大汝山登山 その2
投稿日 : 2015年09月17日
1
顔を上げれば、くねくねと急勾配を登る遊歩道。
本日最初の試練だ。
この勾配が標高2,700mの一ノ越まで続く。
2
9:20ごろ、一ノ越に到着。
3
ここからがきつい。ちょーきつい。
コンクリートの遊歩道もなくなって、酒樽ぐらいの岩がゴロゴロしてる。
4
10:00ごろ、標高2,900m付近にやってきた。
雄山の山小屋がだいぶ近くに見えるようになったが、ここからがさらにきつい。でらきつい!
気温は10℃ぐらいか。
冷たい風が吹き付けるようになってきたのでウィンドブレーカーを着こむ。
大岩の間を縫って急勾配を登るようになってくると、トレッキングポールは邪魔になる。
ポールはリュックにしまって、岩に手をつき四つん這いになるような格好でよじ登る。
視界に映るは灰色の岩と砂ばかり。
脳内シアターで、田中陽季が緑いっぱいの馬の背をツッタカツッタカ走っている映像を流して気分を上げていくが、なんだか軽い立ちくらみのように平衡感覚が狂う。
岩に腰を下ろすと震度1ぐらいの揺れを錯覚して、岩がぐらついてるんじゃないかと怖くなる。
やっぱり空気が薄いのか。
黒雲母が少なめの花崗岩が強い日差しを反射して目がちかちかする。
高山ではサングラスも欲しいかなあ。
ときどき足を休めて景色を見渡すと、そのたびに下界が少しずつ遠くなる。
もうこんなところに登ってきたのか、とモチベーションが回復する。
5
10:20ごろ、標高3,003m、雄山に到着。
6
南の雲の上には、にょっきり槍ヶ岳。
7
南東の雲の上にはプッチンプリン。
そのうちぷっちんしに行ってやるからな。
8
黒部湖を挟んで向かい側、長野県との県境に並ぶ鳴沢岳や赤沢岳といった2,600m級の峰を見下ろしながらお弁当ターイム。
ばりうめー!!これまで食べてきたますの寿司の中で一番うめー!
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