大山ハイキング その2
投稿日 : 2015年10月07日
1
4合目付近で出迎えてくれたのは、たわわに実を付けたナナカマド。
2
11:10ごろ、6合目避難小屋に到着。
この距離から眺める北壁はいっそう険しくみえる。
ここから背の高いブナの木が減り、視界が開けるところも多くなる。
3
わたしのペースに合わせてもらって休み休み歩き、11:50ごろにようやく8合目の木道に到達した。
ここからは勾配も緩くなり、板の上を自分の歩幅で歩けるから楽だ。
木道の脇にはダイセンキャラボクの純林が広がる。
昔の記憶とだいぶ違うなあ。
もっと荒涼としていて、木道もなかった気がするな。
4
初めはなかなか実を付けた株を見つけられなかったが、9合目を過ぎたあたりからぽつりぽつりと赤い実をみつけられるようになり、山頂付近に近づくにつれてその数が増えていく。
5
いやー、よかったよかった。
まだ時期が早かったかとがっかりするところだった。
これで今回の目的のひとつは達成できた。
6
12:15ごろ、予定通りに山頂避難小屋に到着。
遠方には米子から境港へ延びる弓ヶ浜が見える。
うっすらと中海の一部も見えるが、子供のころの記憶では、島根半島まで見渡せるほど空気が澄んでいて地図の通りの海岸線を見下ろせたことに感動を覚えたっけな。
朝の笠雲は消え去ったが、西から吹く風が強くて山の斜面を上がる風がときおり雲を作り出す。
爆弾低気圧が通り過ぎたおかげで空気中の塵が洗い流されて、子供のころに見た景色に再会できるかと期待したが、さすがにそこまで都合よくはいかなかったか。
避難小屋の周りは昔に比べるとずいぶんと緑が回復したようだ。
中学校の遠足では6クラス、およそ200人がここで昼食をとったはずだが、草の生えていない広場に思い思いにレジャーシートを敷いて座っていたっけな。
7
じっとしていると寒いので、持ってきた石を石置き場に置いて避難小屋で昼食をとることにした。
8
避難小屋の中はトイレに並ぶ人で大盛況。
わたしたちは1階の板の間に上がって弁当を広げた。
今日の弁当は前日に桝水高原で買ってきた「大山おこわ」。
大山で採れたという栗や山菜、地元の米を使った郷土料理である。
残念ながら、写真を撮り忘れた。
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