姫路ツーリング　その4

ちょうどお昼時になったので、大手前通りを歩いて姫路駅の地下街までやってきた。

今日のお昼は姫路風たこ焼き。
出汁に浸けて食べる明石焼き（明石でいうところの玉子焼き）のようだけど、ソースも付けて食べるのが姫路風らしい。

板に並べられたたこ焼きに、テーブルに置かれたソース缶から刷毛でソースを塗って食べる。
淡い味の明石焼きに甘辛ソースでパンチを効かせる感じかな。
余談だけど、初めて明石焼きを食べたのは、中国道のどこかのサービスエリアだった。
発泡スチロールの椀に出汁が満たされ、たこ焼きが2つ、どぶ漬けされた状態で渡された。
席まで持って歩く間に、出汁をたっぷり吸ったたこ焼きがぐずぐずになって、箸でつかめない状態になっていた。
たこ焼きの失敗作か？と疑ったものである。
ちゃんとした明石焼きは、出汁とは別に盛られて出されると知ったのはそれから何年も後のことだった。

さて、わたしの腹が粉もん一皿で満たされるわけがない。
次に向かったのは山陽百貨店の地下に店を構える「一貫楼」。

神戸に本店がある点心のお店で、神戸の友人が豚まんとシュウマイを勧めるので試してみることにした。
豚まんは、551の蓬莱よりはあっさりな感じで飽きずに食べられる。
手が油っこくならないのもいいね。

シュウマイはコンディションさえよければ美味かったかもしれないけれど、蒸してからプラスチックパックに入れて長く置かれていたせいか、下半分がふやけてしまっていた。
それでも、横浜名物の某シュウマイよりはぷりっとジューシーで、おいしくいただけた。