防犯対策付き カーボンボンネット取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ミニにカーボンボンネットを付けたくなり、探したところ、ミニデルタならすぐに入手できるようなので、電話で問い合わせると、下記状況だった。
・裏骨付きカーボンボンネット:58000円 在庫アリ
・骨なしカーボンボンネット:42000円 納期1か月
骨なしの方が軽いが、待つのが大嫌いな私は迷わず在庫アリの骨付きを選択。
ミニデルタは近所なので、ダブルシックスで直接引き取りに行った。
2
組付け前に重量計測。
ノーマル6.06Kgに対して2.07Kgと約4Kgほど軽量だった。
カーボンボンネットと言ってもウエットカーボンだし、しっかりとした裏骨が付いているのでそこそこ重い。。
ま、4Kg軽くなればいいか。
3
とりあえず、クリアを3回吹いて、#2000の耐水ペーパーで磨いてから、超微粒子コンパウンド3M ハード2で研磨。
そんなに時間をかけずに、まずまずの仕上げで良しとした。
余談だが、このハード2は30年ほど前に購入したもの。
当時、今は無き「NAVI」誌で絶賛されていたので購入した。
4
ボンネットの固定方法は、前側は迷わずスプリングフックに決定したが、後ろ側はボンピンにするかノーマルヒンジで固定にするか少し考えたが、ノーマルヒンジに決定。
ボンピンのほうが格好いいが、ちょっとエンジンルームを見たいだけでいちいちボンネットを取り外すのは面倒くさいというのが理由。
外したボンネットを置く場所にも困るし。(軽いと風で飛ばされるし)
かといって、ノーマルヒンジに普通に固定したら重整備の際に取り外すのが面倒くさいので、蝶ナットにして手締めで固定することにした。
軽いのでレンチでがっしり固定しなくても、手締めで十分。
しかし、ノーマルヒンジ部のボルトの規格UNF 1/4-28の蝶ナットがどこにも無い。。
ナニワネジに聞いたが取り寄せも出来ず、唯一海外から100個単位なら購入できるルートがあったが、100個もいらないので、少し考えた結果、UNF 1/4-28の蝶ナットを自作することにした。
5
私は困ったらなんでも溶接で解決しようとする溶接脳なので、元々ボンネットを固定していたナットに、少し径の大きいM8の蝶ナットを溶接し、無理やりUNF 1/4-28の蝶ナットとした。
6
大きめのワッシャーを当てて、カーボンボンネットを蝶ナットで手締め固定。
今後、2穴の1枚板(鉄)をワッシャーの代わりにする予定。
7
ボンネット側のフックは、裏にワッシャーを当て、4mmのリベットで固定。
8
スプリングフックの固定は、現物合わせで位置を決め、穴を開け、ダブルナットで固定。
この際、グリルのプレートの一部が干渉したので、エアグラインダーでグリルの干渉する部分をカットした。
画像では分かりにくいが、スプリングフックの固定部に沿って、グリルを丸くカットしている。
9
最後に、カーボンボンネットの先端の下側に、ホームセンターで切り売りしているシール付きゴムシートを緩衝材として貼った。
これで、通常は取り付け完了なのだが、、、
この状態では誰でもボンネットを開けられるので、盗難?&いたずら防止をすることにした。
元々ミニ1000はグリル内のレバーを操作すれば誰でも開けられるのだが、それはミニの知識がある人に限られる。
スプリングフックだと、ミニの知識がない人でも簡単にボンネットを開けられるので、対策することにした。
10
1.2mm径のワイヤーケーブルとその固定用のスリーブを用意。
ボンネット側のフックの先端付近に1.5mmの穴を開ける。
11
ワイヤーを通して、短い長さで両端を輪っかにする。
12
スプリングフックをボンネット側のフックに引っ掛ける際、片側のワイヤーを通し、両端のワイヤーを南京錠でロックする。
ロックするのは片側でいいので、助手席側をロック。
まぁ、ワイヤーを切られたら仕方ないとして、簡単に外せなければ良しとする。
と言っても、1.2mm径のワイヤーケーブルは、普通のニッパーでは切れない。
大型のゴツいニッパーか、ワイヤーカッターとか使わないと切れないので、まずまず防犯にはなるかな。
13
使った南京錠はこれ。
大型ホームセンターに置いてある南京錠で最小サイズで、軽量で、何といっても色がヘアライン仕上げのアルミって感じに鈍く光るシルバーなのが良い。
タイタニウム(特殊アルミニウム合金)で出来ていて、同じ大きさの通常の南京錠より30%軽量とのこと。
14
完成。
事前に聞いていなければ、助手席側のスプリングフックが南京錠でロックされているのに気づかないんじゃないかと思う。
15
がっしりした裏骨付きなので、しっかりしており、ノーマルヒンジ留めなので、ボンネットを開けて、突っ立て棒(船釣り用の釣竿の穂先部分を流用した50cmくらいのグラスファイバーの棒)をはめるとノーマルボンネットのように使える。
いざ、ボンネットを取り外したいときは、工具不要で、蝶ナットを緩めれば2分~3分で取り外せる。
16
おまけ
これで屋根とボンネットが黒になった。
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