皆子山ハイキング1
投稿日 : 2013年11月18日
1
本日は諸般の事情によりアルトで出動。
6:50にR367沿いの「平」バス停そばにある駐車スペースにアルトをデポして歩き始めた。
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安曇川の対岸にある「正教院」という寺の山門脇から山へ入る。
山門の前は少し広くなっているから、1人だったらバイクでここまで来て、広場の隅っこの方に停めてもいいかもしれないな。
3
寺の裏手で墓地の脇を過ぎると初っぱなから急な斜面を登る。
うっそうとした杉林と墓地のおかげで、夜明け前から歩き始めたら薄気味悪いこと請け合いだ。
杉の葉が積もって踏み跡はあまりはっきりしないが、真っ直ぐ高いところを目指して歩けば道に迷うことはないだろう。
想像するに、もともとは杉林の手入れのために森林公社の作業員が歩いていた道だったものが、登山者に利用されるようになったのかもしれないな。
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ひたすら急勾配を登り続けて30分、早くもへとへとになりつつある。
「ピャー!」と鹿の警戒音に驚かされて顔を上げれば、立派な角の雄鹿が森の奥へ消えていった。
尾根の両脇からは小さな沢のせせらぎが聞こえる。
見下ろせば日本庭園のような光景。
いや、日本庭園がこの景色を目指して作られると言うべきか。
5
小一時間ほどあるいてようやく視界が開け、勾配がすこし緩くなってきた。
杉林を抜けるとブナやミズナラの林が色づいていた。
6
やはり踏み跡ははっきりしないが藪に阻まれることもなく歩きやすい。
ただただ尾根に沿って高い方へと足を進めるだけで良い。
途中でアップダウンもあるけれど、“馬の背”から外れなければ間違いない。
とはいえ、地図を持って歩くことは重要だ。
自分の位置をときどき把握しておくことで、目的地までの所要時間を推定できるし、先々の勾配を予測してモチベーションをコントロールすることができる。
そろそろ山頂から西の、名前のない940mのピークに着くころかといったところで、尾根道を倒木が遮る。
折れ口は新しいから、きっと台風18号でなぎ倒されたのだろうなあ。
こんなふうに倒木を迂回する箇所がこの先に3箇所ぐらいあった。
7
8:40、南の寺谷から登ってくるルートと合流。
山頂まであとすこし。
おはようアセビたん。来春、花が開いた頃にまた会えるかな。
ここまで来るともう紅葉はほとんど落葉している。
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8:45、山頂に到着。
じっとしていると汗が冷えて寒い。
今日は暖かいと見込んで肌着に木綿のTシャツを着てきてしまったのは失敗だったな。
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