富山 鉄道旅 その1
投稿日 : 2015年09月15日
1
滋賀を出たのは9月12日土曜日、14:56米原発、金沢行きの特急「しらさぎ9号」で一路、北陸へ。
在来線の特急「はくたか」で使われていた681系が北陸新幹線開業とともに「しらさぎ」に転用されたもので、車内販売も自販機もない。
おまけにモバイルコンセントすらなくなった。
特急で行く北陸の旅がつまらなくなってしまったなあ。
2
金沢からは17:03発、富山行きの新幹線「つるぎ」718号で富山まで。
北陸新幹線には「かがやき」「はくたか」「つるぎ」があるが、「つるぎ」は金沢-新富岡-富山の短い区間を往復し、「シャトルタイプ」と呼ばれているらしい。
北陸新幹線が開業する前は富山まで運行されていた特急「しらさぎ」や特急「サンダーバード」を金沢止まりにして、金沢−富山を新幹線に振り替えるということらしい。
これまでは大阪や名古屋から乗り換えなしで富山まで行けたのに、今では金沢で乗り換え、しかも新幹線改札口を通らなければならない。
北陸新幹線は、関西方面からの利用者にとってはちっともうれしくない存在である。
でも車両の前面形状は、500系新幹線以来のイケメンだ。
カラーリングは過去最高の出来ではないだろうか。
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17:26に富山に着いて、ひとまず駅前の富山地鉄ホテルにチェックイン。
せっかく地鉄を乗りつぶすのだから、電鉄富山駅の駅ビルホテルに泊まらなくてはね。
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で、夕飯は富山の名物ラーメン「富山ブラック」。
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しょっぺー!
アルデンテに茹でられた太麺は噛み応えが楽しいが、しょっぱいスープが主張しすぎ。
チャーシューにふりかけられた粗挽き胡椒がカリッとさわやかな辛味のアクセントを見せるが、しょっぱいスープが主張しすぎ。
一口だけスープをすすってみると、昆布だしだか、鰹だしだか、海産物系の旨味も感じるが、しょっぱいスープが主張しすぎ。
なんかもう、なにもかも台無し。
まるで、わたしが作って塩加減を失敗した料理のようなしょっぱさに幻滅した。
真っ黒スープで味の濃いラーメンと聞いて、常滑の「競艇ラーメン」や「常滑チャーシュー」のような“クセになる濃い味”を期待していたところへ、ガツンと予期せぬ一発を食らって頭の周りをちかちかとホタルイカが踊っている。
その晩は夜中まで喉が渇いて、まいった。
6
翌朝、天気が小康状態になるまでホテルでゴロゴロ過ごし、乗りつぶし旅スタート。
まずは、 不二越・上滝線で 岩峅寺まで。
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地鉄の鉄道駅は侘び寂びのある駅が多くていいねえ。
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寺田経由で電鉄富山に戻って路面電車の乗りつぶし。
4種類ある車両の全部の形式に乗って全線を巡った。
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