ハンドルレバーガード取付（後編）

ハンドルバーの端部に固定する部分を組み立てる。
左から順にガードバー本体、バーエンドウェイト、スペーサー、コレット、エキスパンダー、ナット。
バーエンドウェイトはスチール製でずっしりと重い。
これらを皿頭ボルトで貫通して仮止めする。

コレットは外径が16mmのものと17mmのものが同梱されていて、ハンドルバーの内径の個体差に合わせて選択する。
うちのムルティストラーダには17mmは入らず、16mmがぴったりだった。
工具は4mm六角棒レンチ。

ハンドルレバーの根本付近でハンドルバーに挟んで固定する部分を組み立てる。
クランプコネクターという棒状の部品を六角穴つきボタンボルトで仮止めする。
工具は4mm六角棒レンチ。

ハンドルバーの端部にコレットを差し込んで仮止め。
角度はレバーの動作平面と平行になるぐらいがちょうどいいだろうか。

クランプコネクターにクランプサドルを組みつけて、ハンドルバーに固定する。
クランプサドルは上下分割の部品で、クランプバーとハンドルバーを同時に挟んで留める。

取付角度が決まったら本締めして完了。

さすがに専用設計だけあって周りの部品に干渉することはもちろんないし、ウインカーが隠れることもない。

無骨な外観になるかと思ったけれど、思いの外目立たない。
走ってみると、スチール製のバーエンドウェイトとガードバー本体の重さのせいか、エンジンが2000rpm弱のときに共振するようになってしまったようで、手に伝わる振動が大きく、純正ミラーの像がぶれるようになった。
2000rpm弱は実用回転域より低く、発進時にそれを感じる程度でさして問題ではない。
バーエンドウェイトがなかったら、共振する回転域がもうちょっと高くなって、巡航中に共振していたかもしれないな。

さて、車検までには割れてしまったウインカーを直さなくてはね。