サブコン始めました
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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1年半ぐらい掛けてオイル添加剤や燃料添加剤を使って、衰えていたエンジンの往年の性能を取り戻してきましたが、やはり「もう少しパワーが欲しいな」と。
ここまで来るといよいよ手を出したくなるのがサブコンやスロコン。古いワゴンRで使える商品となると、ジェイロードが販売するシエクルMINICON、シエクルATブースター辺りにたどり着きます。
メーカーにそれぞれの商品の効用の違いを問い合わせたところ「MINICONは出力は上がるが変化量は小さい、ATブースターは出力は変わらないが変化量は大きい」とのこと。
悩んだ末、まずは出力を上げられるMINICONを購入することにしました。他に車内への配線引き込みのための延長ハーネスも併せて購入しました。
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中身はこんな感じです。オプションの延長ハーネスは2mの長さがあります。
取り付けにあたって悩んだのがエンジンルームから車内への配線の引き込みをどうするか。エンジンルーム内にMINICONを設置することも出来ますが、夏場のエンジンルームの熱がMINICONに与える影響を考えるとやはり車内にMINICONを設置したいと思い色々と調べてみました。
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とあるサイトで紹介されていたのが、エンジンルームから配線を引き込んでいるグロメット部分にカッターで切り込みを入れて配線を通す方法でした。
この方法であれば比較的簡単に出来そうなのと、電源を必要としないMINICONの設置位置を助手席側に設けるにも好都合で、この方法でいくことにしました。
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作業を始めるにあたって、まずはバッテリーのマイナス端子を外します。
このままECU内部に溜まった電気が自然放電するまで30分程待ちます。
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放電を待っている間に既存のケーブルを傷つけないようグロメットにカッターナイフで切り込みを入れていきます。
グロメットの材質が柔らかいのでわりと簡単に切り込みが入りました。
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MINICONに接続するためのハーネスには保護用のスパイラルチューブを巻き付けておきます。
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グロメットに入れた切り込みからハーネスを通すことが出来ました。
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MINICONは助手席の足元の上方に両面テープで貼り付けました。この位置なら邪魔にならず、スイッチの切り替えも簡単です。しかも標準のハーネスで長さが足りたので延長ハーネスを使用せずに済みました。
使用しなかった延長ハーネスは将来ATブースターを取り付ける際に使用出来るので保管しておきます。
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助手席に座った人の足で配線を引っかけないよう、たるんだ配線をクリップで留めておきます。
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いよいよ圧力センサーにハーネスを取り付けます。ところがセンサーに取り付けられたカプラーを外そうとしても、なかなか外れません。いろんな箇所を押したり引いたりしながらようやく外すことが出来ました。😅
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外したカプラーにMINICONに繋がるカプラーを取り付けて、センサーにはMINICONのもう一つのカプラーを付けて配線は完了。電源も要らずとても簡単♪
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片側のカプラーがぶらぶらした状態なので、振動で外れないようにビニールテープを巻いて補強しておきます。
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最後にグロメットの切り込みから雨水などが入らない様に、空調用のパテで埋めておきます。
これでようやく取り付け作業が完了です。
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さて肝心のサブコンの導入効果ですが、MINICONにはモード1とモード2の2種類の設定があり、メーカーの説明書では、
モード1→圧力センサー車NA用セッティング。常用領域の軽さを感じるようにセッティング。軽自動車で約2馬力の出力アップになります。
モード2→1データを基準に乾いた排気音とエンジンの鋭さの違いが出ます。トルクが抜ける場合は1と比較して使用して下さい。
となっていますが、2の「乾いた排気音」や「エンジンの鋭さ」が走行にどれぐらい影響があるのかよく分からない。
実際に私が走ってみての感想ですが、
モード1→発進から低速域の加速でトルクアップを感じる。中速以上では若干アクセルが軽く感じる程度で変化は2より少ない。
モード2→中速域で軽くアクセルを踏んだだけでスーッと前に出ていくようにエンジンが吹き上がるので1より効果が分かりやすい。逆に低速域のトルク感は1より少ない。
でした。つまりモード1は発進~低速域、モード2は中速域〜においての出力アップが図られているように思います。(あくまでも個人的な感想です)
私は発進~低速域のトルクが欲しかったので普段の運転はモード1を使うことにしました。今までは発進からのエンジンの吹き上がりに多少もたつき感がありましたが、吹き上がりがスムーズになり、1速→2速に気持ちよく繋がるようになりました。坂道発進でも加速が良くなり大満足です。
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2023年1月にO2センサーを新品に交換したところアクセルフィーリングが変わりました。
それまではモード1にしていましたが、O2センサー交換後、何故か加速が鈍くなってしまいました。しかしモード2にしたところ加速の鋭さが戻り、まさにメーカーの説明書通りになりました。
どうやらクルマの状態によってメーカーのセッティング通りにいかないことがあるようです。恐らくO2センサー交換前はモード1の方がセンサーの劣化によって燃調が適度に合っていたようです。
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