故か車の見てくれは気にします(笑)
まあ、言うほどではないですけどね。
てことで、リアのドラムカバーを外します。
大概固着していて外れないと思いますが、強制的に外す為のサービスホール(赤丸)が2箇所ドラムカバーにあります。
ここに合うサイズのボルトを差し込んで締め上げていくと「ぱっこっん!」とかの音と共に外せます。
当然後輪は両輪外しますので、前提として
・前輪車停めセット必須
・ウマ掛け必須
・サイドブレーキ解除
が事前準備となるです。
サイドブレーキかけたままだとドラムカバーは外せません、、、てか、外せたりもしますが、うっかりするとドラムカバーをはめ直すことができなくなるので、注意ポイントです。
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ドラムカバー外したの図。
昨年シューは交換したので厚みタップリです。
てことで、ハブボルト抜く作業とロングハブボルト(+10mm)を差し込む作業開始なんですけど、フロントに比べるとリアの方が若干楽かもです。
ハブボルトを抜くのも差し込むのも作業するためのクリアランスがありますので。
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で、今回は秘密兵器を使ってみます。
「タイロッドエンドプーラー」
ユーチューブ見てたら、これ使ってハブボルト外してる方がいて、「おおっ、その手があったか!」と。
フロントはトンカチガンガン叩いて外しましたが、やってみよう、と。
まあ、トンカチガンガンでもハブボルト外しは全然できますけどね。
ただ、休日の穏やかな時間帯に、ご近所さんを顧みずガンガン音を撒き散らしているのも気が引けたですので。
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で、ロングハブボルトの圧入。
フロント同様に根本の凸凹をホール側に指先感覚で合わせたら、適当なワッシャーを2枚以上差し込んでからホイルナット(又はハブボルトに合う適当なナット)を締め上げていくです。
この場合、袋ナットだと奥まで届かないので、サイズの合う適当なナットがお勧めですかね。
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大体このくらいまでは直ぐに圧入できます。
で、圧入の仕上げなんですけど、、、
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ドラムカバーをはめ直してサイドブレーキを引き、ボルトにワッシャー&ホイールナット使って規程トルク以上で締め上げてきます。
なんならブレーキも誰かに踏んでおいてもらうのが良いかもです。
クルクル回っちゃってトルク掛けきれない可能性もありますので。
因みに「規程トルク以上」に関しては、規程トルクだとボルトの圧入完了前にトルクレンチのトルクが抜けてしまって、圧入しきれない可能性がある為です。
先ずは規程トルクでやってみるのが良いかもですね。それでも圧入しきれなかったら、トルク値上げての作業でも良いかもです。
尚、個人的にはこのドラムカバーして圧入やり切るをお勧めします。
理由としては次の写真の方法を僕は行ったですが、シューの位置をイタズラしてしまう可能性が無いのと、シュー位置をうっかり動かしてしまうと面倒くさい事(シュー位置調整)が発生するので。
ただ、注意点があるとすれば、圧入しきれてるかどうかは都度ドラムカバーを外して確認が必要なので、その点が面倒ではあります。
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僕が行った圧入のやり方です。
ドラムカバーは付けずに上の写真の状態で圧入しました。
普通にやるとブレーキが効いてないのでクルクル回っちゃうんですが、小型のラチェットを廻り止めのストッパーとして使って、圧入具合を目視確認しながらおこないました。
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アップ画像でボケボケですが解りますかね?
ボルトがあるので、ラチェットのグリップエンドをそこに引っ掛けてストッパーとしたです。
ちょっとコツがいりますが、かなりの力を掛けてトルクレンチを使えるのと、ドラムカバー付けないで圧入出来るので、圧入具合を都度目視出来て便利です。
ラチェットじゃなくても代替えできるかもですが、僕はラチェットしか使ってないので代替え品のお勧めはありません。
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付録ねたです。
恒例のお馬鹿劇場(笑)
ハブボルトの圧入はできたんですけど、ドラムカバーが嵌まらなくなったの図。
写真の通り、これ以上ドラムカバーが嵌め込みできなくなりました(笑)
どうもワシャワシャやってる時にシューの位置を動かして(広げて)しまったようです。
要はシューとドラムカバーが干渉するようになってしまったです。
こうなった時のリカバリ方法は、この整備手帳に記載すると、シュー位置調整手順を後からふり返りしづらくなるので、次回の整備手帳でご報告します。
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て、事でリアも10mmスペーサー装着したの図。
フロントとのタイヤ張り出し具合バランスが整いました。
※オーナーしか解らないかも(笑)
因みに、ハブボルト交換したら頻繁にナットの緩みがないかを確認した方が良いです。
僕は「何かの病気?」と客観的に思われてしまうぐらい、少し走ってはチェックするを繰り返し行いました。
割と増し締めできるというか、微妙な緩みというかが確認できますので。
ある程度繰り返し確認すると、ハブボルトが馴染むのか、やがて緩みが出ない様になります。
僕的には、、、
・最初は規程トルクより気持ち高めで締める
・以降の確認は規程トルクで確認する
でチェックを行いました。
規程トルク以上で締めても、その後の規程トルクチェックで増し締めできたりしますので、ハブボルトが馴染むまでは「何かの病気」的に確認するのをお勧めしますです。
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